小説むすび | 著者 : シュカートゆう子

著者 : シュカートゆう子

運命の夜に運命の夜に

エマ・ダーシー&ミランダ・リー姉妹が、 共にお気に入りと推した貴重な名作! 子供が欲しい! 結婚なんてしなくても、赤ちゃんは産めるわ。 幼いころ父親に捨てられたマディーの辞書に“結婚”の文字はない。 親友の赤ん坊を抱くうち母性が急に目覚めても、それは変わらなかった。 ただ、子供を授けてくれる男性が必要だし、誰でもいいわけじゃない。 英国貴族で金融会社の重役マイルズと再会したのは、そんなときだった。 昨年のパーティで出逢い、強く惹かれるものを感じていた。 優秀な頭脳と、女性を蕩けさせるルックス、そして高貴な生まれ……。 愛は望めなくても、マイルズは子供の父親としては理想の男性だ。 けれども問題は、昨年マディーは勇気を出して彼を誘ったのに、 その誘いを丁寧な、しかし見下すような口調で拒まれたことだった! 本作はミランダ・リー自身が最もお気に入りとし、姉のエマ・ダーシーも太鼓判を押した作品です! ミランダは、この物語を書くことを純粋に楽しめたのは、ヒロインが強く、自分の欲しいものをわかっていて、それを追求する現代的な女性だからと語っていました。

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