著者 : 堺屋太一
執筆から30年、“幻の長編小説”がついに書籍化! 囲碁の名人として、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康と、天下人三人の側近くに仕えた本因坊算砂(日海、本因坊の初代)を主人公に、新たな視点から信長を描くーー。 天下布武へと邁進する信長だったが、武田との激闘、一向一揆との泥沼の戦い、荒木村重の謀反など、難しい局面が続いていた。 そうしたなか、若くして見いだされた日海は、囲碁を通して、信長にさまざまな献策を行なっていく。 そして不穏な情勢の下、天正10年(1582)、毛利攻めへ向かうため、信長が京都・本能寺へ宿泊する。 6月1日の夜(本能寺の変の前夜)、信長の御前で囲碁の対局をした日海。 その対局で、万に一つもできず、不吉なことが起こる前兆ともいわれる「三コウ」が起こるのだが、それは……。 官僚、政治家、万博のプロデューサーなど、多岐にわたる活躍とともに、数々のベストセラーを世に送り出した著者ならでは分析が冴えわたる一冊。
「俺の邪魔立てをする者は、何人たりとも容赦せぬ!」己が理想の国を目指し、天下布武に邁進する信長は、歯向かう者をことごとく葬り去っていく。その苛烈極まる戦いの中、光秀は信長に抗する自らの内なる声を聞く。その甘い響きは、やがて彼自身を蝕みはじめ…。
「信長様の酷薄、それほどであったか」四国を牛耳る長曾我部元親討伐の先手を待ち望む光秀だが、信長から下されたのは秀吉の後詰めに加え、丹波と坂本の領地替えだった。屈辱に震える中、信長が滞在する本能寺の守備が手薄だと知ったことで、揺らぐ気持ちは決意に変わる!
2026年、日本は再び這い上がる! 東京五輪後、長期不況に沈む日本・・・巨額の財政赤字、 深刻な労働人口不足で危機的状況に陥っていた。 「身の丈の国」を国政方針に掲げる若き総理大臣、 脱「官僚主導・東京一極集中」を断行する大阪都知事ら、 型破りの夢を描くベンチャー企業家・・・ 明治維新、太平洋戦争と国難の度に新しく国を 創り変えてきた日本は、もう一度どん底から這い上がり、 「三度目の日本」を創ることができるのか。 「団塊の世代」リタイア後、あるべき〈日本の未来〉を活写する最後の予測小説。
一九七一年、大学の卒業旅行で出会った男女七人がその後も折につけ集い、旧交を温めてきた。銀行員、厚生官僚、新聞記者、商社マン、高校教師、弁護士、メーカー勤務として社会に出た彼らは五十七年後、予想だにしなかった人生を振り返ることにー。2028年の日本を予測し、団塊の世代、彼らに関わるすべての人のゆく先を示す、予測小説のパイオニア堺屋太一の真骨頂!
新しい日本を世界に示した日本万国博を発案、実現。石油問題に警鐘を鳴らし、「団塊の世代」を命名した。予測/歴史小説家、評論家、経済企画庁長官として、著者の卓越した思考と行動は、常に時代を牽引してきた。団塊の世代の2028年までを描く『団塊の秋』と、多彩な半生とその時代を語り尽くした自伝。『堺屋太一著作集』全18巻、堂々完結!
企業と日本経済の「組織」の意味を問う「組織の盛衰」。石田三成、大久保利通、渋沢栄一、松下幸之助ら、日本と日本人に絶大な影響を与えた人物を取り上げた「日本を創った12人」。著者の代表的人物論と組織論を一冊に。著者による詳細な書き下ろし解説つき。
「これから社会は大きく変わる」という人は多いが、「こう変わる」という人は少ない。しかし、著者が社会を解く流儀は常に明確だ。『知価革命』はポスト工業社会の核となる「知価」を明示し、『日本とは何か』は風土と歴史から日本の原理を解明した。各国で翻訳されて大反響を呼んだ2作品を収録。知の開拓者・堺屋太一に目を開かれる快感を!
