著者 : 杓子ねこ
「君のことが可愛すぎてもう耐えられない」 仕事大好きな二人のドタバタ不器用ラブコメディ、第2弾!! 互いの想いが通じ合い、アーサーと正式に婚約を結んだオリヴィア。 周囲から“氷の宰相”として恐れられているアーサーの婚約報道はすぐさま宮殿中を駆け巡り、オリヴィア自身も注目を集める日々を送っていた。 婚約を機にプライベートの時間へも目を向けるようになった二人は、仕事以外の趣味を作るため一緒にお菓子作りをしたり、婚約指輪を作りに行ったりと幸せいっぱい! しかし、そんなある日のこと。 宰相室に新たな職員・シグが配属されることに! 彼はどうやら、闇残業を繰り返したために異動を命じられた生粋の仕事人間らしいのだがーーその裏には、とある事情も絡んでいるようで……? さらに、宮殿内で様々な不正の扇動を企むギルバートの魔の手が宰相室にも迫っていて!? 「これからは毎日指輪を付けて、会う者全員に見せびらかそう」 恋に仕事に大忙しの不器用ラブコメディ、第二弾!!
怖がるのも、逃げるのも、もうやめる。戦うために! 運命の相手を示し、結ばれた相手を繁栄に導く赤い糸。その糸が切れていたため蔑まれていた伯爵令嬢スカーレットは、同じ糸切れの隣国の国王リオハルトに見初められ婚約者に。 ある夜会で、リオハルトの元婚約者・故ウィスタリアの父ダグルと会ったスカーレットは、恐怖に意識を失う。夢で見たウィスタリアとダグルの関係は、強い不安感に彩られたもので……。 意識を取り戻したスカーレットは赤い糸とは何か、またウィスタリアの死の真相を探るためリオハルトと共に動き出す。そこで明かされる真実とは……!? 途切れた赤い糸に起きた奇跡のラブストーリー!
周囲から恐れられている「氷の宰相」が──!? 「君のことが好きで好きで好きすぎるんだ」 一切の私情も挟むことなく政務をこなすことから“氷の宰相”として恐れられているアーサーの補佐官として、日夜仕事に励む令嬢・オリヴィア。 アーサーと共に国の重要業務を一手に担い、その業務量の多さから宮廷内でも一目置かれる存在となっていたオリヴィアは、 彼へ抱いている密かな恋心には蓋をしながら、忙しくも充実した日々を送っていた──あるとき。 「オリヴィア嬢。俺と結婚してくれないか?」 「……はい?」 突然、アーサーから求婚されてしまう! 驚くオリヴィアをよそに、淡々と話を進めていくアーサー。 曰く、婚約を隠れ蓑にしながら、王位継承にまつわる不穏な噂を調査したいようで……? 仕事のためなら勿論二つ返事で引き受けるオリヴィア。 しかし、偽りの婚約関係のはずが、なぜかアーサーはオリヴィアへの好感度MAXのようで──!? 「……君のことが、好きで好きで好きすぎるんだ」 仕事大好きな二人のドタバタ不器用ラブコメディ!
「運命の相手」と心が通じ合うとき奇跡が起き幸福がもたらされるという言い伝えにより、伯爵令嬢スカーレットは「運命の相手」を示す赤い糸を鑑定。だが、自身の赤い糸は途切れていた! 家族からは政略結婚の役に立たないと虐げられ、スカーレットは平民になるため家出を考えるも、残忍と噂の公爵に嫁ぐことを命令される。 その後スカーレットは、隣国ルーゼンフェルド国王リオハルトの赤い糸が途切れているのを見て驚く。 赤い糸は自分と運命の相手にしか見えないのだ。 リオハルトはスカーレットに「お前が俺の”運命の伴侶”だ」と告げるがーー!? 一人で生きていくことを決めた糸切れ令嬢が本当の愛に出会うじれキュンラブストーリー!
王太子である兄に命じられ、「成り上がり子爵」と名高いアラン=ノシュタットのもとに嫁いだ王女マデレーネ。数々の誤解や困難を乗り越え、二人は名実ともに夫婦となった。そんな折、兄イエルハルトから夫婦で王都に出向き、披露目の晩餐会を開くよう達しが届く。新婚旅行のつもりで王都に向かうマデレーネとアラン。そこで出会ったとある少女が、二人の運命を大きく動かしーー? 元貧乏王女のサクセス・ラブストーリー、第2弾!
幼い頃から虐げられてきた末の王女マデレーネは、王太子である異母兄に命じられ、“成り上がり”子爵に嫁ぐことになる。王家は金を、子爵家は公爵位を得るための、愛情のない政略結婚。「わかっていると思いますが、俺たちは互いの家の利益のために結婚したにすぎません。あなたを妻と思う気はない」「でも、宮殿での暮らしに比べれば十分に幸せだわ。わたくしはわたくしにできることをいたしましょう」 やがて政略結婚の裏側にあるアランの事情を知ることになり……。