著者 : 池田真紀子
愛するクリスチャンのプロポーズを受け入れたアナ。家族や友人に祝福された結婚式に、憧れのヨーロッパへのハネムーンと、夢のような日々が彼女を待っていた。幸せと官能に溺れるふたり。それなのに、謎のストーカーが新婚夫婦をつけ狙っていた!ふたたび波瀾の予感が…!?全世界で1億部を突破した大ベストセラー三部作“フィフティ・シェイズ”シリーズ、完結篇!
至上の幸福に浸りつつも、アナは過保護にも思えるクリスチャンの愛と、彼のリッチさに戸惑っていた。クリスチャンの過激なプレイだってもう怖くないし、彼への愛がこの先一生変わることはない。けれど、もしかしてあわてて結婚しすぎたのでは…。そんなとき、ふたりをつけ狙っていた謎の人物の正体が判明する。どうして犯人はアナやグレイにこれほどまでに執着するの…?
アナの父親の事故の知らせが届く。クリスチャンは青ざめる彼女をしっかりと支え、ふたりの絆が深まっていった。だが、病院で判明した思いがけない事実に、クリスチャンが動揺し、アナは裏切られたと感じてしまう…。愛し合っているのに、すれ違ってばかり。ふたりは本当の幸せにたどり着くことができるのか?大型映画化決定!究極のラブストーリー、感涙の最終章へ!
夫と離婚し、酒浸りの日々を送るレイチェル。彼女は通勤電車の窓から、一組の幸せそうな夫婦を見つけ、昔の自分の姿と重ね合わせていた。その夫婦の家は、かつての自宅に近接しており、元夫は当時の家で新しい妻子と暮らしているのだった。絶望と闇を抱える女性三人の独白で描く、サイコスリラーの傑作!
ある朝、レイチェルは電車の窓から、理想としていた主婦の、不倫現場を見てしまう。その直後、主婦は行方不明に。失踪か、殺人か。捜査が難航する中、彼女の過去が徐々に明かされる。レイチェルは「真相」を告げようと被害者の夫に近づくが、それが悲劇の始まりだった。世界で絶賛された英国ミステリー、驚愕の結末。
科学捜査官リンカーン・ライムは、犯罪の天才ウォッチメイカーが獄中で死亡したとの報を受けた。その直後、新たな難事件がもちこまれるー腹部に謎めいた文字を彫られた女性の死体が発見された。犯人はインクの代わりに毒物で刺青を刻み、被害者を毒殺したのだ。現場で発見できた証拠物件はごくわずかだったが、犯人が残した紙片はニューヨークで起きたある連続殺人に関する書籍の切れ端だったーライムが解決した“ボーン・コレクター”事件である。犯人はボーン・コレクターの手口とライムの捜査術に学び、殺人をくりかえしているのか?次の犯行はどこで起きるのか?被害者に彫られた文字は何を意味する?スキン・コレクターの真の狙いはいったい何か?すべてを解くカギは証拠の中に!“ドンデン返しの魔術師”ディーヴァーが放つ会心作。緻密な伏線と手がかりから、二重三重に擬装された衝撃の完全犯罪が浮かび上がる!
不況にあえぐエディンバラで、ドラッグとアルコールと暴力とセックスに明け暮れる若者たち。ヘロイン中毒のレントン、ケンカ好きのベクビー、気弱なスパッド、女たらしのシック・ボーイ。仕事も希望も何もない。絶望的な状況のなかで、レントンは仲間たちと一緒に売人から大量の麻薬を手に入れ、一攫千金を狙うのだが…。友情や裏切り、人生の選択という普遍的なテーマを描いた90年代を代表するイギリス青春小説の傑作。
文学部の女子大生のアナスタシア・スティールは、若き実業家クリスチャン・グレイをインタビューすることになった。恋の経験のない世間知らずなアナは、ハンサムで才気あふれるグレイに圧倒され、同時に、強く惹きつけられる。グレイもアナに好意を持っている様子で、ふたりは急激に近づいていく。しかし、彼にはある「ルール」があった…。世界的ベストセラー三部作、第一弾。
グレイの豪邸を初めて訪れたアナに差し出された、二通の契約書。それには秘密保持義務と、彼とつきあう女性が守るべきさまざまなルールがそれぞれ定められていた。食事、服装、エクササイズの方法から、信じられないようなセックスの詳細まで。普通の恋人同士になることを夢見ていたアナは大きなショックを受け、苦悩する。それでも彼女はグレイを拒むことはできなくて…。
グローバル企業の経営者として成功して巨万の富を築き、愛する家族にかこまれたグレイ。だが、その灰色の瞳の奥には、過去に苛まれ、周りを支配せずにはいられない傷ついた男がいた。グレイとの大胆で情熱的な関係に乗りだしたアナは、その隠された彼の苦痛と対峙し、さらに自分自身の暗い欲求とも向き合うことになるが…。大型映画化の原作、文庫化。
マサチューセッツ工科大で女子大学院生の変死体が発見された。遺体を検めたスカーペッタは奇妙な事実に気づく。全身に粉末状の蛍光物質が撤かれていたのだ。夫のベントンはワシントンDC連続殺人事件と同一犯とにらみ、問題の粉末は犯人が施した「儀式」の痕と推理する。真相は何か!?検屍官シリーズ第21弾。
“金曜夜の計画を確認。当日の死傷者は数千に上る見込み”。イギリスへの大規模テロ計画の存在が察知された。金曜までの6日で計画を阻止せよー指令を受けた男の名はジェームズ・ボンド、暗号名007。攻撃計画の鍵を握る謎の男を追って彼はセルビアへ飛ぶ。世界最高のヒーローを世界最高のサスペンス作家が描く話題の大作。
イギリスへのテロ攻撃の鍵を握るのは、“アイリッシュマン”と呼ばれる謎の男。精緻な計画と臨機応変の才で知られるその男は、ボンドの手を逃れ続ける。ロンドン、ドバイ、南アフリカーボンドが決死の追撃を続ける一方、テロ実行の金曜日は着々と迫る。巧妙に擬装されたテロ計画の全貌をボンドは暴けるのか?
