著者 : 中村颯希
大逆転後宮とりかえ伝、第五幕「道術我慢の鎮魂祭」堂々決着!『慈粥礼』を執り行うため、入れ替わった姿のまま国境沿いの地・丹關までやってきた玲琳たち。アキムの凶行もはねのけ、形勢を逆転させた一行はこれまで隠されていた皇帝・弦耀の情報を得て、ついに反撃の狼煙を打ち上げる!問題解決の鍵は、『入れ替わりの術』、そして『二十五年前の因縁』。国の最高権力者である弦耀に、禁忌とされてきた道術を、そして慧月自身を認めさせるため、玲琳は壮大な計画を実行するー!!「わたくしの大好きなほうき星は、国を滅ぼす凶兆などではなく、人々に幸福を授ける瑞兆です」絆と信念を守る第9巻!
大逆転後宮とりかえ伝、第五幕「道術我慢の鎮魂祭」堂々決着!『慈粥礼』を執り行うため、入れ替わった姿のまま国境沿いの地・丹關までやってきた玲琳たち。アキムの凶行もはねのけ、形勢を逆転させた一行はこれまで隠されていた皇帝・弦耀の情報を得て、ついに反撃の狼煙を打ち上げる!問題解決の鍵は、『入れ替わりの術』、そして『二十五年前の因縁』。国の最高権力者である弦耀に、禁忌とされてきた道術を、そして慧月自身を認めさせるため、玲琳は壮大な計画を実行するー!!「わたくしの大好きなほうき星は、国を滅ぼす凶兆などではなく、人々に幸福を授ける瑞兆です」絆と信念を守る第9巻!
大逆転後宮とりかえ伝、第五幕「道術我慢の鎮魂祭」、開幕!皇帝が朱慧月を監視しているー怪しい隠密の動きを察知して、一度雛宮に戻った玲琳たち。次なる一手は、近く執り行われる『鎮魂祭』に乗じて、入れ替わりの解消をすること。しかし、またしても皇帝の妨害が!隣国、丹との国境沿いの地域で、民に粥を施す『慈粥礼』を行うよう雛女全員に命じたのだ。その上、慧月の身体に入っている玲琳は、ほかの雛女と引き離され、劣悪な環境に赴くことに…。「突然の炊き出しなんて無理難題よ!」「慧月様と一層離れてしまうことだけが気がかりです…」道術が使えない慧月、孤立してしまう玲琳。監視の目に注意を払い、身動きが取りづらくなる二人に、ついに皇帝が自ら接触してきてー!?絶体絶命の第8巻!
純情可憐なアリアは社交界で評判の男爵令嬢。その裏の顔はある事件で出会った精霊の要請を受け、貴族から呪われた宝石を回収する役目を負った泥棒令嬢であった。突然の泥棒家業に苦戦するーかと思いきや、強かで世渡り上手なアリアは宝石の回収に次々と成功。しかし冷酷無比な美貌の聖騎士・ラウルに正体を見抜かれてしまい!?追う聖騎士と逃げる泥棒令嬢、二人の関係は思わぬ方向へ転がり始めて…!?「求婚しにきた」「いやなんで!?」
大逆転後宮とりかえ伝、第四幕「お忍び城下町」編!「今、雛宮内で、入れ替わりを解消してはならぬ」-『鑽仰礼』が一段落した後、玲琳は堯明にそう告げられた。慧月が『道術』使いだと、決して周囲に気づかれてはいけない。万全を期して、城外で入れ替わりの解消をすることに決めた玲琳たちは、城下町で落ち合う約束を交わし、バラバラに雛宮を発つのだが…。初めての屋台に目を輝かせる玲琳と、お目付け役の莉莉&堯明。仲良く(?)お土産選びをする慧月と景彰と、なぜか酒で潰しあおうとする冬雪と景行。そんな中、辰宇は市場で、王都を観光していた雲嵐に声をかけられてー。誘拐、窃盗、乱闘騒ぎ…目の前で起こるトラブルを、彼らが見過ごせるわけもなく!?果たして無事に、全員約束の時間に集まることができるのか?大騒動の第七巻!
