著者 : 眠介
「ハッピーエンドになんないのは、あんたが生きてるからじゃないの!?」人を寄せ付けず『冷徹公女』と噂されるミリィは、『悪役令嬢』を自称するアンジェリーナに訳も分からず殺されてしまう。しかし目が覚めると、彼女は殺されるより3年前の世界にいた。復讐を誓うミリィだが、1人ではまた殺されてしまうだけ…。協力してくれる友達を作ろうと思い立ち、前回とは違った社交的な行動を心がけるミリィ。ところが、ずっと独りぼっちだったミリィの考えはことごとく空回り。周囲を巻き込んだ騒動の果て、思わぬ相手からも慕われることとなりー!?復讐から始まるやり直しコメディファンタジー、開幕!!
悪役令嬢としてゲームのシナリオからせっかく退場したはずが、聖女認定されてしまったアヴァリティア。でも、「パンを作ることはやめられない!」と聖女兼パン屋として二刀流の生活を始めることにした。ハンバーガーやホットドッグなど手軽に、でもお腹にたまる料理で忙しい作業員たちの食事事情を改善!さらに、甘い菓子パンが食べたいとメロンパンの開発に心躍らせていた!!そんなある日、美味しい洋ナシを求めて農場を訪れると、そこには魔物がいて…?
自らの横暴によって資源が枯渇し環境が破壊された地球から人類が宇宙へと旅立たざるを得なくなって400年余り、人々が暮らす巨大人工星の数は10を超えた。そのひとつ、第5人工星で暮らすユズリハとアクアはこの世に生を受けて以来の幼馴染であり親友であったが、ユズリハの一家が他星へ移住することに。再会を誓っての別離の間に人工星間で戦争が勃発し音信が途絶えたなか、16歳になったユズリハは故郷の星でアクアと偶然の再会を果たす。いまだに自分のことを男だと勘違いしているアクアにユズリハは恋心と告げられない秘密を胸に抱え込んでいたのだがー。
ファルトン伯爵家の長女セレナは、異母妹マリンに無理やり悪女を演じさせられていた。言うとおりにしないと、マリンを溺愛している父にセレナは食事を抜かれてしまう。今日の夜会でのマリンのお目当ては、バルゴア辺境伯の令息リオだ。-はいはい、私がマリンのお望みどおり、頭からワインをぶっかけてあげるから、あなたたちは私を悪者にしてさっさとイチャイチャしなさいよ…。と思っていたら、リオに捕まれたセレナの手首がゴギッと鈍い音を出す。「叔父さん、叔母さん!や、やばい!」「えっ何やらかしたのよ、リオ!?」骨にヒビが入ってしまいリオに保護されたことをきっかけに、セレナの過酷だった境遇は優しく愛に満ちたものへと変わっていく。
社畜OLからゲームの悪役令嬢に転生してしまったアヴァリティア。シナリオ通り断罪イベントをこなして、表舞台から華麗に退場することに成功した。「これで好きなことが出来る!」と前世の趣味・パン作りを始めるが、何故か騎士を拾ったり精霊が現れたりとトラブルが発生!彼らは、パンの不味い世界でアヴァリティアが作るふわふわのロールパンやチーズたっぷりのクロックマダム、あんバターサンドなど美味しいパンにメロメロになってしまい!?
英雄騎士で公爵家の当主、みんなが憧れるルイ様に求婚された男爵令嬢の私、リリー。だけど結婚してから二年ー私はルイ様から嫌われ、義母と義姉から虐げられる日々を送っていた。それというのも、義母は私のことを贅沢三昧をして使用人をいびる「悪女」だとルイ様に吹き込んでいるから!ルイ様がいないときは使用人以下の扱いを受けて、いつもボロボロなのに…。そんな仮初めの夫婦生活にも慣れたある日。いつものように庭で掃除をしていると、手のひらサイズのモフモフしたとっても可愛い小動物が!ルイ様そっくりの瞳と毛並みをもつその子に、つい声をかけてしまったのだけど…「もしかして、あなたはルイ様?」「なぜわかったんだ!?」まさかの本人なの!?しかも私のことを使用人だと勘違いしているみたいでー。モフモフになった旦那様とボロボロな若奥様の、ちぐはぐで甘々なラブファンタジー!
ある日、皇太子に呼び出されたクロードの帰りを心待ちにしていたリーシャだったが、翌日公爵家に訪れたのはなんと国軍。話を聞くと、クロードに謀反の疑惑が浮上したとのことだつた。クロード不在の公爵家を守ろうとするも、邸宅内捜索に押し切られそうになるリーシャだったが、クロードの父アンドレの加勢により事なきを得る。どうやらこの一件には第二皇子、そしてロザリモンドの実家が絡んでいるようでー。三食昼寝付き生活を目指す公爵夫人の奮闘記、第四弾!
呪いを解くスキル『解呪』しかできないレイクは、メンバーから無能だと言われパーティーを追放されてしまう。ダンジョンの中に置き去りにされたレイクは、なんとかたどり着いた隠し部屋で、最高ランクアイテムとされる“呪い魔神の指輪”を見つける。さっそく解呪して装備してみると、指輪から銀髪美少女・ミウが現れて!?SSSランクの最強呪い装備でどんな依頼もサクッと解決。爽快ざまぁストーリー、開幕!
