小説むすび | 著者 : 池井戸潤

著者 : 池井戸潤

下町ロケット2 ガウディ計画下町ロケット2 ガウディ計画

出版社

小学館

発売日

2015年11月5日 発売

直木賞受賞作に待望の続編登場! その部品があるから救われる命がある。 ロケットから人体へーー。佃製作所の新たな挑戦! ロケットエンジンのバルブシステムの開発により、倒産の危機を切り抜けてから数年ーー。大田区の町工場・佃製作所は、またしてもピンチに陥っていた。 量産を約束したはずの取引は試作品段階で打ち切られ、ロケットエンジンの開発では、NASA出身の社長が率いるライバル企業とのコンペの話が持ち上がる。 そんな時、社長・佃航平の元にかつての部下から、ある医療機器の開発依頼が持ち込まれた。「ガウディ」と呼ばれるその医療機器が完成すれば、多くの心臓病患者を救うことができるという。しかし、実用化まで長い時間と多大なコストを要する医療機器の開発は、中小企業である佃製作所にとってあまりにもリスクが大きい。苦悩の末に佃が出した決断は・・・・・・。 医療界に蔓延る様々な問題点や、地位や名誉に群がる者たちの妨害が立ち塞がるなか、佃製作所の新たな挑戦が始まった。 日本中に夢と希望と勇気をもたらし、直木賞も受賞した前作から5年。 遂に待望の続編登場!

空飛ぶタイヤ(上)空飛ぶタイヤ(上)

出版社

講談社

発売日

2009年9月15日 発売

走行中の大型トレーラーが脱輪し、はずれたタイヤが歩道を歩く若い母親と子を直撃した。トレーラーの製造元ホープ自動車は、トレーラーを所有する赤松運送の整備不良が原因と主張するが、社長の赤松は到底納得できない。独自に真相に迫ろうとする赤松を阻む、大企業の論理に。会社の経営は混迷を極め、家族からも孤立し、絶望のどん底に堕ちた赤松に、週刊誌記者・榎本が驚愕の事実をもたらす。(講談社文庫) 巨大自動車会社の、腐りきった内情。 保身に走る、エリート社員。 強烈な向かい風の中、そんな彼らに一人挑む、粘り強い男がいた・・・・・・! 走行中の大型トレーラーが脱輪し、はずれたタイヤが若い母子を直撃した。 トレーラーの製造元ホープ自動車は、トレーラーを所有する赤松運送の整備不良が原因と主張するが、社長の赤松は到底納得できない。正確な整備記録が残されていたのだから。 独自に真相に迫ろうとする赤松を阻む、大企業の厚い壁。 会社の経営は傾き、窮地に立たされた赤松は、家族からも孤立し、絶望のどん底に堕ちたに見えたがーーそこへ週刊誌の記者が、驚愕の情報をもたらす。 真実は、どこに!? ★池井戸作品が、初めて映画に!★ 映画「空飛ぶタイヤ」 6月15日全国ロードショー 出演:長瀬智也 ディーン・フジオカ 高橋一生 がんばれ、赤松! 序 章 決して風化することのない、君の記憶 第一章 人生最悪の日々 第二章 ホープとドリーム 第三章 温室栽培群像 第四章 ハブ返せ! 第五章 罪罰系迷門企業 第六章 レジスタンス 第七章 組織断面図

空飛ぶタイヤ(下)空飛ぶタイヤ(下)

出版社

講談社

発売日

2009年9月15日 発売

事故原因の革新に関わる衝撃の事実を知り、組織ぐるみのリコール隠しの疑いを抱いた赤松。だが、決定的な証拠がない。激しさを増す、大ホープグループの妨害工作。家族と社員を守るために、赤松はどうしても真実を証明しなければならないのだーー。歯をくいしばって闘う男の姿を描いた感動長編。(講談社文庫) 事故原因の核心に関わる衝撃の事実を知った赤松は、激怒する。 ホープ自動車は、組織ぐるみでリコール隠しをしているんじゃないか・・・・・・。 そんな中、激しさを増していくホープグループの妨害。 赤松は追い詰められながらも、真実を掴み、それを明らかにしてみせることはできるのか。 けっして泣き寝入りはしないーー池井戸ドラマの真骨頂! ★池井戸作品が、初めて映画に!★ 映画「空飛ぶタイヤ」 6月15日全国ロードショー 出演:長瀬智也 ディーン・フジオカ 高橋一生 がんばれ、赤松! 第八章 不経済的選択 第九章 聖夜の歌 第十章 飛べ! 赤松プロペラ機 第十一章 コンプライアンスを笑え! 第十二章 緊急避難計画 終 章 ともすれば忘れがちな我らの幸福論

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