著者 : レーモン・ジャン
カフェの女主人カフェの女主人
「あなたとセックスさせてくれたら、10万フランお支払いします」誘惑?いたずら?カフェの美人おかみの許に小説家から手紙が届き、閑静な村は騒動に揺れ…。ぴりっとひねりの利いた、オトナの小説。
ふたり、ローマでふたり、ローマで
198X年5月30日、サッカー狂の銀行員ブリュノは〈柔らかい女〉運動の活動家イリスと、お忍びでローマでのヨーロッパ・カップを観戦していた。「そうだよ、パパがテレビに、ママ、本当だよ、パパだッたよ。女の人と一緒だった!」TV生中継のため、ふたりの秘められた恋は、明るみになった。夫ブリュノを信じている妻ソフィーの苦悩…。現代人の新しい恋愛と夫婦の情愛を問う長編小説。
読書する女読書する女
「出張して本を読みます。文学書、ノンフィクション、その他何でも」幻想的熱情、性的憧憬、頽廃的媚薬ーどんな本でも美しい声で朗読するマリー=コンスタンス。車椅子の少年にモーパッサンの官能的な短編を、革命好きの女伯爵にマルクスを、多忙な実業家に愛のレッスン付きで教養書を。だけど老判事が強要した「ソドムの120日」は…。マリーが体験する不思議な危険な《愛の時間》。
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