著者 : 富田彬
白鯨 上(1)白鯨 上(1)
イシュメールは捕鯨船ピークォード号に乗り組んだ。船長エイハブの片脚を奪った巨大な白いマッコウクジラ“モービィ・ディック”への復讐を胸に、様々な人種で構成された乗組員たちの、壮絶な航海が始まる!
白鯨 下(2)白鯨 下(2)
巨大で獰猛な白いマッコウクジラ“モービィ・ディック”に復讐を果たすべく、過酷な航海を続ける捕鯨船ピークォード号は、ついに目標の白鯨を発見。船長エイハブと乗組員たちによる、熾烈な戦いの結末とは。
高慢と偏見 上高慢と偏見 上
所はのどかなハーフォードシア。ベネット家には五人の娘がいる。その近所に、独身の資産家ビングリーが引越してきた。-牧師館の一隅で家事の合間に少しずつ書きためられたオースティンの作品は、探偵小説にも匹敵する論理的構成と複雑微妙な心理の精確な描出によって、平凡な家庭の居間を人間喜劇の劇場に変える。
高慢と偏見 下高慢と偏見 下
オースティンにとっては「田舎の三、四軒の家族こそが小説の恰好の題材」なのだという。ベネット一家を中心とする恋のやりとりを描いたこの作品においても、作者が最も愛したといわれる主人公エリザベスを始めとして、普通の人々ひとりひとりの個性が鮮やかに浮かび上がる。若さと陽気さと真剣さにあふれた、家庭小説の傑作。
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