著者 : 木下昌輝
天正十年六月二日(1582年6月21日)──戦国時代でいちばん長い夜だった。すなわち本能寺の変。天下人目前の信長を、討った男と守った男。野心と業にまみれた男たちのそれぞれの生きざまとは……。歴史の流れを変えた「瞬間」に、名手7人が集結。累計19万部突破の大好評「決戦!」シリーズ第3弾! 天正十年六月二日(1582年6月21日)──戦国時代でいちばん長い夜だった。すなわち本能寺の変。天下人目前の信長を、討った男と守った男。野心と業にまみれた男たちのそれぞれの生きざまとは……。 伊東潤「覇王の血」(織田信房) 矢野隆「焔の首級」(森乱丸) 天野純希「宗室の器」(島井宗室) 宮本昌孝「水魚の心」(徳川家康) 木下昌輝「幽斎の悪采」(細川幽斎) 葉室麟「鷹、翔ける」(斎藤利三) 冲方丁「純白き鬼札」(明智光秀) 歴史の流れを変えた「瞬間」に、名手7人が集結! 累計18万部突破の大好評「決戦!」シリーズ第3弾 伊東潤「覇王の血」(織田信房) 矢野隆「焔の首級」(森乱丸) 天野純希「宗室の器」(島井宗室) 宮本昌孝「水魚の心」(徳川家康) 木下昌輝「幽斎の悪采」(細川幽斎) 葉室麟「鷹、翔ける」(斎藤利三) 冲方丁「純白き鬼札」(明智光秀)
「この世で一番の兵を探している」捷足の達人・道鬼斎は、天下に静謐をもたらす男を探し諸国をめぐる。勇敢な猛将も、臆病な天下人も、愚直な武士もいた。桶狭間の戦いから大坂の陣まで、戦国の六大決戦を渡り歩いた道鬼斎が辿り着く、“まことの兵”とは。
累計18万部を突破し、ますます進化を続ける「決戦!」シリーズ。今回の舞台は豊臣秀吉の天下を決定づけた、もう一つの天下分け目である「賤ヶ岳の戦い」。そして、描かれるのは「賤ヶ岳の七本槍」として名高い、加藤清正、福島正則、片桐且元ら七人の武将。新進気鋭の若手歴史小説家たちが、若武者たちの戦いと、その後の人生を活写する! 槍よ、愚直なれ 木下昌輝 糟屋助右衛門の武功 簑輪諒 しつこい男 吉川永青 器 土橋章宏 ひとしずく 矢野隆 権平の推理 乾緑郎 孫六の刀 天野純希
慶長二十年五月(1615年6月)。豊臣秀吉が築いた天下の名城・大坂城を舞台に、戦国時代最後の大合戦がはじまろうとしていた。乱世に終止符は打たれるのか、敗北は即ち滅亡……。7人の人気作家が、戦国最終決戦「大坂の陣」に参陣。累計16万部突破の大好評「決戦!」シリーズ第2弾! 慶長二十年五月(1615年6月)。豊臣秀吉が築いた天下の名城・大坂城を舞台に、戦国時代最後の大合戦がはじまろうとしていた。乱世に終止符は打たれるのか、敗北は即ち滅亡……。 葉室麟「鳳凰記」(淀殿) 木下昌輝「日ノ本一の兵」(真田幸村) 富樫倫太郎「十万両を食う」(近江屋伊三郎) 乾緑郎「五霊戦鬼」(水野勝成) 天野純希「忠直の檻」(松平忠直) 冲方丁「黄金児」(豊臣秀頼) 伊東潤「男が立たぬ」(福島正守) 7人の人気作家が、戦国最終決戦「大坂の陣」に参陣。 累計16万部突破の大好評「決戦!」シリーズ第2弾! 葉室麟「鳳凰記」(淀殿) 木下昌輝「日ノ本一の兵」(真田幸村) 富樫倫太郎「十万両を食う」(近江屋伊三郎) 乾緑郎「五霊戦鬼」(水野勝成) 天野純希「忠直の檻」(松平忠直) 冲方丁「黄金児」(豊臣秀頼) 伊東潤「男が立たぬ」(福島正守)
歴史に残るような戦国武将は、戦いに勝つべくして勝つのみにあらず。時として味方は寡勢、敵は数倍という絶対絶命の場面を潜り抜けて来て、世に名を残したのだ。織田信長、伊達政宗、浅井長政、島津義弘など七人の武将たちの驚愕の逆転の打開策を、当代きっての名手七人が描く、珠玉の短編アンソロジー。
