著者 : 秋川滝美
人見知りで要領の悪い日和は、なんとか滑り込んだ就職先でも叱られてばかり。 会社をやめようかと悩んでいると、社長から気晴らしに旅に出ることを勧められた。 初めて一人で行った熱海で、ひとり旅の魅力に取りつかれ、どんどんと行動範囲を広げていった。 プライベートが充実してくると、仕事への影響も、周りの目も少しずつ変わってくるーー。 日和は小宮山商店株式会社に勤めて8年。 3月のはじめ、斎木課長に会議室へ呼び出され、お説教かと心配していると、なんと昇進についてだった。 仙川係長が退職するにあたり、麗華を係長に、日和を主任することを考えているという。 いい話に違いないけれど、昨日と同じ今日が続くことこそが望ましい日和にとっては、プレッシャーが大きすぎた。 「同じである必要はない」という斎木の言葉も素直に受け止められずにいると、 天気も良く、繁忙期もすぎたので旅に出ることをすすめられ、日和は徳島・香川へ向かった。 これが自分と向き合う大切な旅になるのだった。 旅先は岩手、三重、徳島、香川! 第一話 岩手 中華そばとお餅 第二話 三重 牛にぎり寿司と鰻丼 第三話 徳島 絶品ハマチと徳島ラーメン 第四話 香川 骨付鶏と讃岐うどん
トキメキも癒やしもバッグに詰め込んで…… まだ知らない味と君に出会う旅! グルメ×絶景×旅の人生満喫本! 会社員の梶倉日和は初めてひとりで行った熱海で旅の魅力に取りつかれ、 行動範囲を広げると同時に心も大きく成長した。 年始、旅を通して恋人になった蓮斗と鎌倉へ出かけることに。 行列は話していればあっという間、ごはんは分け合えていろいろな味が食べられる。 ひとりでもふたりでも旅は楽しいことに気付かされるのだった。 秋のよく晴れた日、父の還暦祝いを兼ね家族で四万温泉へ向かう。 しかし大人4人を満足させる旅は至難の業。宿探しから難航してーー。 恋人と食べ歩きで鎌倉、博多! 友人と行き当たりばったり盛岡! 家族で父の遠層祝いに四万温泉! 大人気シリーズ「ひとり旅日和」の番外編が登場! 恋人と、友人と、家族と、誰かと行くからこそ味わえる旅もある! 第一話 鎌倉 本格ソーセージとビール 第二話 博多 揚げたて天ぷらと長浜ラーメン 第三話 盛岡 冷麺食べ歩き 第四話 四万温泉 上州牛とおっきりこみ
プライベートが充実してくると、仕事への影響も、周りの目も少しずつ変わってくる。 ある日、事務用品の販売会社で働く日和は、鳥取で行われる見本市にアシスタントで行ってほしいと頼まれた。 翌日そのまま鳥取に残れることになったが、仕事のプレッシャーから、旅の計画はほぼゼロでーー。 ひとり旅を始めて5年。初めて一人で行った熱海で、ひとり旅の魅力に取りつかれ、どんどんと行動範囲を広げていった。 パワースポットを巡り、土地のおいしいものに舌鼓をうち、旅を重ねるたびに自信がついて、心が大きく成長していくのだった。 日和は、企画切符で福島を訪れたり、遠距離恋愛中の蓮斗に会う前にひとりで長崎・佐賀を満喫したり、 まだ出会えていない絶景とご当地グルメを求めて旅に出る! 今回の旅先は福島、佐賀、長崎、鳥取! 第一話 福島 --スワンシュークリームと円盤餃子 第二話 佐賀 --絶品ゲソ天と温泉湯どうふ 第三話 長崎 --垂涎のレモンステーキ 第四話 鳥取 --モサエビと活イカ姿造り
