著者 : 樋口明雄
街に異変が起こっていた。死人が歩き回り異常な殺人事件がウワサにのぼる。街には戒厳令がしかれ、人々は家に閉じ込もり、不安な日々を送っていた。メイン州で最も美しい街「マザーズディ」は、いまやゴーストタウンのような様相を呈し始めているのだった。マザーズディに住む少年・ダグラスは、屋根裏部屋で奇妙な日記を見つけた。その日記に導かれるように旅に出るダグラス。目指すはホーリーローリーマウンテン。あの山にかかる黒雲が異変のカギをにぎっているはずだ。旅の途中で出会った仲間のアンナ、ロイドとともに、魔の山に向かうダグラス。だが、彼らの行手には、恐るべき敵が待ち受けていた。
最新型戦車を従えた機械化部隊が街を焼き、民衆を蹂躙し、無意味な虐殺を繰り広げる。旧式なライフルを担いだゲリラたちが、負傷した政府軍兵士をなぶり、街ごと軍を吹っ飛ばす。エルドリア共和国。それが南米に位置するこの国の名だ。破壊、ただ破壊のみの世界でルパンは呟く「ここが第三世界さ」と…。ルパンと銭形、追われる者と追う者。この地から、ふたりは脱出できるか?
東の果てにあるという、神秘の国ジパング。かつて、この国を支配すべく暗躍した邪教・大門教があった。だが、火の勇者の働きに邪教は倒され、人々は平和を得たのである。しかし…、それは束の間のことであった。地獄の底から大門教が復活し、平和な暮らしに魔の手が伸びる。火の勇者のうち、ナメクジ族の綱手、ヘビ族の大蛇丸までが捕らえられ、どことも知れぬ場所に封じられた。最後の火の勇者、ガマ族の末裔・自来也はただひとり、大門教を倒す旅に出る。目指すは江戸城、大門教の頭領・邪神斎を倒す。-その頃江戸城では、蒼く妖しい光の中で、マサカドの怨霊が蘇りつつあった…。
オレは流れ者の魔物バスター。名前はない。ただ、ひとはオレをファイターとよぶ。ある日のことだ。ここコーネリア国をおさめるアルデ4世からお呼びがかかった。「この世の魔王ブレードひきいる魔物どもに、おびやかされている。世界に平和をとりもどすために、コーネリアの古い伝説に語られる、悪しきものを打ち倒すという破邪の宝玉ーアライの玉をさがしてもらえないだろうか」魔物どもには、いろいろ借りもあることだし、よろこんでひきうけることにした。
ぼくは火の貝の勇者。ある日気がつくとマイヨーの城という所にいたんだ。シェルドラドの平和を取り戻す。それがぼくの使命なんだって。敵は大魔王ファットバジャー。一瞬にしてシェルドラドの平和を破った悪の化身だ!そこで、ぼくは水、大気、大地の貝を持つ3匹の勇者、貝獣とパーティを組み、ファットバジャーを退治しに出かけたんだ。だけど、次々に行く手をはばむ怪物たち。ぼくらは数々のアイテムを集め、怪物たちを倒しながら、シェルドラド中を大冒険。
俺たちの前に現われたのは、謎の美少女ミシェルに、同じ敵を追っているらしいARMSの連中。手がかりの黒い薔薇の意味するものはなにか?そして、鍵を握る吸血鬼伝説の謎とは…。
暗黒の使者の黒い手が平和な王国に伸びる!闇の魔道士・ゾールが、恐怖のパワー「エクソダス」を復活させようと企んでいるのだ。このままでは、ソーサリアは彼の手に落ちてしまう!そなんことはさせるもんか!ブリティッシュ王の命を受けたぼくは、3人の仲間、魔術士ハワード、盗賊のフィリップス、女戦士シンディと共に、「エクソダス」捜索の旅に出た。戦いの時は来た。ゾールの手から、「エクソダス」を奪い返せ!ソーサリアを魔の手から守るのはキミだ!
平和な東京に、闇の使徒が訪れた!ある日突然、魔物にさらわれてしまった少女、ルーシー。彼女は300年の眠りから目覚めた吸血鬼“ヴァイケル”の餌食にされてしまうのだ!ルーシーを助けなければ!彼女を救い出すために、3人の少年、順、宏、進が立ち上がる。ヴァイケルの支配するもうひとつの東京“ゾーン”に入りこんだ彼ら。果たして、彼ら3人の行く手に待ちうけるものは何か!
俺の名は次元大介。10日前、俺はルパンとともにロスにある、とある豪邸から800万ドル相当のダイアのネックレスを盗み出した。が、そのダイアにはマフィアの息が…。重火器で武装した一団からからくも逃れ俺達の逃避行が始まる。しかし、マフィアが相手となるとそれも困難を極める。降りしきる雨と一直線に続くハイウェイ。この先に、さらなる危機が待ち受けることを、次元はまだ知らない。フリーウェイは、血塗られた戦場と化す…。ルパン三世オリジナル短篇小説集。
ロトの血を引く者たちに再び忍び寄る悪の影。邪教の神官・ハーゴンの祈りが、魔神に届こうとしているのだ!急を告げる使者の言葉に、ローレシアの若き王子が立ちあがった。父王の命を受け、若き勇者の旅が、今始まった。大人気ドラゴンクエスト2の完全版ゲームブック、初の上下巻で登場!