著者 : 夢枕獏
格闘漫画の金字塔「刃牙」シリーズの板垣恵介、本格格闘小説の父・夢枕獏、新進気鋭の漫画家・藤田勇利亜。夢のチームが織りなす真格闘小説!!葛城無門は、師・松本太山の仇である柳龍光を追い、伝説の場所、“ゆうえんち”に入園した!!次々と現れる難敵を倒した無門の前に、ついに柳龍光が…!!決着のときッ!!!超ド級エンターテイメント堂々完結ッッ!!
葛城無門は、師・松本太由の仇である柳龍光を追い、伝説の場所、“ゆうえんち”に入園した!!柳を狙う無門だが、格闘猛者が集うこの場所では、次々と難敵が現れる!!激戦を制す無門…次の相手はなんと義理の叔父・神奈村狂太!!死闘の行方は!?そして、柳龍光は…!?
師・松本太由の仇である柳龍光を追い、伝説の場所“ゆうえんち”に入園した葛城無門。初戦でプロレス魔獣・ゴブリン春日を撃破した無門は、柳龍光を狙い“ゆうえんち”内を彷徨う…。格闘猛者集う“ゆうえんち”…。無門の次戦の相手は柳か?それとも…ッッ!?
海と鯨に心を奪われた男たちが、神の生き物に挑む!土佐で漁師の次男として生まれ育った万次郎は、漁の最中に足摺岬の沖合で遭難してしまう。銛打ちの師匠・半九郎の形見の銛を追い、大海原に投げ出されたところを米国の捕鯨船ピークオッド号に救出された。船長のエイハブは、自分の片足を喰いちぎった巨大な白鯨“モービィ・ディック”への復讐に異常な執念を燃やし、乗り組員となった万次郎を巻き込んでゆく…。史実とアメリカ文学の傑作が衝撃的に融合する!
誰にも負けたことがなかった少年、立脇如水。大関・大破山を父に持ち、生まれながらに強かった。立脇はなぜ北辰館の門を叩くことになったのか?なぜ父を殺した葵文吾と闘っているのか?カイザー武藤、マンモス平田、姫川勉、京野京介ー万博コロセウムで繰り広げられる死闘の果てに、漢たちの真実が見えてくる。この大会にあたって「闘人市場」を主催する道田薫は、松尾象山と巽真に「翁九心と闘りたくないかね」と話を持ちかけていた。そんな中、次の試合で丹波文七と闘う予定だった梅川丈次の前に、翁九心が現れた。いったい、何のためにー?
満開の桜の下で茶会を催していた一行から悲鳴が上がった。見れば大店のお内儀の髪が逆立って、身体ごと持ち上がっていき、すっかり桜の花に隠れてしまった。見上げる者たちの顔に点々と血が振りかかり、ぞぶ、ぞぶ、ごり、という音のあと、どさり、と毛氈の上に女の首が落ちてきたー。遊斎は、飴売りの土平、平賀源内らとともに、この怪奇な事件の謎を追う(長編「桜怪談」)。短篇「遊斎の語」「手鬼眼童」「首無し幽霊」も併録。
時は幕末。府中から日野にかけての甲州街道沿いに辻斬りが出現。一方、大菩薩峠で、深編笠の武士によって老巡礼が惨殺される。4年に1度開かれる奉納試合と関係があるとみた土方歳三は、自分もその試合に出るため天然理心流に入門する。出場するのは「音無しの構え」で知られる剣客・机竜之介、甲源一刀流の師範・宇津木文之丞ら猛者たち。そしてついに奉納試合の日が。人間の欲望や本能を突き付けられる、熱き剣豪小説。
ついに開かれた4年に1度の奉納試合で机竜之助や宇津木文之丞ら、実力者たちが御岳の社に集った。土方歳三は、自分の強さを見極めるため剣に賭け、決死の勝負に挑む。激しく白刃を交える男たち。彼らは善も悪もない、ヤマンタカ(閻魔大王をも殺す最凶の明王)の世界を生きているー。死闘の先にある、数奇な運命とは…。そして、竜之助が使う「音無しの構え」の正体は?時を超え甦った『大菩薩峠』、ここに完結!
半月ほど前に、藤原兼家が捕らえた兎は全身黒い毛で覆われていた。しかし、この兎、奇妙なことに日ごとに白い毛に変わり始め、その上人語を話し出したというのだ。「晴明を呼べ」と…。『嫦娥の瓶』など全9篇。晴明と博雅が活躍するシリーズも、遂に第15弾!もちろん蘆屋道満や琵琶法師・蝉丸も登場。
久鬼麗一と大鳳吼の中のキマイラが、目覚める前の物語ー。九十九三蔵は、円空山に真壁雲斎を訪ねてきた久鬼と初めて出会った。その後、西城学園の入学式で再会を果たす。当時、校内は「もののかい」という空手部と関係があるらしい組織に支配されていた。箱根にある久鬼の別荘で夏休みを過ごすほどに親しくなっていた2人は、別荘近くで噂の空手部の合宿に遭遇する。その様子は常軌を逸していた。2人の原点となる20巻!
函館で松尾象山は天才的なバランス感覚をもつ青年と出会う。一瞬でこの漢・京野京介に魅了された象山は、京野の師である磯村露風とともに、暴力団に拉致された京野のもとに向かった。時を経て、ボクシングのプロテストで京野はアマチュアの金メダリストと闘う。試合後に露風は、京野らと格闘技の「世界征服」を目指すと宣言した。露風はさらに、丹波文七を「ヤマト商店」へ招いた。そこは文七にとって因縁の場所だったー。
武林館トーナメントは佳境へ。命懸けの死闘が繰り広げられ、一人、また一人と、選手たちがリングに身を沈めていく。そして、その果てに迫り来る運命の瞬間。鬼のごとき実力者たる羽柴彦六と久我重明がついに拳を交える!誰しもが固唾を飲んで見守る闘いの行方は!?強き者たちが織りなす超絶格闘エンタテインメントシリーズ、感動と興奮に満ちた堂々たる完結編!
バーリトゥード形式の総合格闘技トーナメントが間もなく始まる。だが、開幕を前にして、出場者の元に鹿久間源なる男が現れた。飄々とした態度とは裏腹に、久我重明の兄・伊吉を倒した実力者だ。彼の大胆不敵な企みとは!?そして、過酷な修業に明け暮れる鳴海、室戸、赤石ら。新たな柔道家も加わり、頂上決戦の日が迫る。拳と魂が震える超絶格闘エンタテインメント第七弾!