著者 : シェリ・ホワイトフェザー
顔と名前は変わっても、 あなたへの愛だけは、今も変わらないーー。 コルト・レインツリーが代理母を求めているーー 噂を聞いたメラニーは、勇気を振り絞って彼に電話をし、 面会をとりつけた。これでやっと、恩返しができる……。 昔、“がり勉ガーティ”と呼ばれ、仲間外れにされていた私に、 ただ一人やさしくしてくれた、初恋の男性コルト。 住む場所は離れても、恋心が消えることはなかった。 数年前、事故に遭った私は手術で顔が変わり、名前も変えた。 会っても、コルトは“がり勉ガーティ”とはわからないはず。 それどころか私の存在さえ忘れていても、構わない。 妻と娘を亡くし絶望に沈む彼に、子供を授けてあげたい……。 大人気テーマ“代理母もの”です。まるで別人になったヒロインの恋心を知る由もないヒーローは、なぜこんな美女が応募してきたのか不思議でなりません。代理母に恋するのは御法度と自分を戒めたのに、ある夜情熱を交わしてしまった彼女はバージンでーー?!
たった一度だけ腕に抱いたわが子の面影は、 18年経っても消えなかった。 ヴィクトリアにはどうしても会いたい少女がいた。 16歳で妊娠し、養子に出さざるをえなかった実の娘だ。 出産後、養子斡旋業者に託す前に一度だけ腕に抱いたのが最後だった。 その切なく悲しかった瞬間とともにいつも思い出されるのは、 娘の父親で高校時代の恋人だったライアンのこと。 出産の日が来たら、私たちの子を一緒に迎え、一緒に送り出そうと 約束してあったのに、彼は電話にも出ず、ついぞ姿を現さなかった……。 今、ヴィクトリアは18歳になった娘とどうにか再会を果たし、 胸がはち切れそうなほどの感謝と感激に包まれていた。 しかし、娘が実の父親にも会いたいと言いだしーー 最も大切な約束を破られ、途方に暮れた16歳のヒロインは町を出て、その後一度もヒーローと顔を合わせることはありませんでした。そんな彼と再会するのは、過去の傷をもう一度なぞるに等しくとても勇気が必要で……。すれ違った恋人たちと娘の再会を描いた感動作!
愛を嫌悪する億万長者との結婚ーー その行く末は……? 「養子にしたい5歳の男の子がいるから、ぼくと結婚してくれ」 高校時代からの親友マックスの申し出に、リジーは茫然とした。 マックスは高校卒業後に事業で大成功して巨万の富を築いた、 思わずため息が出るほどハンサムな独身貴族の男性だ。 旅先の南太平洋に浮かぶ島の施設で出会った孤児の男の子に絆を感じ、 養父母を懸命に探したが、誰も見つからないという。 だからといって、親友のわたしと形だけの結婚式を挙げて、 首尾よく養子にできたら、すぐに離婚する計画を立てるなんて……。 そのとき、リジーは気づいてしまった。 長年の友情を壊したくなくて必死に抑えこんでいた彼への愛に。 高校時代からの親友マックスに頼みこまれ、彼との形だけの結婚を承諾してしまったリジー。やっと自覚したマックスへの愛を隠したまま彼の広大な屋敷で豪華な結婚式をしたあと、初夜を迎え……。本作は『ボスと秘書の禁断の恋』の関連作になっています。
南国の楽園で燃えあがった情熱の炎が、 おなかに新たな命をもたらした! キャロルは、不動産業界に君臨する億万長者ジェイクの秘書。 自家用機で世界中を飛び回るボスに、密かな憧れを抱いている。 ある日、彼女はジェイクから信じられない命令を突きつけられた。 「今度の週末、パーティーに同行して恋人役を演じてくれ」 まあ、大変! 地味な私にボスの恋人役が務まるはずないわ。 けれど、魅力の塊のような彼の命令を断ることなどできず、 出席したカップルだけの官能的なダンスパーティー。 ジェイクの熱い瞳と誘惑的な動きに導かれ、ビーチへ向かった彼女は 荒々しく彼に唇を奪われ、夢のような夜を過ごした。 だが、やがてキャロルは重大な事態に直面する。妊娠したのだ。 長らく刊行が待ち望まれていたシェリ・ホワイトフェザーの新作をお届けします。エキゾチックな南の島で、とびきりセクシーなボスの誘惑に抗えず、ベッドをともにした秘書ヒロイン。やがて予期せぬ妊娠に気づきますが、ボスは結婚や家庭を嫌悪する男性で……。