著者 : 三浦清宏
摩天楼のインディアン摩天楼のインディアン
見果てぬ青春の夢を追って、アメリカ中西部の大学へ、そしてニューヨークへ-。’60年代の無垢と頽廃の気配がきざす風俗、新しい詩の潮流、性のパフォーマンスに賭ける日米の若者たちを描いて、アメリカと自己をみつめる連作小説。
長男の出家長男の出家
息子を禅僧への道に送り出した変哲もない家族の戸惑いと型破りな師匠の尼僧をユーモラスに描き、「現代の子捨て物語」と評された第98回芥川賞受賞の表題作ほか、「トンボ眼鏡」「黒い海水着」の2篇を収録。
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