小説むすび | 著者 : 山本翔子

著者 : 山本翔子

スペインから来た悪魔スペインから来た悪魔

どんなに大金を積まれても、息子は渡せない! 断れば、愛なき結婚に甘んじるほかなく……。 誕生日の夜、コルテスと名乗る黒髪の男性にひと目で惹かれ、 純潔を捧げたエリン。だが翌朝、彼は消えていた。 1年後、養父が亡くなり無一文になったエリンのもとに、 コルテスが現れ、裕福なスペインの銀行家だと明かす。 黒髪に黒い目、そして瞳には金色の斑点ーー 彼が消えたあと、必死に産み育ててきた息子ハリーと同じ。 「あなたの子よ」溢れる想いとともに告げたエリンの言葉を、 コルテスは信じないばかりか、彼女を金目当てと決めつけた。 だが後日、DNA鑑定でハリーが我が子だと知るや彼は言った。 「1000万ポンドで、息子の監護権を買いたい」 大人気のシークレットベビー物語をお贈りします。USAトゥデイのベストセラー作家シャンテル・ショーが描く、無垢なヒロインの恋心を翻弄する傲慢なスペイン富豪ヒーローが登場する今作は、大スター作家ダイアナ・パーマー好きなあなたに特におすすめです!

愛は一夜だけ愛は一夜だけ

愛の一夜が明けた朝、絶望のどん底へ。 授かった命だけが、わたしの宝物……。 知らなかった、彼に婚約者がいたなんて……。 ずっと憧れていたベンと結ばれ、幸せいっぱいで迎えた朝、 リリーは彼が別の女性と婚約したという記事を読んで愕然とした。 由緒ある領主館の跡取りベンと、使用人の娘のわたし。 もともと叶わぬ恋だったのだ……。 リリーは彼がまだ眠っている間に、部屋から逃げだした。 そして3年後。国外にいたリリーの前に、突然ベンが現れた。 「ぼくたちの娘をほったらかしてバカンスか?」 なぜ娘の存在を? 父親の名前を誰にも告げずに産み育ててきたのに! まさか、わたしの最愛の娘を奪いに? リリーは恐怖に凍りついた。 恋い焦がれたベンと結ばれて幸せの絶頂を極めた直後、絶望のどん底に突き落とされたリリー。ベンに妊娠を告げなかったのは、彼が子供はいらないという考えだと雑誌で知ったからでした。けれども、ベンは秘密にしていた彼女を責め、今後は娘に関わると宣言し……。

無垢な司書はシチリアで愛され無垢な司書はシチリアで愛され

このシチリアの古城で何度抱かれても、 彼の優しさにまやかしを感じるのはなぜ? 認知症を患う祖父の世話に明け暮れていた図書館司書のアナは、 突如一大スキャンダルに巻きこまれ、警察へ連れていかれた。 祖父は希代の詐欺師で、アナも容疑者の一人だという。 だがなぜか急に帰宅を許され、外に出るとソレンが待っていた。 美貌の大企業CEOで、昨日祖父の療養室で会ったばかりだった。 「きみを助けたい。シチリアのぼくの家を隠れ家にすればいい」 隠れる必要なんかないわ! 祖父もわたしも無実なのだから。 一度は断ったが、アナはマスコミに怯え、厚意にすがった。 ソレンの美しいブルーの瞳に宿る、暗い陰に気づきもせずーー。 嵐の夜、舞踏室でソレンと結ばれたアナ。なのに、身も心も捧げ尽くしたあと、この世で唯一の味方と思っていた恋人が、亡父の無念をはらすために近づいてきたと知って……。シチリアを舞台に、魅惑の傲慢ラテンヒーローを描くのは、鬼才キム・ローレンス!

天使に捧ぐ秘密の夜曲天使に捧ぐ秘密の夜曲

2500分の1の奇跡で生まれた赤ちゃん── 何があっても、この子だけは守りたい。 ある日猛烈な腹痛に襲われ、病院に運びこまれたジョージーは、 そこで初めて妊娠していると知らされ、そのまま男児を産んだ。 我が子と対面しても、彼女はただただ呆然とするばかりだった。 毎日仕事漬けだった私に、こんな奇跡が起こるなんて……。 だが、体調を崩し、会社から解雇されてしまったジョージーは たちまち困窮する。もう頼れるのはフィンしかいない── たった一度だけ熱い夜を共にした、この子の父親である大富豪。 病み上がりの体で彼を捜しだし、すべてを打ち明けた彼女に、 フィンは冷たく言い放った。「僕の子だって? ありえない」 もしもある日突然、心構えもなく赤ちゃんを産み、母親になったとしたら……。医学的には2500人に1人の割合で起こると言われている奇跡的な妊娠・出産を迎えたヒロインのドラマティックなロマンスです。ルーシー・キングの鮮烈なデビュー作をお楽しみください。

シチリア大富豪の忘れ形見シチリア大富豪の忘れ形見

シングルマザーのクリスティンは、これ以上ないほど困窮していた。 働きづめのせいで、3歳の息子ニコから笑顔も消えてしまった。 もうどうしようもない。私のプライドなど捨てて、 ニコの父親に会いに行き、あなたには息子がいると伝えよう。 かつての恋人、シチリアの大富豪セルジオは子どもを望まなかったが、 すこしの間だけでもいい、息子への援助をお願いしなければ……。 けれどそう決意した矢先、新聞でセルジオが婚約間近だと知る。 いてもたってもいられず、彼女は婚約発表のパーティ会場に駆けつけた。 彼は伯爵令嬢と結婚しようとしているーー息子の存在も知らないまま。 クリスティンは、思わずセルジオに駆け寄っていた。 なんとかセルジオと話すことができたクリスティンでしたが、あの頃よりさらに魅力を増した彼に翻弄され、再び身を任せてしまいます。息子の存在を知った彼は、便宜的に結婚しようと言いだしますが、そこに愛がないのは明らかで……。

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