著者 : 日本推理作家協会
2013年に発表されたすべての短編推理小説のなかから、日本推理作家協会がもっともすぐれた10作品を選出。まぎれもない、最高の短編推理小説集!日本推理作家協会賞候補作全作収録!
何時、どこで、誰が、何を、何故、どのように?ミステリーの基本「5W1H」を手掛かりに魅惑的な謎を解く。シリーズ第八弾の案内人はいま最も注目を集める作家・辻村深月。自身の思い出も含めた書下ろしの解説とともに選んだ、一九七七年、一九八七年、一九九七年の七つのベストミステリー。
ラブホテルで見つかった女性の変死体。残された指紋の謎に、病床に伏せる天才検視官が挑む(横山秀夫「罪つくり」)。みにくく太ることを“救い”と呼ぶ少女のひそかな絶望とは(桜庭一樹「脂肪遊戯」)。ある老バーテンダーの切なく美しい幕引きの物語(北森鴻「ラストマティーニ」)。豪華短編集。
70年代、80年代、90年代の短編ミステリーから、人気作家がベスト・オブ・ベストをセレクトする究極のアンソロジー第4弾。今回はミステリー・ブレンダーの京極夏彦が、「謎」「疑」「譚」「情」4つのテーマのもと、独自の視点で選び抜く。時を経て更に輝きを増す至高の8作品が、あなたをミステリーの虜にする。
日本推理作家協会賞短編部門本年度受賞作・曽根圭介『熱帯夜』、田中啓文『渋い夢』収録。2008年推理小説界の概況、ミステリー各賞の歴代受賞リストも付いた、50年を超える歴史を誇る国内唯一無二の推理年鑑。
「人間じゃないでしょ」と、老女に髪を切られた直後いきなり言い当てられた死神。彼女の「一生のお願い」は一日だけ、若いお客を五人ほど連れてくることだったー「死神対老女」(伊坂幸太郎)。三崎亜記「バスジャック」、北森鴻「鬼無里」、米澤穂信「シャルロットだけはぼくのもの」、芳醇なミステリーの競演集。
小説短編集は売れないと言われる。複数作家によるアンソロジーとなると、さらに敬遠されがちになるのが実情だ。かく言う筆者も、どうせ読むならドシンと重たい長編を、と思ってしまう。が、ご存じだろうか?世に傑作と謳われる映画の多くは、短編小説を原作としている事実を。発想と構成という点において、作り手が投入するエネルギーは長編も短編も変わらないのだということを。本書に収録された玉編の中に、十年後の伝説が潜んでいる可能性は十分にある。決めるのは時間、確かめるのはあなただ。
2006年に小説誌等に発表された数多くの短篇ミステリーの中から選ばれた15篇。2006年推理小説界の概況、ミステリー各賞の歴代受賞リストも付いた、50年を超える歴史を誇る国内唯一無二の推理年鑑です。
ミステリーのプロが選んだ2005年最高傑作14篇。日本推理作家協会賞短篇部門本年度受賞作、平山夢明『独白するユニバーサル横メルカトル』収録。
本書は、2004年に小説誌等に発表された数多くの短篇ミステリーの中から、日本推理作家協会が最も優れた18編を厳選した、決定版アンソロジーです。さらに、2004年推理小説界の概況、ミステリー各賞の歴代受賞リストも付いた、50年を超える歴史を誇る国内唯一無二の推理年鑑です。
暗がりで誰かにナイフで刺され、君は死ぬー。誕生日の前日、美緒は見知らぬ男に声をかけられ、こう予言される。犯人に心当たりがあった彼女は警察に相談に行くが…「六時間後に君は死ぬ」(高野和明)。「弔いはおれがする」(逢坂剛)ほか、いまをときめくミステリー作家10人の傑作だけを収めた豪華短編集。
2003年に小説誌等に発表された数多くの短篇ミステリーの中から、日本推理作家協会が最も優れた20篇を厳選した、決定版アンソロジー。推理小説界の2003年の概説、ミステリー各賞の歴代受賞リストもついた、50年を越える歴史を誇る推理年鑑。日本推理作家協会賞短編部門受賞作『死神の精度』を収録。
本書は、2002年に小説誌等に発表された数多くの短篇ミステリーの中から、日本推理作家協会が最も優れた20篇を厳選した、決定版アンソロジーです。推理小説界2002年の概説、ミステリー各賞の歴代受賞リストもついて、資料としても充実しています。50年を越える歴史を誇る唯一無二の推理年鑑です。