著者 : 濱嘉之
仙台郊外に立つ「医療法人社団清光会中東北総合病院」。婿養子で入った病院を一代で日本トップクラスの総合病院にした池田利宗と、出来損ないの次男として育ちながら、天才的な経営手腕を発揮し、時に手段を選ばずに病院とグループ企業をさらに大きくした池田利雄。父子二代を中心としながら、家族の確執、大病院の栄華とその躓きを描く長編小説。
警視庁公安OBの廣瀬知剛は大病院に常駐し、トラブルの対処を一手に担う「院内刑事」。ある日、製薬会社のMRから、多額の賄賂を受け取っている医師が院内にいると聞く。ジェネリック医薬品の闇を追う廣瀬。すると、病院が北朝鮮からサイバー攻撃を受けるー圧倒的リアリティで贈る、新感覚の刑事小説!
廣瀬知剛は、政治家も利用する大病院で働く警視庁公安OB。モンスターペイシェント、院内暴力、セクハラ、果ては暴力団関係者の対応まで、あらゆるトラブルの処理に追われている。ある日、脳梗塞で倒れた財務大臣が運ばれてきた。どうやら何者かに一服盛られたらしいー“院内刑事”の秘密捜査が始まる!
「この国に、真の諜報組織をつくれ!」警視庁公安部長の密命を受けた、国際派の若きキャリア公安マン片野坂彰。最強の先輩情報官と、音大出身で三か国語を操る女性捜査官を相棒に、特捜チームが始動する。最初の事件は、国境を望む対馬。一撃で三人を殺した黒幕はー。大人気の青山望シリーズに続く、公安小説の最先端!
「平壌放送の乱数表が複雑化している」米朝の苛烈なせめぎ合いで危うい変化が起きている。「同胞の協力関係を活かせ」という北朝鮮の世界規模の侵攻とどう戦うか。札幌、秋葉原、そしてシリコンバレー。一貫した哲学で他を圧する調査官・黒田純一が攻める!不透明ないまを生き抜くためのエンターテインメント。
東京マラソンと浅草三社祭で覚醒剤混入殺人事件が相次いで発生!警視庁公安部のエース青山の大胆な捜査の末に、暴力団と中・韓・露マフィアの複合犯罪が明らかに。最強かつ「最恐」の組織はどこか?青山と同期カルテットは人事レースを生き残れるのか?公安出身の著者ならではのリアルすぎる書下しシリーズ第12弾、遂に完結!
警視庁公安総務課OBの廣瀬知剛は、病院に常駐し、モンスターペイシェント、院内暴力、セクハラ、暴力団関係者の来院…院内で起きる様々なトラブルの対処を一手に担う「院内刑事」。ある日、製薬会社から多額の賄賂を受け取っている医師が院内にいると聞く。ジェネリック医薬品の闇を追う廣瀬。すると、病院が北朝鮮からサイバー攻撃を受けー圧倒的リアリティでおくる新感覚刑事小説!
教団幹部が次々に自白を始め、ついに身を隠していた教祖阿佐川が逮捕された。一方、長官狙撃事件は容疑者が絞れぬまま、迷宮入りが囁かれ始める。度重なる捜査情報の漏洩と内部告発で公安部が揺らぐ中、鷹田はある決断をする。貸金庫の大金と北朝鮮の関係は。平成最悪のテロ事件を描いた鎮魂の全三巻、完結!
京都・祇園祭の夜に銃声が響いた!コリアンマフィアと中国マフィアの抗争の背後には、北朝鮮のサイバーテロ、そして仮想通貨強奪計画があった。さらに絡まる半グレと芸能ヤクザの闇を、警視庁公安部のエース青山望が追う!同期カルテットも結集して日本の敵を「一網打尽」にできるのか?公安を知りすぎた著者の絶好調シリーズ第10弾。
カルマ真仙教教団施設に対する強制捜査が二日後に迫った朝だった。都内地下鉄車内で毒ガスが撤かれたとの一報に、公安部鷹田は愕然とした。どこから情報が漏れたのか。公安は、防げなかったー。多数の被害者を出した駅で惨状を目の当たりにした鷹田は鳴咽し、固く雪辱を誓うが。怒涛の警察小説!
組ご法度の覚醒剤取引に手を出した若頭が名古屋・栄で爆殺された。背後には、バハマリークスに端を発する国際金融の闇がー。英国のEU離脱、アメリカ大統領選と、意外な結果に終わった“国家簒奪”の波は、どこに向かうのか。日中韓のマフィア勢力図が激変するなか、公安のエース・青山望は国家の敵を追う。絶好調シリーズ第9弾。
日銀総裁からの極秘電話に警察庁幹部は震撼する。廃棄に回したはずの古紙幣千五百億円が、溶解処分されずに忽然と消えたというのだ。複数のコンビニATMから巨額の金が不正に引き出される事件も発生。二つの事件捜査にあたる情報室の黒田純一が着目したのは、金の輸送方法だった。最新の捜査技術でホシに迫る!
伊勢志摩サミット警備で緊迫する志摩半島の英虞湾で緊急事態発生!真珠養殖が盛んな“宝の海”から引き揚げられた死体は、闇経済を疾駆するブラックジャーナリストだった。汚職事件、テロリストの国際力学、ヤクザの世界ー暗部を抉るべく、公安のエース・青山望の才気が炸裂する。リアルすぎる公安警察シリーズ第8弾!
人身事故を起こしたと出頭してきた女。どこか他人事のような供述を繰り返す間に、事故車は修理に出され、痕跡を残すタイヤは転売されようとしていた。女の自宅からは大金が。事故は事件となり、エリート警察官や芸能界との関係が炙り出される中、意外すぎる真犯人像が浮上。警察が警察を追う、迫真のリアリティ!
初冬の温泉郷で発生したフグ毒殺人は、公安vs巨悪「頂上対決」の幕開けだったー。上海と香港の中国マフィア勢力争い、新旧日本ヤクザの利権争い、そして警視庁に巣食う派閥争い。それぞれの大分裂が絡み合う中、青山ら同期カルテットが対峙する新たな敵の正体とは。公安警察を知りつくした著者による人気シリーズ第7弾!
「蒲田署内で拳銃自殺だ」。遺体は強姦殺人事件の犯人を追いつめていた腕利きの巡査部長。警視庁人事一課、通称ヒトイチのエリート監察係長・榎本博史が真相究明に乗り出すと、警察のデータサーバーには防犯カメラから転送された驚きの画像がー「警察が警察を追う」シリーズ、絶好調第2弾!
大分・湯布院温泉で見つかった他殺体。被害者は九州ヤクザの大物・相良陽一だった。謎の凶器の解明を急ぐ青山が察知した日本を牛耳る巨大宗教団体の存在。事件は事件を呼び、舞台は京都、そして福岡へと広がる。黒幕・神宮寺武人、そしてチャイニーズマフィアに公安はどう対峙するのか。 累計54万部突破の「リアルすぎる警察小説」シリーズ第6弾!
警視庁人事一課、通称ヒトイチの若手監察係長・榎本博史は、警視庁内部の不正に昼夜目を光らせていた。大組織の片隅で囁かれる噂や、匿名の内部告発を洗っていくと、思わぬ人物に疑惑がおよぶ。監察に追われたら最後、仲間の警官といえども丸裸にされるー。緊迫の身内捜査シリーズ第1弾!