葉室麟が、門井慶喜が、土橋章宏が「新選組」を描く! 累計9万部を突破し、ますます進化を続ける「決戦!」シリーズ。戦国時代の著名な戦場を舞台にすることが多かった「決戦!」シリーズだが、今回の舞台は初の幕末。「新選組」の活躍と悲哀を、当代きっての人気作家が描き出す。 鬼火 葉室麟 戦いを避ける 門井慶喜 足りぬ月 小松エメル 決死剣 土橋章宏 死にぞこないの剣 天野純希 慈母のごとく 木下昌輝
娘の嫁ぎ先を攻め滅ぼすことも厭わず、権謀術数を駆使して戦国時代を駆け抜けた戦国大名・宇喜多直家。裏切りと策謀にまみれた男の真実の姿とは一体…。ピカレスク歴史小説の新旗手ここに誕生!!第92回オール讀物新人賞をはじめ、高校生直木賞など五冠を達成した衝撃のデビュー作。特別収録・高校生直木賞ルポ。
累計10万部へ!「決戦シリーズ」第五弾!!成り上がりへの壮大なプロローグーー桶狭間の戦い!花村萬月(今川義元)、冲方丁(織田信長)、宮本昌孝(今川氏真)、富樫倫太郎(松平元康)、矢野隆(毛利新介)、木下昌輝(岡部元信)、砂原浩太朗(前田利家・第2回決戦小説大賞受賞者)。信長、家康、そして秀吉……「天下布武」へのそれぞれの道は、ここから始まった。戦、戦、戦ーーこの男たちの熱を体感せよ。 累計10万部へ!「決戦シリーズ」第五弾!! 成り上がりへの壮大なプロローグーー桶狭間の戦い! 花村萬月(今川義元) 冲方丁(織田信長) 宮本昌孝(今川氏真) 富樫倫太郎(松平元康) 矢野隆(毛利新介) 木下昌輝(岡部元信) 砂原浩太朗 第2回決戦小説大賞受賞者(前田利家) 信長、家康、そして秀吉……「天下布武」へのそれぞれの道は、ここから始まった。 戦、戦、戦ーーこの男たちの熱を体感せよ。 覇舞謡 冲方丁 いのちがけ 砂原浩太朗 首ひとつ 矢野隆 わが気をつがんや 富樫倫太郎 非足の人 宮本昌孝 義元の首 木下昌輝 漸く、見えた。 花村萬月
時を惑い。時を追われ。時を喰らう。時代小説界若手の実力者が、歴史の大事に至るまでの一日を濃密に描く、6つのどんでん返し!大坂夏の陣で、豊臣秀頼が死ぬまでの24時間。伊達政宗が父、輝宗を射殺するまでの24時間。桶狭間にて、今川義元討ち死にまでの24時間。武田信玄の家臣、山本勘助戦死までの24時間。将軍足利義輝、御所で闘死するまでの24時間。そして、乱世の終幕、徳川家康最期の24時間。
累計8万部突破の「決戦!」シリーズ最新作! 武田VS上杉ーー戦国最強同士の激突、その時、二人の英雄は何を思うのか。原点にして、さらなる進化を遂げた「決戦!」を見届けよ!武田勢:武田信玄×宮本昌孝、武田信繁×矢野 隆、真田昌幸×乾 緑郎、山本勘助×「決戦!小説大賞」受賞・佐藤巖太郎。上杉勢:上杉謙信×冲方 丁、甘粕景持×木下昌輝、宇佐美定満×吉川永青 累計8万部突破の「決戦!」シリーズ最新作! 武田VS上杉ーー戦国最強同士の激突、その時、二人の英雄は何を思うのか。 プロアマの激戦を見事突破した「決戦!小説大賞」受賞者も参戦。 原点にして、さらなる進化をとげる「決戦!」を見届けよ!! 武田勢 武田信玄ーー宮本昌孝 武田信繁ーー矢野 隆 真田昌幸ーー乾 緑郎 山本勘助ーー佐藤巖太郎(「決戦!小説大賞」受賞者) 上杉勢 上杉謙信ーー冲方 丁 甘粕景持ーー木下昌輝 宇佐美定満ーー吉川永青 五宝の矛 冲方丁 啄木鳥 佐藤巖太郎 捨て身の思慕 吉川永青 凡夫の瞳 矢野隆 影武者対影武者 乾緑郎 甘粕の退き口 木下昌輝 うつけの影 宮本昌孝
時は江戸時代中期。大坂の生國魂神社の境内には、芝居小屋や見世物小屋が軒を連ね、多種多様な芸能が行われていた。笑話の道を志した米沢彦八は、役者の身振りや声色を真似る「仕方物真似」、滑稽話の「軽口噺」などが評判となり、天下一の笑話の名人と呼ばれ、笑いを大衆のものとした。彦八は何故、笑いを志し、極めようとしたのか?そこには幼き頃から心に秘めた、ある少女への思いがあったー。