小説むすび | 著者 : 春野ひろこ

著者 : 春野ひろこ

屋根裏部屋のクリスマス屋根裏部屋のクリスマス

冴えないシンデレラが恋したのは、 ハンサムで奔放な王子様。 三姉妹の末娘で、美人の姉たちと比べられて育ったレイチェル。 周りからは“シンデレラ”などと呼ばれ励まされるけれど、 私は醜いアヒルの子。きっと愛も知らずに一生を終えるのだろう。 そんな折、レイチェルは親友のいとこのザックと偶然出会う。 目も覚めるようなハンサムな実業家で、自信たっぷりな彼は、 他の女性には目もくれず、なぜか彼女だけを熱心に口説いてきた。 私をからかっているの? いったい何が狙いなのかしら。 訝しみながらも彼の魅力に抗えず、レイチェルは誘われるまま 車に乗り込むが、天候が急変して近くの宿に避難する羽目に。 しかも案内された屋根裏部屋にはベッドがひとつしかなくて……。 強引で自信家だと思っていたヒーローから聞かされた哀しい過去。それは真剣で一途な愛を求めるヒロインにはつらいものでしたが、彼への想いは高まるばかりで……。ハーレクイン・ロマンスではおなじみのヘレン・ブルックスが描くシンデレラ・ロマンスです!

スター作家傑作選〜幸せを呼ぶキューピッド〜スター作家傑作選〜幸せを呼ぶキューピッド〜

小さな天使の存在が、二人の関係を変えるーシークレットベビー・アンソロジー!『シークの隠された妻』「ぼくたちはまだ夫婦らしい。正式な離婚手続が必要だ」突然訪ねてきたジャウルの言葉に、クリシーは驚いた。2年前、マルワン国皇太子の彼は挙式の翌月に忽然と姿を消したー彼女のおなかに双子を残して。やがて代わりに父王が現れ、無情にも結婚は無効だと告げたのだった。なのに今ごろ現れて離婚したいですって?しかし双子の子供たちの存在を知るやジャウルの態度は豹変し、離婚は撤回すると言いだした。彼の子ならばマルワン国で育てることが法律で決まっているというのだ。私から子供まで奪おうというの?『愛してると言えなくて』引退する雇い主から、学校を引き継ぐには誠実な相手との結婚が条件と言われた教師ベイリー。友人の勧めでゲイブと出逢って彼を愛するようになり、結婚を決めたー動機が仕事のためだと思われないよう、例の条件のことは隠して。だが期せずしてゲイブの知るところとなり、責められた彼女は家を出た。10カ月後。今日はバレンタインデー。ベイリーは赤ん坊を胸に抱き、懐かしい家をめざしていた。“生きたバレンタイン・プレゼント”を、ゲイブはどう思うだろう?そして今度こそ、私は彼を心から愛してると言えるかしら?

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