小説むすび | 著者 : 森川智喜

著者 : 森川智喜

一つ屋根の下の探偵たち一つ屋根の下の探偵たち

出版社

講談社

発売日

2017年9月13日 発売

“なまけものの探偵”と“働きものの探偵”、二人の探偵とハウスシェアを始めた新人エッセイストの浅間修は同居人の探偵を対決させて、捜査についてルポルタージュを書くことに。奇妙な密室で男が餓死し、その床にはアリの巣のような穴があいていた「アリとキリギリス事件」に遭遇。ルポに採用されるのは一人だけ。勝負を面倒がる探偵・天火隷介を、真面目な探偵・町井唯人が説得し、二人は対決することに。 「私は夢の中で推理をしていようと思う」 「探偵は人脈と根性ですよ!」 ユーモアミステリー&驚愕の謎解き! 奇妙奇天烈、摩訶不思議な「アリとキリギリス」事件! --真相の解明が待たれる。 “なまけものの探偵”と“働きものの探偵”、二人の探偵とハウスシェアを始めた新人エッセイストの浅間修は、苦しい経済状況を打破するために、同居人の探偵捜査についてルポルタージュを書くことに。そんなとき、雑誌に「アリとキリギリス事件」の記事を発見。奇妙な密室で男が餓死し、その床にはアリの巣のような穴があいていたという。対象の事件は決まった。しかしルポに採用されるのは、一人だけ。勝負を面倒がる探偵・天火隷介(てんかれいすけ)を、真面目な探偵・町井唯人(ゆいと)が説得し、二人は対決することに。果たして真相に到達するのは探偵(アリ)か探偵(キリギリス)か、それとも? 京都大学推理小説研究会出身の著者による探偵小説、はじまりはじまり! 第一章 虫のいい話 第二章 虫の知らせ 第三章 虫の息 第四章 バグ×デバグ 第五章 アリとキリギリス 終 章 ああ面白い、虫の声 文庫版あとがき

ワスレロモノ 名探偵三途川理 vs 思い出泥棒ワスレロモノ 名探偵三途川理 vs 思い出泥棒

出版社

講談社

発売日

2016年3月17日 発売

人の記憶を宝石化できる魔法の指輪をもつ青年・カギノは、「思い出泥棒」を生業としていた。舞台女優から台詞を忘れさせてほしい、事件の目撃者から記憶を奪ってほしい……数々の危険な依頼が舞い込む彼だったが、ある依頼で三途川理の記憶を盗んだことをきっかけに、とんでもない目にあうことになり……。本格ミステリ大賞受賞・三途川シリーズ待望の最新作! 魔法の指輪で人の記憶を宝石にする青年・カギノ。彼は相棒とユイミとともに、ある宝石を求め「思い出泥棒」として活動している。 舞台女優が暗記した台詞、目撃されたスキャンダル……依頼に応じて記憶を盗むカギノの仕事は完璧。しかし行く手に悪辣なる名探偵・三途川理のどす黒い影が!? 本格ミステリ大賞をデビュー最速で受賞したー名探偵三途川理ーシリーズ、待望の最新作がタイガに登場! 第一章 瑠璃色の思い出 第二章 鳶色の思い出 第三章 鬱金色の思い出 第四章 毒々しい色合いの思い出 第五章 思い出の指輪 第六章 思い出コレクション

半導体探偵マキナの未定義な冒険半導体探偵マキナの未定義な冒険

出版社

文藝春秋

発売日

2014年6月20日 発売

名探偵に深刻なエラーが発生しました! 主人公の正行は17歳の男子高校生。のんびり帰宅部の大人しい青年だが、彼には天才科学者の祖父がいた。祖父は現役引退後、研究所にこもってひそかに人間そっくりのAI搭載探偵ロボットを開発し、依頼人に派遣するボランティアをおこなっていたのだ。 ある日、3体の探偵ロボットがエラーを起こし、勝手に町に出て「探偵」活動を始めてしまった。唯一正常に機能している探偵マキナと正行のコンビは、あちこちで「捜査中」と思われる「探偵」たちを無事、見つけ出すことができるのだろうか? 京都大学推理小説研究会の「秘密兵器」と呼ばれた著者。鬼才の最新作は「犯人探し」ならぬ「探偵探し」です。探偵小説界を疾走する才能のきらめきを、ぜひその目で確かめてみてください。 今度は何を出してくる? と毎作、目が離せない。まことに「未定義な」才能の持ち主である。--綾辻行人 星新一と「ミステリーランド」が好きな人に薦めたい。--法月綸太郎 ロボット探偵がロボット探偵を探す。二十一世紀のパット・マガー!--我孫子武丸 EQ(エレクトロニック・カルテット)ここに爆誕!--麻耶雄嵩

キャットフードキャットフード

出版社

講談社

発売日

2013年9月14日 発売

極上のキャットフードを作りたいーー化けネコ・プルートは人肉ミンチの生産に乗り出した。コテージに見せかけた人間カンヅメ工場に誘(おび)き寄せられた四人の若者。が、その中に人間に化けた黒ネコ・ウィリーが混ざっていた。化けネコどうしの殺傷はご法度。一体どいつがネコなんだ!? 食われたくないなら、頭を絞れ!(講談社文庫) 慎重にご賞味を。 ネコvs.ネコvs.飼い主の推理戦は、前代未聞の結末へ! 極上のキャットフードを作りたいーー化けネコ・プルートは人肉ミンチの生産に乗り出した。コテージに見せかけた人間カンヅメ工場に誘(おび)き寄せられた四人の若者。が、その中に人間に化けた黒ネコ・ウィリーが混ざっていた。化けネコどうしの殺傷はご法度。一体どいつがネコなんだ!? 食われたくないなら、頭を絞れ! 最後まで読むと、すべてがきちんと計算されていたことが実感できる仕組みになっている。さながらミステリに精通したゲームマスターのよう。 ーー麻耶雄嵩氏(解説より) ※本書は2010年7月に講談社BOXより『キャットフード 名探偵三途川理と注文の多い館の殺人』として刊行されたものを改題したものです。 第一幕 幕間 第二幕 終幕

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP