著者 : デイヴィッド・L.ロビンズ
クルスク大戦車戦(上巻)クルスク大戦車戦(上巻)
1943年7月、ヒトラーは最後の賭けに出たー。中央ロシア平原クルスクの陥落を狙って“ツィタデレ”作戦の実施を決断。最新鋭のティーガー6号戦車を続々と前線に集結させていた。そのうちの10輛は“アドルフ・ヒトラー”師団のべガ大尉が指揮していた。彼は先のレニングラード包囲戦で重症を負い、今回の任務には強硬な決意で臨んでいた。史上最大の激烈な戦車戦を描いた巨編。
クルスク大戦車戦(下巻)クルスク大戦車戦(下巻)
クルスクをめぐる死闘のため、ソ連軍は3000輛以上のT-34戦車を準備していた。その一台に搭乗するのが、老コサック人操縦手ディミトリイと息子で戦車長のワレンティーンだった。さらにディミトリイの娘も、女性だけで編成された夜間爆撃飛行隊“夜の魔女”の操縦士だった。そしていよいよ戦闘の火蓋は切られた。ドイツ兵80万人、迎え撃つソ連兵150万人が歴史と名誉をかけて衝突する。
焦熱の裁き焦熱の裁き
混血の女児は生まれた10分後に息を引き取り、教会の墓地に埋葬された。だが、“純血”に固執する白人の教会執事たちの意向で掘り出され、別の墓地へ送られてしまう。その夜、教会は猛火に包まれ、現場にいた黒人の父親イライジャが拘束される。さらに焼け跡からは、保安官の娘の焼死体が発見された…。怒りと哀しみの充満する町で救済を求める者たちの真実を追う感動のリーガル巨編。
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