王国随一の資産を有する男爵家の跡取り娘で、国内の有力貴族子女が集うエーデル学園に通うパトリツィア・レッジと護衛兼従者のロルフ・シュタレイン。パトリツィアが推しに愛と情熱と莫大なお金を貢ぐ日々を送る中、王子アルドを巡り彼女の最推し・シェイラとベル家の令嬢・レジーが揉めている場に遭遇する。レジーの態度に違和感を覚えたパトリツィアはベル家の周辺の土地を買い占めたり、レジーの身辺調査をしたりすることに。すると、ベル家が王子の傀儡政権の樹立を画策していることが発覚して…。「すべては推しのため」を信念に富豪令嬢がお金ですべてを解決する推し活ファンタジー。
十二歳になり王太子の婚約者選定パーティーに参加したセレナ・アーシェンハイドは、自身がかつては“稀代の悪女”と呼ばれた王太子の婚約者で、王太子と義妹に無実の罪を着せられた末、十八歳で獄中死したことを思い出す。「ヤバい、王太子との婚約は絶対に避けなきゃ!」とっさにその場にいた獣人の騎士グレン・ブライアントに求婚し、無事に王太子との婚約を回避したセレナ。ところが、最初は子供の戯言と相手にしていなかったグレンが本気になって求婚してきてー!?一途な獣人の甘い溺愛にセレナは戸惑いつつも惹かれ始めて…。
敵地状態だったリンドベルド公爵領から無事に戻ってきたリーシャは、執事のラグナートから意外な報告を受ける。どうやら、リーシャの実家であるベルディゴ伯爵家が破産状態とのことだった。クロードからどうしたいのかを問われたリーシャは、援助しない方針を決めたのだがー。三食昼寝付き生活を目指す公爵夫人の奮闘記、第三弾!
Aランク冒険者パーティに所属する白魔導師のレイは、“ヒール”を一度使うと動けなくなる役立たずとしてパーティを追放されてしまう。手渡されたのは、ダガーナイフたった一本。SSSランクダンジョン、“ユグドラシルの迷宮”にただひとり放置されたレイは、死を覚悟するが…。「お前が初めてじゃよ。ここまでたどり着いた人間は」何かに導かれるように、レイはダンジョン最下層“世界樹”に住む謎の少女・ノルンと出会う!“世界樹の涙”を飲んだことで無限の魔力を手にしたレイは、この過酷なダンジョンで生き残るべくノルンに鍛えられ…。「ノルン、僕…やり残したこと、あった」最強へと至った少年は、たった一本のナイフを手に、再び地上へと舞い戻る…!最弱だった少年がナイフ一本で無双する!最強ハイファンタジー、ここに開幕!
婚約破棄され家を追い出された後、クレスの屋敷で働くルビナは、無意識に距離を縮めてくるクレスにドキドキしっぱなし。一方のクレスも、ルビナへの恋心を自覚してから思い悩む日々を送っていた。そんなある日、ルビナの元婚約者・ワルターが、ルビナのもとに押しかけてくる。家に帰ってくるよう迫るワルターに対し、ルビナがとった行動とは…?そして惹かれ合うルビナとクレスの恋の行方は…!?我侭放題だった妹・イナのその後や、王太子とその妃の苦悩、ルビナの母の隠された真実など、むずきゅん&急展開の第二巻!
公爵夫人として過ごすリーシャは、領内の視察を兼ねてミシェルと共に市場へ。初めてみる領内は新鮮でわくわくするような体験ばかり。ふと気になった広場の人だかりを見てみると、そこにはもふもふとした可愛らしい生き物がー三食昼寝付き生活を目指す公爵夫人の奮闘記、第二弾!
伯爵家の娘リーシャは後妻の母娘に虐げられていたが、そんなリーシャに結婚の話が届く。相手はイケメン堅物仕事人間のリンドベルド公爵。周囲からの結婚の打診がうるさかった公爵は、お互いの私生活に口を出さない、仮面夫婦になってくれるような令嬢を探していた。そんな条件に当てはまったリーシャは、結婚に際して1つの条件を提示する。「三食昼寝付き、なおかつ最低限の生活を提供してくれるのなら結婚します」実家の仕事などを全て行っていたリーシャは、常に忙しく寝不足続きだったのだ。この忙しさから解放されると喜んだリーシャだが、リンドベルド公爵邸では予期せぬことがー。三食昼寝付き生活を目指す公爵夫人の奮闘記がはじまる!
支店を開きほっと一息ついたところで、長らくルークの護衛を務めてくれたガーネットが王都へ帰省することに。しかしそれは、政略結婚の相手を見繕うための実家からの帰還命令ー真相を知ったルークは相棒を守るため急いで後を追う。人生初となる大都市の栄華に圧倒されつつも、ミスリル加工師組合に顔を出したり、顔馴染のAランク冒険者と再会したりと人脈をフル活用して情報収集を開始!だが時を同じくして、連続殺人鬼『夜の切り裂き魔』が王都に出没しー?
魔王戦争を勝利に導いたルーク。彼が営む武器屋の人気は留まることを知らず、ルークは二号店を開くことを決意する。しかし開店準備の前に休みも必要!ルークは慰労のため店員たちにリゾートへの船旅をプレゼントする。名所を巡って川下り、そして水浴着で水遊びと一行はバカンスを満喫!その一方で、ルークの打ち立てた功績は王都でも話題になっていた。なんと、彼を近衛騎士団たる竜王騎士団の一員として迎える案が王宮から発案されたようで…?
万能“修復”スキルで武器屋を営むルークには、温泉郷を魔王軍から守った功績から、騎士叙任の話まで浮上していた。そんな中、今度は町ぐるみで騎士団の魔王城領域の攻略に協力することに。新たに機巧技師を迎えパワーアップした武器屋は、時計や通信装置などの新アイテムを提供。また、武器以外にも粉末状の即席ポーションや、暖をとれる巻物なども手広く扱い、人類の地下拠点をより豊かにしてゆく。しかしその活躍ぶりから魔王直々に目をつけられー!?