著者 : 大城貞俊
それぞれの日々、それぞれの時それぞれの日々、それぞれの時
戦後八十年。時代の波に抗い、沖縄の地で生まれ、パラオ、東京を生きた一人の女性。苦難の日々に光明を見つける唯一無二の軌跡にある、負けない日々を描いた物語。
椎の川椎の川
日本中が太平洋戦争一色に塗りつぶされていく頃、戸数40戸ほどの楚洲の村で、松堂家の人々は仲睦まじく暮らしていたが…沖縄本島北部「ヤンバル」と呼ばれる美しい自然のなか、病に、戦争に、命を脅かされながらも、素朴な愛を失わず生きる人々を詩情豊かに描く。沖縄県具志川市文学賞受賞。
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