著者 : スタール夫人
コリーヌ あるいはイタリアコリーヌ あるいはイタリア
桂冠詩人コリーヌは、恋人の英国軍人オズワルドとともに、ローマ、ナポリ、遠くヴェネツィアまでも旅する。古代ローマを懐に抱くイタリアの恋物語。硬直した社会と祖国への義務に阻まれ、揺れ動く恋と苦悩を描く傑作小説。
三つの物語三つの物語
ナポレオンとの政治的対立から追放されながら、個人の自由と寛容を重んじ、政治的リベラリズムを貫き通したスタール夫人ー奴隷制度廃止宣言の翌年に刊行された、三角貿易の拠点セネガル、アンティル諸島、ル・アーヴルを舞台にした3人のヒロインたちによる「愛と死」の理想を描く中編小説集。本邦初訳。
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