著者 : 樋口卓治
語りが交錯し、閃きが生まれ、文字になる。 千原ジュニアの新境地。 作家、放送作家の樋口卓治さんを相手に、TVや舞台では聞けないエピソードを語り、セッションを重ね物語になっていく。語りの過程はジュニアさんのYouTube「千原ジュニアYouTube」で毎週公開! ・駐車場に置かれたベビーカー、誰がなんのために? ・車のAIアシストが余計なことをしてしまう状況って? ・気が利くと自認する後輩がやらかして……。 ・家を建てる幸せ×恐怖=?
新婚3カ月で破綻! その後40年の別居婚生活!樹木希林・内田裕也夫婦を主役に、よりによって「ホームドラマ」を書けだって!?売れないバツイチ脚本家の受難が始まった笑いと涙のエンタメ長編売れない脚本家・三林草生介は、人気大物監督に頼まれ、内田裕也・樹木希林夫妻を主人公にしたホームドラマの脚本を書くことになった。執筆は難渋。なんとか書き上げるも監督からはダメ出しが。失意の底に沈み街中をさまよう草生介がたどりついたのは、希林の旧宅。誰もいないはずの家からは、なんと希林が現れる。「あんたが私たちのホームドラマを書くのに協力してあげる。代わりに手伝ってほしいことがあるの」その日から、希林と草生介の不思議な共同生活が始まったーー。
三村修治はこの世とあの世の狭間にいた。修治は生前に積んだ善行「天国マイレージ」のおかげで、天国に行けるという。人は笑うたびに0.1マイルが貯まる。修治は生前、35万回も笑っていた。妻の彩子は明るく、よく笑う女性だった。だが息子の陽一郎はどうか? 腹を抱えて笑っている姿をみた記憶がない。かくして修治は、天国行きを中止した。すべてのマイルを使ってこの世に1週間だけ戻り、陽一郎を笑わせるために。 目がさめると、三村修治はこの世とあの世の狭間にいた。修治は生前に積んだ善行「天国マイレージ」のおかげで、天国に行けるという。人は笑うたびに0.1マイルが貯まる。修治は生前、35万回も笑っていた。しかし、そのことを知った修治は悩んだ。妻の彩子は明るく、よく笑う女性だった。だが息子の陽一郎はどうか?腹を抱えて笑っている姿をみた記憶がない。かくして修治は、天国行きを中止した。すべてのマイルを使ってこの世に1週間だけ戻り、陽一郎を笑わせるために。 【『天国マイレージ』改題】 プロローグ 第一章 天国ステーション 第二章 一週間転校生 第三章 転校二日目(火) 第四章 転校三日目(水) 第五章 転校四日目(木) 第六章 転校五日目(金) 第七章 転校六日目(土) 第八章 転校最終日(日) 第九章 天国ステーション エピローグ
なぜ離婚したくないのだろう? 世間体? 妻への愛情? 子供の教育上良くないから? 妻から離婚を切り出され、仕事漬けだった隆介は、はじめて考えた。お茶の間に届けるファミリードラマの脚本を書きながら、妻の気持ちを変えられないかと悩む日々。世間の離婚についての考え方を取材し、考え、隆介が出した思いもよらない結論とはーー 1 おかえりなさい 2 妻が結婚指輪をしていない 3 危うく別れるとこだった 4 どうしてそんな言い方するのかな 5 妻を嫌いになればいいんだ 6 ファミリーラブストーリー 7 うちと一緒だ 8 妻と離婚するかもしれない 9 好きだ、別れよう 10 よし。ご馳走作ろう 11 妻は包帯のような存在なのよ 12 妻がいたから頑張れた 13 十年後の一郎とともえ
男手ひとつで、心を込めて娘を育ててきたはずだった。そこに突然届いた「お父さん検定」。合格しなければ親権を奪われる。差出人は亡き妻の母だ。健康か。家事はできるか。娘の気持ちをわかっているか。数々の審査項目に細野一郎は七転八倒。「そうだ、夏休みに旅行に行かないか?」「私、留学したいんだ」「今なんて言った?」期間は二ヵ月、娘に相応しい父への道のりは遠い。『ボク妻』著者が描く、一風変わった家族の物語。 第一章 お父さん検定が来た 第二章 失敗屋 第三章 父として 第四章 段々、父親と娘 第五章 お父さん検定 エピローグ 子別れ
目がさめると、三村修治はこの世とあの世の狭間にいた。行き先は生前に積んだ善行で貯まる「天国マイレージ」で決定する。なんて修治は3万マイル以上貯まっていて、天国に行けるという。人は笑うたびに0.1マイルが貯まる。修治は生前、35万回も笑っていた。しかし、そのことを知った修治は悩んだ。妻の彩子は明るく、よく笑う女性だった。だが息子の陽一郎はどうか?腹を抱えて笑っている姿をみた記憶がない…。かくして修治は、天国行きを中止した。すべてのマイルを使ってこの世に1週間だけ戻り、陽一郎を笑わせるために。笑いと涙の感動長編!『ボク妻』続編!
余命6ヵ月を宣告された放送作家の三村修治。死を前に思うのは最愛の家族のこと。みんなを笑顔にしたくて20年間バラエティ番組を作ってきた。妻と息子にも、ずっと笑顔でいてほしい。修治は人生最後の企画を考え抜き、決めた。妻に、最高の結婚相手を遺そう。笑い泣きが止まらない家族小説。内村光良主演で、連続ドラマ化決定! 余命6ヵ月を宣告された放送作家の三村修治。 みんなを笑顔にしたくて、20年間、夢中でバラエティ番組を作ってきた。 今、死を前に思うのは最愛の家族のこと。遺される妻と息子にも、ずっと笑顔でいてほしい。 修治は人生最後の企画を考え抜き、決めた。妻に、最高の結婚相手を遺そう。 笑い泣きが止まらない家族小説。舞台化に続き、連続ドラマ化決定! 「修治と彩子の愛の物語。修治と彩子と陽一郎の家族の物語。そのどの部分にも「愛」と「楽しさ」が満ちあふれている。修治の強さに敬意を払い、力一杯、「ボクの妻」の結婚相手を探そうと思う。もうすぐ、ドラマの撮影が始まる。」 連続ドラマ「ボクの妻と結婚してください。」修治役:内村光良(解説より)