著者 : ボリス・アクーニン
堕天使(アザゼル)殺人事件堕天使(アザゼル)殺人事件
舞台は十九世紀末モスクワ。一人の青年が、公衆の面前でピストル自殺を遂げた。捜査にあたるのは、特捜部にやってきたばかりの新人、黒髪に青い目、お洒落ではにかみ屋の美青年、ファンドーリン。簡単な事件と思いきや、捜査線上に浮かんできた絶世の美女、新たな殺人、そして謎の言葉“アザゼル”-必読のシリーズ第1作!
トルコ捨駒(すてごま)スパイ事件トルコ捨駒(すてごま)スパイ事件
時は一八七七年、舞台はバルカン半島。オスマン帝国と睨みあう、ロシア陣営最前線。果たしてチェックメイトをかけるのはどちらか?スパイ合戦の只中へ、婚約者を追って単身乗り込む主人公は、ときに乙女、ときに無謀、愛すべき“進歩的な”美少女ワーリャ!血の匂いと陰謀渦巻く戦場で、彼女に出逢ったファンドーリンはー女の子が主人公の“新しい『戦争と平和』”ここに誕生!
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