著者 : 氷堂れん
断罪された伯爵令嬢の、華麗なる処刑ルート回避術断罪された伯爵令嬢の、華麗なる処刑ルート回避術
身に覚えのない国王暗殺の罪を着せられ、処刑台に上がった伯爵令嬢ミラ。しかし突然時間逆行の魔法が発動し、気づくと三年前に戻っていた。今度こそ処刑ルートを回避してやると心に誓うが、自分に死刑宣告した王太子フレイシスに想いを寄せられて!?彼は因縁の相手なのに、惹かれる気持ちが止められない。そんな時、ミラに罪を着せた張本人の聖女が現れて、二人の邪魔をし始める。まさか今回も処刑ルートまっしぐらなの!?
ひょんなことからオネエと共闘した180日間(下)ひょんなことからオネエと共闘した180日間(下)
令嬢ジャネットは行儀見習いとして城に上がり、王女とともに美容アドバイザーのオネエことアマンディーヌから厳しいレッスンを受ける日々を送っていた。オネエの正体を知り、その内面に惹かれたジャネットは絶対に振り向いてもらおうとアタックするも、のらりくらりとかわされる。「どんなタイプの男にも対応して虜にできるレディに仕上げてみせる!」と言っていたのにこのやろう、なかったことにするつもりだな? そうはさせないジャネットと、どこまでもジャネットの上を行くオネエの、走り出したら止まらない180日の結末は!?
ひょんなことからオネエと共闘した180日間(上)ひょんなことからオネエと共闘した180日間(上)
令嬢ジャネットは今日も舞踏会場の壁の花。エスコート役の婚約者・ダグラスが自分をほったらかすのは毎度のことだけど、今日は見知らぬ美少女と火遊び中の彼を目撃してしまい、こぼれる涙が止められない。そんなジャネットに声をかけてきたのは、大柄迫力美人のオネエ。 「何をやってもブスで貧相でどうしようもない女なんて、この世に存在しないのよ!」 オネエのレッスンを受けることになったジャネットは、綺麗になって婚約者をギャフンと言わせることができるのか? ジャネットとオネエが奮闘するドタバタな180日が始まる!