著者 : 中條屋進
サラムボー (下)サラムボー (下)
マトー率いる傭兵の反乱は大国カルタゴをじりじりと苦しめる.長引く戦闘,略奪,飢餓….女神の聖衣(ザインフ)を奪われ国を窮地に陥らせたサラムボーへの市民の糾弾は高まり,ついに凶暴なモロック神への子供たちの供犠(くぎ)が始まる.前作『ボヴァリー夫人』から一転,激情と官能と宿命が導く,古代オリエントの緋色の世界.(全二冊完結) 第九章 野戦 第十章 蛇 第十一章 テントの下で 第十二章 水道橋 第十三章 モロック 第十四章 斧の峡道 第十五章 マトー あとがき 〔上巻目次〕 第一章 饗宴 第二章 シッカで 第三章 サラムボー 第四章 カルタゴの城壁の下で 第五章 タニット 第六章 ハンノー 第七章 ハミルカル・バルカ 第八章 マカール河畔の戦い 地 図
サラムボー (上)サラムボー (上)
前3世紀のカルタゴの傭兵反乱に想を得た、フローベールの一大歴史絵巻。大国カルタゴの統領の娘にして女神に仕える神官サラムボー。傭兵たちの信望厚い隊長マトーは、彼女への許されぬ情念を胸に、反乱軍の指導者となる。「触れてはならぬ! 女神のヴェールです!」──東方の沙漠に花開く、荒々しく残忍な古代の夢。(全二冊) 第一章 饗宴 第二章 シッカで 第三章 サラムボー 第四章 カルタゴの城壁の下で 第五章 タニット 第六章 ハンノー 第七章 ハミルカル・バルカ 第八章 マカール河畔の戦い 地 図 〔下巻目次〕 第九章 野戦 第十章 蛇 第十一章 テントの下で 第十二章 水道橋 第十三章 モロック 第十四章 斧の峡道 第十五章 マトー あとがき
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