小説むすび | 著者 : 和田竜

著者 : 和田竜

最後の一色(上)最後の一色(上)

著者

和田竜

出版社

小学館

発売日

2025年11月5日 発売

本屋大賞受賞作家が描く、戦国巨編 「二〇一九年七月、取材を本格化。『村上海賊の娘』以降、遊んでいたわけではありません。この小説を書いていました。 この丹後一色氏最後の男の物語を。」 和田竜 「信長か。珍しゅうもない。ざらにいる男よーー。」 織田信長による天下布武の軍団が日本全土を侵略していくなか、その怪物は戦場にあらわれた。名を丹後の守護大名、一色義員(いっしき・よしかず)の嫡男・五郎(ごろう)と言った。 17歳の青年は、父が倒された圧倒的不利な状況下で、凄惨な戦闘を繰り広げ、その場にいた全ての人間を恐怖に陥れる。 【編集担当からのおすすめ情報】 直木賞候補作で映画化もされた『のぼうの城』や、本屋大賞受賞作『村上海賊の娘』--。 数々の名作を生み出してきた著者に筆をとらせたのは、戦国時代の若き武将・一色五郎。17歳で戦場に立ち、織田信長の前に突如現れた“怪物”が、いま令和に蘇る! 戦国時代でも最も混沌とした天正七年から三年間における、戦場の迫力、人間の情熱と野望、その全てが本書につまっています。 日本人すべてを熱狂させる傑作として、令和最大の話題作になること必定。 新たなる歴史エンターテインメントの扉が開かれます。

小太郎の左腕小太郎の左腕

著者

和田竜

出版社

小学館

発売日

2009年10月28日 発売

1556年。 戦国の大名がいまだ未成熟の時代。 勢力図を拡大し続ける戸沢家、児玉家の両雄は、 もはや開戦を避けられない状態にあった。 後に両陣営の命運を握ることになるその少年・小太郎のことなど、知る由もなかったーー。 戸沢家と児玉家。 両家を支えるそれぞれの武功者、「功名漁り」こと林半右衛門、「功名餓鬼」こと花房喜兵衛の両雄が終わりなき戦いを続けていた。そんななか、左構えの鉄砲で絶人の才を発揮する11才の少年・雑賀小太郎の存在が「最終兵器」として急浮上する。 小太郎は、狙撃集団として名を馳せていた雑賀党のなかでも群を抜くスナイパーであったが、イノセントな優しい心根の持ち主であり、幼少の頃より両親を失い、祖父・要蔵と山中でひっそりとした暮らしを営んでいた。 二転三転のドライブ感溢れる両陣営の応酬が続くなか、半右衛門の謀により、小太郎は全幅の信頼を置いていた要蔵を失う。この出来事が発端となり、怒気に震える小太郎は、鬼神と化すがーー。 カバー装画は、「のぼうの城」に続き、オノ・ナツメ氏描き下ろし!

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