著者 : サン=テグジュペリ
どうぞ、王子さまの魔法にかかってくださいーー シルヴァスタイン作の絵本『ぼくを探しに』の翻訳などで知られる作家・倉橋由美子の名訳が光る、世界に愛される物語。 『星の王子さま』の著者・サン=テグジュペリによる愛らしいイラストは、カラーで掲載。ルビも増量し、読みやすい体裁でお子さまにもオススメです。美しい特別装丁版となっていますので、贈りものにもぜひどうぞ。作家の小川糸さんは、本書の解説で「もしも無人島に一冊だけ本を持っていくとしたら、私は迷わず『星の王子さま』をリュックに入れようと決めている」と綴られています。読む度に味わい深く、新しい気づきをもたらしてくれる名作です。 「ねえ、お願い……羊の絵を描いて」不時着した砂漠で私に声をかけていたのは、別の星からやってきた王子さまだった。王子さまとやりとりを重ねるうちに、私の胸に去来したものとはーー。1943年の刊行以来、世界中を魅了し続けている名作。 解説・古屋美登里、小川糸 誉れ高い美しい名訳をぜひ味わってみてください。
ドイツ軍の電撃的侵攻の前に敗走を重ね、機能不全に陥ったフランス軍。危険だがもはや無益な偵察飛行任務を命じられた「私」は、路上に溢れる避難民を眼下に目撃し、高空での肉体的苦痛や対空砲火に晒されるうち、人間と文明への“信条”を抱くに至る。著者の実体験に基づく小説。
「ほんとうにたいせつなものは目にみえない」 映画「あん」の原作者が訳す、永遠の名作。 ドリアン助川さんが撮影した、「星の王子さまとサン=テグジュペリ像」ほか、撮りおろし写真も掲載! 原文には忠実に、しかしまったく新しい冒険心をもって『星の王子さま』を全訳しました。 サン=テグジュペリ生誕の地リヨンや、彼が撃墜されたマルセイユ沖の海を訪れた旅の記録。また、母親に宛てた最後の手紙の全訳など、訳者あとがきも大充実です。ぜひ、ご覧になって下さい。 ドリアン助川