五家の雛女で序列を争う『鑽仰礼』。その途中で襲われ、命の危機に瀕した黄玲琳だったが、朱慧月の助けでどうにか窮地を脱しー玲琳と慧月は再び入れ替わった!しかし、波乱尽くしの鑽仰礼も、残すところ「終の儀」のみ。儀式中に受けた数々の妨害、きな臭い妃達と、様子のおかしい金清佳と藍芳春。そして玄歌吹の強い殺意と『凶行』…。そのすべての理由、原因を知った玲琳は、雛宮にはびこる汚泥を一掃すべく、慧月とともに動きだす!「復讐をするなら、速やかに、そして堂々と」五家の雛女たちは力を合わせ、盛大で公明正大な復讐劇を開始するー!!忌まわしき過去、そして自分自身と対峙する第三幕、終結!
大逆転後宮とりかえ伝、第三幕「陰謀だらけの鑚仰礼」開幕!豊穣祭から三月が過ぎ、五家の雛女の序列が決まる中間審査ー『鑚仰礼』の季節がやってきた。雛女に与えられる課題は三つ。それを皇帝や国の重鎮が直々に審査を行うという、各家にとって重要な儀式。この日に賭ける者、大きな重圧を背負う者…出自の違う雛女たちは、それぞれ想いを抱えながら、当日を迎えた。一方、序列に興味のない黄玲琳は、不安と緊張で固くなる朱慧月を励まし、いつもの通り後押ししていくのだがー。「あなたなんて大嫌い、顔も見たくない!」「もう、よいのですわ。慧月様なんて」二人の間に揉め事発生!?さらに今回は、玲琳自身が何者かから狙われ、課題の妨害をされて…。玲琳がとうとう絶体絶命!?五家の雛女がしのぎを削る、波乱尽くしの第五巻!
大逆転後宮とりかえ伝、第二幕「はじめての外遊編」後編!「なぜ…わたくしは止められなかったのか…」嫌われ者の雛女、慧月と入れ替わったまま邑の民に攫われた玲琳。邑を襲った疫病が一段落した頃、頭領の雲嵐が凶刃に倒れた。死の淵をさまよう彼の姿を見て、玲琳は激しく動揺し、消沈する。その様子は辰宇や景行から見ても危ういものだった。一方、慧月は闘志を燃やしていた。堯明や景影らの心配をよそに、雛女たちが集まる『茶会』を決行!女同士の腹の探り合いの中、慧月を貶めようとする藍芳春の毒牙をくぐり抜け、反撃に出るが…!?外遊先で起こった、慧月への執拗な嫌がらせ、祭りの妨害に伝染病。その大きな悪意は否応なしに玲琳と慧月の心に、変化をもたらしていくー。大好評シリーズ第二幕、終結!涙と決意の第4巻。
「豊穣祭の開催地は、南領だ」雛女になってはじめての外遊先に選ばれたのは、雛宮一の嫌われ者、慧月の領地だった!後見の妃もいない中で、準備に追われる慧月。玲琳はそれを全力でサポートしながらも、はじめての外遊に心を躍らせていた。しかし…。何者かから儀式を妨害された慧月は、焦りのあまり力が暴走!またしても玲琳と慧月の身体が入れ替わってしまった!そんな混乱の最中に、慧月を攫おうと企む邑の民まで現れ、なぜか玲琳は兄とともに自ら捕虜となるのだが…!?身動きの取れない堯明、独自に追いかける辰宇、そして過保護な玲琳の兄たちが大暴走する第3巻!
悪女と呼ばれる嫌われ者の雛女、朱慧月と、身体を入れ替えられてしまった愛され雛女の黄玲琳。しかし「あなた様が…玲琳様なのですね!?」ついにその正体に気づいた者が現れる。玲琳付きの女官、冬月だった。そこから一気に慌ただしくなる玲琳の周囲。次第に堯明、辰宇たちも、自分たちが感じていた違和感の正体に気づきはじめ…。胸が躍る入れ替わりの生活も、そろそろ終わり。玲琳たちを陥れようとする金家の女官、その裏に見え隠れする“ある”人物。すべての真相を明らかにすべく、玲琳が動き出すー!
