著者 : 濱嘉之
警視庁人事一課、通称「ヒトイチ」の若手監察係長・榎本博史は、警視庁内部の不正に昼夜目を光らせていた。大組織の片隅で囁かれる噂や、匿名の内部告発を洗っていくと、思わぬ人物に疑惑がおよぶ。監察に追われたら最後、仲間の警官といえども丸裸にされるーー。緊迫の身内捜査シリーズ第一弾!〈文庫書下ろし〉 第一章 新宿の舎兄 第二章 復讐のポルノグラフィー 第三章 灰色の筆致
待望の新シリーズ、堂々登場! これは本当にフィクションなのかーー元警視庁公安部出身の著者が、内閣官房長官を主人公に徹底的なリアリティーで官邸を描く!
諜報課工作員の榊冴子がコンゴの襲撃現場で見たカラシニコフ銃は、どれも中国製の不正コピー製品だった。中国の武器製造会社は今、どのように金を集めているのか。地下世界の実態を調べ上げ、揺らぐ共産党支配下の大国の急所を狙うべく、闇を駆ける日本人エージェントたち。彼らが見た現実とは。 プロローグ 第一章 武器の不正輸出 第二章 闇銀行 第三章 アフリカの現実 第四章 中国外交部長夫人 第五章 情報戦 第六章 工作 第七章 罠 エピローグ
どこまでもリアルな公安捜査の実態! 仮想通貨取引所の社長殺害事件と心不全による連続不審死事件。所轄から本庁に戻った青山は、二つの事件の背後に広がる闇に戦慄する。
欧米に続き、秋葉原駅前の銀行ATMもハッキング攻撃を受け、不正に多額の金が引き出された。捜査指揮官の黒田純一は世界規模のサイバーテロを視野に入れ、犯人像を宗教関係者と睨み、海外へ飛ぶ。奴らの狙いは金か、それともーー今日的な犯罪の手口と、その恐怖をリアルに伝える傑作警察ドラマ!<文庫書下ろし> 秋葉原でATMを狙ったテロが発生! これは現代の宗教戦争なのか 欧米に続き、秋葉原駅前の銀行ATMもハッキング攻撃を受け、不正に多額の金が引き出された。捜査指揮官の黒田純一は世界規模のサイバーテロを視野に入れ、犯人像を宗教関係者と睨み、海外へ飛ぶ。奴らの狙いは金か、それともーー今日的な犯罪の手口と、その恐怖をリアルに伝える傑作警察ドラマ!<文庫書下ろし> プロローグ 第一章 ATM誤作動 第二章 ハッキング拠点 第三章 聖戦 第四章 攻撃対象 第五章 銀行消失 第六章 炙り出し エピローグ
絶好調のベストセラー文庫書き下ろしシリーズ第4弾! 長崎・平戸に漂着した難破船。船内には中国人の5遺体が。警視庁の青山が公安的視点で汚染国家・中国を捜査した先に見た闇組織とは。
絶好調「文庫書き下ろし」シリーズ、待望の第3弾 青山と同期たちは異動で所轄の課長に。そこで直面したのは、凶悪化した「半グレ」元暴走族集団と中国マフィアが絡む裏社会だった。
次点から繰上当選した参議院議員の周辺で、次々と関係者が死んでいく。ある男は右腕が川に浮かび、ある男は不自然な交通事故にー。警視庁公安部警部・青山望の前に現れたのは、選挙ブローカー、刀匠、中国人鍼灸師、暴力団…。彼らが大きな権力の一点に結び付く。徹底的にリアルさにこだわった文庫書き下ろしシリーズ第二弾。
財務大臣が刺殺された。犯人は完全黙秘。身元不明のまま起訴される。特命の極秘捜査にあたる警視庁公安部警部・青山望が突き当たったのは、政治家と暴力団、芸能界が絡み合う壮大な「戦後の闇」だった。捜査手法、情報戦の実態など公安出身者にしか書けない圧倒的なリアリティで描く、インテリジェンス警察小説の新シリーズ。