アメリカ政府を批判していた活動家モレノがバハマで殺害された。2000メートルの距離からの狙撃。まさに神業、“百万ドルの一弾”による暗殺と言えた。直後、科学捜査の天才リンカーン・ライムのもとを地方検事補ローレルが訪れた。モレノ暗殺はアメリカの諜報機関の仕業だという。しかも「テロリスト」とされて消されたモレノは無実だったのだ。ローレルは、この事件を法廷で裁くべく、ライムとアメリア・サックスを特別捜査チームに引き入れる。スナイパーを割り出し、諜報機関の罪を暴けーライムと仲間たちは動き出す。だが現場は遠く、証拠が収集できない。ライムはバハマへの遠征を決意する。一方、謀略の隠蔽のため暗殺者が次々に証人を抹殺してゆき、ニューヨークで動くアメリアに、そしてバハマのライムにも魔の手が…
悩みを抱えたスーパーモデルが、うっすらと雪の積もったロンドン高級住宅街のバルコニーから転落死した。警察も世間も事件を自殺と片づけたが、疑いを抱いた彼女の兄は、私立探偵コーモラン・ストライクに調査を依頼し…あのJ.K.ローリングが、「ロバート・ガルブレイス」のペンネームで書いていた、大絶賛のミステリー小説!!
退役軍人のストライクは、体にも心にも痛手を負っていた。しかもいまの人生自体、粉々に砕けそうだった。この事件の依頼を受ければひと息つけるかもしれない。しかしその“対価”は予想を超えたものだった。若いモデルの込み入った世界に立ち入れば立ち入るほど、邪悪な影がちらつき、核心に近づけば近づくほど、予想もつかない危険が迫る…あのJ.K.ローリングが、「ロバート・ガルブレイス」のペンネームで書いていた、大絶賛のミステリー小説!!
西暦2041年。革新的なネットワーク“オアシス”が張りめぐらされた世界は、深刻なエネルギー危機に陥っていた。ある日、その“オアシス”の画面に、「ジェームズ・ハリデー死去」のニューステロップが流れる。ハリデーは、“オアシス”を開発し運営する、世界的億万長者で、ゲーム業界のカリスマ的存在だ。テロップに続いて、ハリデーの遺書ともいえるビデオメッセージが現れ、“オアシス”内に隠したイースターエッグを一番先に見つけたものに、遺産のすべてをゆずることが宣言されたー!全米ナンバーワン、SFアクションアドベンチャー!
その日から、老若男女問わず、世界中の“オアシス”ユーザーが、“エッグ・ハント”を開始した。勝者となるには、ゲームをはじめとするハリデーのあらゆる趣味嗜好に精通していなければならない。彼の残したヒントによると、“オアシス”のどこかに3つの鍵が隠されているというー。一方、めぐまれない環境で育ったウェイドは、現実世界では人と関わることが苦手な少年。学校の成績も容姿も並みで、コンプレックスの固まりのよう。その彼が莫大な遺産をめぐる争奪戦でトップに立ったことから、一躍、時の人となるのだが…。
路傍に立てられた死者を弔う十字架ー刻まれた死の日付は明日。そして問題の日、十字架に名の刻まれた女子高生が命を狙われ、九死に一生を得た。事件は連続殺人未遂に発展。被害者はいずれもネットいじめに加担しており、いじめを受けた少年は失踪していた。尋問の天才キャサリン・ダンスは少年の行方を追うが…。大好評シリーズ第二作。
いかなる嘘も見破る能力をもつ尋問の天才、キャサリン・ダンス捜査官は、休暇で訪れたフレズノで、人気カントリー歌手ケイリー・タウンがストーカーに悩まされていることを知らされる。その男エドウィンはメールアドレスを変えても即座に新たなアドレスを探り出す。数日後のコンサートに、エドウィンはやってくるという。ケイリーらが不安に震えるなか、彼女の側近、ボビーが殺害された。ケイリーのヒット曲の歌詞をなぞるような状況で。そして第二の殺人がーストーカーが一線を越えたのか?それとも?捜査権もなく銃も持てない状況で、ダンスは殺人者を追うが、事件の背後の陰謀は予想を超えるものだった…。