薔薇の天使と称えられる美しき伯爵令嬢のローザ。しかし実際は、男同士の恋愛に妄想をたぎらせる貴腐人であった。一方、ローザの叔父のアントンは女同士の恋愛に妄想をたぎらせる百合の使徒。久しぶりに再会した二人は、お互いの宗派(?)を布教すべく水面下でバトルを繰り広げていた。そんなとき、王宮では王太子妃選抜茶会に端を発した陰謀の気配が。ローザはそれに気づくこともなく、薔薇愛布教に邁進していたのだがその加速し続ける妄想と腐りきった振る舞いが救国へと導くことに!?
『雛宮』-それは次代の妃を育成するため、五つの名家から姫君を集めた宮。次期皇后と呼び声も高く、胡蝶のように美しい虚弱な雛女、玲琳は、それを妬んだ雛女慧月に身体と心を入れ替えられてしまう!突如そばかすだらけの嫌われ悪女、慧月の姿になってしまった玲琳。誰も信じてくれず、今まで優しくしてくれていた人達からは蔑まれ、劣悪な環境におかれるのだが…。「息切れしない、失神もしない…。なんて健康な体でしょう!う、うらやましい…っ」誰もが羨む玲琳は、隣り合わせの“死”とずっと戦ってきた鋼メンタルの持ち主でー!?
ローザは美貌と慈愛深さで知られる伯爵令嬢。しかし実際は、薔薇愛、つまり男同士の恋愛に妄想をたぎらせ己の萌えを追求しまくる貴腐人であった。14歳のある日、1000年に一人の理想の「受け」逸材である異母弟のベルナルドと(一方的に)運命的な出会いをしたローザ。すぐさま「ベルたん総受け計画」を策定し奮闘するもその腐りきった振る舞いがなぜかことごとく高潔な行いと勘違いされー?王子や王女、さらには異国の王子まで巻き込んでローザの妄想が国中に影響を与えることに!?
最愛の弟・バルドの育児に専念して半年。約束通り、メイドとして王城に職場復帰したエルマ。イレーネたちから帰還の祝福を受けていたその時、フェリクスに自身の王妃選考会に参加することを命じられてしまう。ルーカスには猛反対されたものの『普通』の身分を手に入れるためエルマは陰謀うずまく選考会へ参加することを決意する!!
大好きな養父を亡くしてしまった、女子大生のみのり。信じられない思いで参列した葬式で、突然足元が崩れだして…!?養父ともども地獄に落ちてしまった彼女が出会ったのは、閻魔王や美貌の冥府長官、癖の強い地獄の鬼たち。彼らを懐柔して養父を生き返らせようと目論んだみのりは、胃袋を掴むべく地獄で料理をすることを決意するのだけれどー。笑って食べて、ほろりと泣ける。獄上の地獄メシ物語、開幕!
突如、異母弟によって王家の血を引いていないと言いがかりをつけられたフェリクス。フェリクスとその母・テレジアは、エルマの提案でヴァルツァー監獄へ投獄されることに…。イレーネ、ルーカスと共に5人はこの世の地獄へと向かう。そこで待っていたのは、エルマの家族=大罪人たちによる大歓迎のおもてなしだった…!
30年に一度開かれる神聖な聖鼎杯で優勝することを王より命じられたエルマ。しかし、王の腹黒い思惑に気づいたルーカスは侍女のイレーネとともにエルマの優勝を阻止すべく立ち上がる。聖女・聖剣士・聖術師。監獄育ちのエルマならどの部門でも圧倒的勝利をしかねない。英雄的活躍なんて「普通」じゃない!お願いだから、優勝しないで!!!
辺境の町に偵察で訪れたエルマ一行。エルマらを迎えたのは、家来からも民からも嫌われる辺境伯一家。曲者ぞろいの一家を前にしてもひたすら「普通」を目指すエルマはシャバの新たな流儀に触れる…!?曰く…シャバの「愛」はもどかしい!?「普通」を目指すわけあり少女のうっかりシャバ無双物語!!