著者 : ドナルド・E・ウェストレイク
平和を愛したスパイ平和を愛したスパイ
敵を欺き、罠を躱せ。冷戦下のニューヨークで繰り広げられる〈ゆっくりスパイ劇〉! 「どこを読んでも面白さ文句なし!」『New York Times』書評より。 平和を愛したスパイ 訳者あとがき 解説 小野家由佳
さらば、シェヘラザードさらば、シェヘラザード
「厖大なウェストレイク作品の中にかなり変な作品があるらしい」 「ミステリではなく普通小説、いやポルノ小説、しかもメタフィクション!?」 ……謎が謎を呼ぶ、伝説の作品がついに登場! 〈悪党パーカー〉シリーズや数々のコメディ・ミステリで知られる 巨匠ウェストレイクによる爆笑の半自伝的実験小説。 〈ウェストレイク全作品の中でも大傑作に属する、私小説にしてメタメタフィクション!〉若島正 ポルノ小説のゴーストライター、エド・トップリスの苦悩は、締切が近づいてもまったく書けないこと。いざ書き始めても、自身の生活や夫婦間問題のあれこれが紛れ込んで物語はなかなか進まない(そして小説は延々と1章25ページが繰り返される!)。ある日、書きかけの原稿が原因でエドは思いもよらないトラブルに巻き込まれることになる……リチャード・スターク名義の〈悪党パーカー〉シリーズや〈泥棒ドートマンダー〉シリーズでおなじみのコメディ・ミステリの巨匠ウェストレイクによる、仕掛けに満ちた半自伝的&爆笑のメタ奇想小説がついに邦訳!(1970年作)
ホット・ロックホット・ロック
報酬15万ドル。出所したばかりの盗みの天才ドートマンダーに舞い込んだ大仕事、それは、大エメラルドを盗み出すというアフリカ某国からの依頼だった。不運な泥棒の奇怪で珍妙な大仕事!
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