人見知りで要領の悪い日和は、なんとか滑り込んだ就職先でも叱られてばかり。 会社を辞めようか悩んでいると、社長から気晴らしに旅に出ることを勧められた。 初めて行った熱海で、ひとり旅の魅力にとりつかれ、どんどん行動範囲を広げていく。 日和は、仲の良い会社の先輩・麗佳の結婚を機に、これまで貯金をしてこなかったことに焦りを感じる。 今後は計画的に旅をしようと心に誓い、9ヶ月我慢したのちに選んだ行き先は石川・能登『のとじま水族館』! お目当ては日本でジンベエザメを飼育している水族館をコンプリートすることだった。 その後も土地のおいしいものに舌鼓をうち、春日山神社、海釣り、笹川流れ遊覧船など、旅を大満喫する。 ある日、麗佳から、想いを寄せる蓮斗が転勤をするという話を聞く。 本人と連絡を取っているにも関わらずその素振りはなく、 教えてくれなかったことにモヤモヤしていたが、それには理由があってーー。 今回の旅先は石川、新潟、山口! 第一話 能登 極上刺身定食 第二話 妙高 ドロエビと新潟味噌 第三話 村上 新潟 村上牛と日本酒呑み比べ 第四話 山口 瓦そばとフグ
子供の入院に付き添う日々を送るシングルマザーの美和。子供の病気のこと、自分の仕事のこと、厳しい経済状況ーー立ち向かわないといけないことは沢山あるのに、疲れ果てて動けなくなりそうになる。そんな時、一軒の小さなカフェが彼女をそっと導き入れてーー(夜更けのぬくもり)。「夜更けのぬくもり」他4編を収録。先が見えなくて立ち尽くしそうな時、深夜営業の小さなカフェがあなたに静かに寄り添う。夜闇をやさしく照らす珠玉の短編集。
温泉、プラネタリウム、神社仏閣、水族館! 絶景に心を奪われる!! 日和は会社の社長のすすめで行ったひとり旅にはまり、 東京〜長野〜名古屋の「一筆書きの旅」に出るまで成長した。 旅を重ねるごとに自信が付き、仕事にも恋にもいい影響をもたらしている。 しかしある日突然、旅欲がなくなってしまった。これまで純粋に楽しんできたつもりが、 現実から「逃げるため」に旅をしていたのかもしれない、 と落ち込んでしまう。日和は悩みながらも、高知、愛媛、宮崎、鹿児島へ向かうがーー。
東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情があるーー。全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載! 旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の番外編第三弾!!
人見知りで要領の悪い日和は、なんとか滑り込んだ就職先でも叱られてばかり。会社をやめようかと悩んでいると、社長から気晴らしに旅に出ることを勧められる。初めて一人で行った熱海で、ひとり旅の魅力に取りつかれ、どんどんと行動範囲を広げる日和。宇都宮、和歌山、秋田、青森、沖縄と、パワースポットを巡り、土地のおいしいものに舌鼓をうち、満喫していく。 ひとりで暮らす叔母の体調が悪いと聞き、秋田まで様子を見に行くことにした日和はせっかく遠出をするのだからと、母の憧れの地である奥入瀬渓流にも立ち寄ろうと計画する。優柔不断で自分にも自信のなかった日和が人とのふれあいによってひとまわりもふたまわりも成長していくのだった。さらに、想いを寄せる蓮斗との関係にも変化が起こり……。 グルメ×旅×おひとりさま女子に贈る、人生満喫本! 第一話 宇都宮 --餃子三昧 第二話 和歌山 --マグロ丼とめはり寿司 第三話 奥入瀬 --川魚と煎餅汁 第四話 秋田 --アカシアの天ぷらそばときりたんぽ鍋 第五話 沖縄 --沖縄そばと海ぶどう
素泊まり温泉旅館「猫柳苑」の食事処「ヒソップ亭」に、働き者の安曇が新しく仲間入り!向上心が高く勉強熱心な安曇の姿に、主人の章はますます「猫柳苑」の夕食復活に向けて意気込むが、突然の不況にヒソップ亭にも不穏な影が立ち込めてー。
東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情があるーー。全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載! 旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の番外編第2弾!
