著者 : 景山民夫
虎口からの脱出虎口からの脱出
時の昭和3年、所は奉天。一瞬の爆風とともに、張作霖暗殺さる。唯一の目撃者である少女、麗華を追って、関東軍が立ち上がる。奉天軍、そして国民党軍も動きはじめた…。上海まで1600キロ、期限は3日。日中全軍を敵にまわして、デューセンバーグが中国の大地をひた走る。脱出なるか?日本冒険小説の金字塔、ついに文庫化。日本冒険小説協会新人賞、吉川英治文学新人賞受賞作。
トラブル・バスタ-(2)トラブル・バスタ-(2)
宇賀神邦彦、関東テレビ総務部総務課制作庶務係。人呼んで、トラブル・バスター。タレントや局の連中が撒きちらす面倒ごとを裏側から始末する、落ちこぼれのテレビ屋だ。彼の仕事はいつも、田所局長のお決まりのセリフで始まる。「宇賀神か?バカヤロー」
遙かなる虎跡遙かなる虎跡
1988年、マレーシア領ボルネオ。そこで働く日本人青年、西緑郎は、たまたまその死に立ち会ったチャン老人の遺品を、遺族のアイリーンに届けるはめになる。が、その遺品を血まなこで捜している男たちがいたとは…アイリーンが立ち上がる、「さあ、財宝を探しに行のよ」、その時、玄関の前が追手の車がブレーキの音を立てて停まった-。