小説むすび | 著者 : 一穂ミチ

著者 : 一穂ミチ

恋とか愛とかやさしさなら恋とか愛とかやさしさなら

出版社

小学館

発売日

2024年10月30日 発売

プロポーズの翌日、恋人が盗撮で捕まった。 カメラマンの新夏は啓久と交際5年。東京駅の前でプロポーズしてくれた翌日、啓久が通勤中に女子高生を盗撮したことで、ふたりの関係は一変する。「二度としない」と誓う啓久とやり直せるか、葛藤する新夏。啓久が”出来心”で犯した罪は周囲の人々を巻き込み、思わぬ波紋を巻き起こしていく。 信じるとは、許すとは、愛するとは。 男と女の欲望のブラックボックスに迫る、 著者新境地となる恋愛小説。 わたしの心と体を通ってきた、無数の、犯罪の名前が付かないたくさんの傷のことを考えた。苦しかった。読めてよかった。 ーー高瀬隼子(作家) 僕はこの物語を、生涯忘れることはありません。 ーーけんご(小説紹介クリエイター) 女性が置かれている地獄のある側面が突きつけられる。 ーースケザネ(書評家) 【編集担当からのおすすめ情報】 第171回直木賞受賞(『ツミデミック』光文社刊)後、第一作。 全国の書店から過去最大級の反響が殺到し、発売即大重版! 自分だったらどうするだろう? 答えの出ない問いかけを、 何度も何度も繰り返して書きました。 ーー一穂ミチ

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