明治の日本は74年目、昭和16年に太平洋戦争に突入。20世紀末、著者は戦後74年目、平成30年の日本の姿を探った。データ分析から導き出されたのは、「何もしなかった日本」。作中では、現状突破のために政治家と官僚たちが奮闘、「天下分け目の改革合戦」が始まる。現実の日本はどうか!?選択の、その先を示唆する予測小説の快作。
闘将・織田信長は大軍を率い、「天下布武」へ向け着々と歩を進めていた。強大な信長軍に、どう立ち向かうのか。偉大な祖父・毛利元就から大藩を受け継いだ輝元。戦国の世を成り上がった宇喜多直家の嫡男・秀家。そして上杉謙信没後、景虎との家督争いを制した景勝。「三人の二代目」は家の存亡を懸け、信長軍との対峙を強いられる。和平か、それとも合戦か。家臣・親族の意見に翻弄されながら、二代目たちは苦難の道を行くーー。 上杉景勝 毛利輝元 宇喜多秀家 戦国の乱世を、生き抜いた知恵と勇気はーー。 全国38紙で連載、2000万人が大絶賛! 歴史通が喝采、三つの物語が同時進行する斬新な展開 偉大な先代の跡を継いだ景勝、輝元、秀家は、擡頭する織田信長を睨みつつ、自国の存続と勢力拡大を画策する。そして、本能寺の変勃発。彼らの決断はーー。 二代目は先代の苦しみを知るが、初代は二代目の苦労を知らない。 景勝「俺は二代目。先代様の認めた城主や功臣が多過ぎるわ」 秀吉「秀家はわしの猶子(ゆうし)、遠慮は要らぬ」 輝元「誰も彼も私の決定を無視してやがる」 北の異変 選択と集中 義か利か 赤い知恵・黒い知恵 それぞれの春 天下の形勢 天秤傾く 新たな戦局 改革は難しい 鬼が出た 戦に是非なし 天下布武大戦略
「天下獲り」まであと一歩のところまで来ながら、信長は本能寺の変に倒れる。幼少の宇喜多秀家は、美貌の母・お福の知謀により、羽柴秀吉に接近。その猶子となることで、「お家の安全」を図ろうとする。一方、北陸の勇・上杉景勝は領内の平定に手を焼き、毛利輝元は二人の叔父の言動に翻弄される。「三人の二代目」の行く末を決したのは、「女の助言」だったーー。激動の戦国期を描いた堺屋歴史巨篇、いよいよ大団円。 上杉景勝 毛利輝元 宇喜多秀家 戦国の乱世を、生き抜いた知恵と勇気はーー。 全国38紙で連載、2000万人が大絶賛! 歴史通が喝采、三つの物語が同時進行する斬新な展開 「天下獲り」まであと一歩のところまで来ながら、信長は本能寺の変に倒れる。幼少の宇喜多秀家は、美貌の母・お福の知謀により、羽柴秀吉に接近。その猶子となることで、「お家の安全」を図ろうとする。一方、北陸の勇・上杉景勝は領内の平定に手を焼き、毛利輝元は二人の叔父の言動に翻弄される。「三人の二代目」の行く末を決したのは、「女の助言」だったーー。激動の戦国期を描いた堺屋歴史巨篇、いよいよ大団円。 天変人異 業火の後 二代目の覚悟 天下分け目の水無月 天秤の分銅 待つことの勇気 新しい天下 天下の形 天下統一 偽りの日々 問題の人 決断の秋 生き残る戦い 文庫版解説
13世紀、モンゴルの辺境に生まれ、ヨーロッパを含む世界帝国を目指した男、チンギス・ハン(テムジン)。人間チンギス・ハンの知られざる内面を克明に描くとともに、最新の研究成果を踏まえ、その世界史的な意義をダイナミックに描いた大長編小説。 著者による詳細な解説つき。
13世紀、モンゴルの辺境に生まれ、ヨーロッパを含む世界帝国を目指した男、チンギス・ハン(テムジン)。人間チンギス・ハンの知られざる内面を克明に描くとともに、最新の研究成果を踏まえ、その世界史的な意義をダイナミックに描いた大長編小説。 著者による詳細な解説つき。
幕府開府から約100年を経た元禄時代。華やかな貨幣経済が、社会を変えようとしていた。武士や農民は疲弊し、大商人が勃興する。赤穂では、藩財政の再建のため塩業改革に乗り出すが、これが三州吉良の塩と競合し、「事件」の導火線となる。経済の視座によって「峠の時代」を描き出す歴史巨篇。
勅使饗応役・浅野内匠頭vs.指南役・吉良上野介。確執はついに、殿中での刃傷事件に及んだ。主家断絶の激震に、大石内蔵助は討入りを決断する。その本懐を遂げた時、仇討ちの46人を「義士」と讃え、不参加の者を「不義士」と糾弾する世論の非情。幕府、浪士、吉良家、そして世論が織りなす「堺屋版忠臣蔵」。
秀吉の弟であり、最も古くからの家臣でもあり、家臣として最大の領地と最高の階位を得た男。だが、豊臣秀長は、なぜか語られずに来た。巨大化する豊臣家臣団をまとめ、厳格な情報管理体制を敷き、その上、鋭い財政感覚と蓄財能力を持った「補佐役」。秀吉という光を支える影に徹した一生を描く名作。
「団塊の世代」をはじめ数々の新語を生み出し、ベストセラーを世に送り出してきた堺屋太一のベストセレクション第2巻。 第2巻は石田三成が創り出す、大プロジェクト「関ヶ原」を描く「巨いなる企て(上)」。 太閤秀吉亡き後、徳川家康は当然、天下を狙う。 しかし秀吉は、後継者・秀頼を守るため「組織と法規」を設けていた。 それを楯に取り、石田三成は家康と敵対する。 生き残りを賭ける諸将を取り込み、一介の役人・三成は、いかにして天下分け目の「関ヶ原」を創造し得たのか。 圧倒的に斬新な歴史ドラマを今、堪能したい。