小説むすび | 著者 : モーリーン・チャイルド

著者 : モーリーン・チャイルド

夢から覚めたシンデレラ夢から覚めたシンデレラ

結婚の翌朝に、彼は別れを告げたーー 私の身に宿った命に気づきもせずに。 ペニーは旅先でとてつもなくセクシーな富豪コルトと、熱い恋におちた。 めくるめく1週間。最終日、二人は運命に導かれるように結婚したが、 翌朝、別人のような冷たい顔で彼は言った。「僕は結婚に向いてない」 そして一方的に離婚を告げると、コルトは去っていったのだった。 人生で初めての恋の代償は大きかったーーペニーは、妊娠していた。 1年半後、女手一つで双子を育てていた彼女は、体調を崩して入院した。 すると、ペニーが子育てと治療費の工面に困っていると知ったコルトが、 入院先に突然、相も変わらぬまばゆいほど魅力的な姿を現した! 彼に妊娠を知らせなかったのは、親権を要求されたら勝ち目がないから。 命よりも大切な子供たちを、絶対に奪われるわけにはいかない……。 〈授かり子を密かに〉と題して、シークレットベビー物語をお贈りします。双子と関わったあとでコルトがまた姿を消したら、今度は子供たちが傷つくーーペニーの“親心”はコルトへの不信にあふれる一方、“恋心”は彼への切ない未練をぬぐいきれずにいて……。

シンデレラの隠し愛シンデレラの隠し愛

愛も恋も断つはずが、 傲慢な大富豪にからめとられ……。 ケイトはこれから、未婚の母になろうとしていた。 5カ月前、仕事で知り合ったセクシーな大富豪ショーンに迫られ、 その魅力に屈して、いまだかつてない情熱と恍惚の一夜を過ごした。 亡き夫への罪悪感から、新たな恋はしないと決めていたのに……。 それに、ショーンは後腐れのない関係を好んだ。 だから妊娠に気づいたとき、ケイトは覚悟を決めたのだーー 家庭など望まない彼には告げず、独りでこの子を育てていこう、と。 ところがある日、他州に暮らすショーンがケイトの自宅に突然現れ、 氷の瞳で彼女の腹のふくらみを見据えると、憤りの言葉を投げつけた! 「妊娠しているのか? 何かの冗談じゃないだろうな?」 温かな家庭という夢を奪われたケイトには、今はお腹にいる赤ん坊がすべて。生まれくる我が子を大切に思うあまり、父親のショーンさえも遠ざけますが、彼にも身を引くわけにいかない理由が……。『億万長者の残酷な求婚』『ボスへの切ない恋の証』の関連作です。

億万長者と愛を運ぶメイド億万長者と愛を運ぶメイド

愛の魔法で、 凍りついた富豪の心を溶かしてーー 火事でアパートメントを焼け出され、幼い娘とふたり 住む場所に困っていたジョイに、住み込みの家政婦の話が舞い込んできた。 雇い主のサムは、大富豪だというのにもう5年も山にこもりきりだと聞き、 山の上にひっそりと立つ彼の邸宅へおそるおそる向かったジョイ。 現れたのは、どきりとするほどハンサムでセクシーな男性だった。 彼みたいな人が、なぜ世捨て人のような生活をしているのかしら? サムはジョイを見るなり、君は若すぎると言って不機嫌になり、 幼いホリーに気づくと傷ついたような顔をした。 ジョイの懇願にしぶしぶ雇うと決めてはくれたものの、 彼は来る日も来る日も、煩わしげにジョイを遠ざけるばかりで……。 USAトゥデイのベストセラー作家、モーリーン・チャイルドが綴る、クリスマスにぴったりの心温まる物語をお楽しみください。愛を恐れる億万長者が不遇にめげないピュアなヒロインに少しずつ心を開いていく、感動のロマンティック・ストーリー。

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