人見知りで要領の悪い日和は、なんとか滑り込んだ就職先でも叱られてばかり。 会社をやめようかと悩んでいると、社長から気晴らしに旅に出ることを勧められる。 初めて一人で行った熱海で、ひとり旅の魅力に取りつかれ、どんどんと行動範囲を広げる日和。 函館、房総、大阪、出雲、姫路と、パワースポットを巡り、土地のおいしいものに舌鼓をうち、満喫していく。 プライベートが充実してくると、仕事への影響も、周りの目も少しずつ変わってくる。 さらに、旅の先輩の麗佳や、気になる相手・蓮斗との関係にも変化が起こり……。 第1話 函館 ご当地バーガーとウニ丼 第2話 房総 メロンパンと城の名の酒 第3話 大阪 たこ焼きと肉吸い 第4話 出雲 出雲そばと鯛飯 第5話 姫路 えきそばとひねぽん
数年前に有名料亭の料理人をある事情から辞めた章は、素泊まり温泉旅館「猫柳苑」の食事処「ヒソップ亭」の主人に。厳選素材の料理に、名酒を揃える店は評判となるが、史跡めぐりの定年退職者、ひとり旅の女性、出張の中年男性など、店を訪れる客たちは様々な事情を抱えていて…。
二度あることは三度ある!?閉店の危機を二度切り抜けた堀内百貨店、三度目のピンチは催事場の業績悪化。さらに、仕事の適性に悩む社員や、神輿の指導が厳しすぎるがんこ親爺のことまで相談され、事業部長・高橋伝治の悩みは深まるばかり。そんな中、「蕎麦と酒」に着目した新企画にひとすじの光明がー?
人見知りで要領の悪い日和は、なんとか就職した就職先でも叱られてばかり。自分は仕事に向いていないのではないかと悩んでいると、社長から気晴らしに旅に出ることを勧められる。最初はひとり旅など無理だと尻込みしていたが、旅好きの同僚に後押しされ、旅に出ることに。最初は日帰りができる熱海へ。神社を訪れ、出来立てのゆで卵の味に舌鼓を打ち、干物の味に感動! さらにそこには、思わぬ出会いが待っていた。ひとり旅の楽しさに気付いた日和は、さらに、佐原、仙台、金沢、博多へと遠くへ足を延ばしていくようになる。少しずつ日和の成長していく姿は、仕事にも影響し始めて、周りの目も少しずつ変わっていくーー
駅前にある大型喫茶店ケレスの特筆すべきはメニューの豊富さだ。厳選された茶葉のドリンクは言わずもがな、多種多様なフード類を売りにする。包丁部の先輩、翔平と颯太がそこでバイトに精を出していると聞きつけた大地は早速面接に臨むのだが…。焼き肉ピラフや特製オムライスなど、まかない飯もとびきり美味。垂涎必至のシリーズ第三弾。
シリーズ累計92万部 『居酒屋ぼったくり』の著者、最新刊! 元ツアコン・万智の 絶品「郷土料理」教室は 「思いやり」に溢れている…… お題は『どんどろけ飯』『トンテキ』『冷や汁』etc. ざっくりだけれど、楽しく、美味しく、親切に。 ツアーコンダクターとして15年間、国内外を旅してきた常磐万智(ときわまち)は、 義母の介護のため退職。旅先で料理について学んだ経験を生かし、 義母の死去後、自宅で料理教室を営むことに。 珍しい郷土料理を扱う教室には、亡き妻を偲び、あるいは両親のため、 老若男女の生徒たちが通ってくる。そして万智の家庭にもある事情が……
お祭り復興と連動し、閉店危機を免れた堀内百貨店だが、「聖域」のデパ地下も売上低迷。事業部長の高橋伝治は、人気おにぎり屋を出店させようと奮闘するが、出来たてに拘りを持つ店主は断固拒否。バブル世代の高島マーケ部長、瑠衣そして若手店員の協力を得て「迷わば進め」の伝治が繰り出す奇策で奇跡が起こる!?
通称・包丁部、いわゆる料理部の活動拠点である調理実習室には今日も、とっくに引退したはずの3年生、翔平と颯太が入り浸る。引退セレモニーでは、翔平のボリュームたっぷりな二段重ね弁当が振る舞われるのだが…。存続危機に直面する弱小部の男子高校生らが腕を振るう蜂蜜たっぷりマドレーヌやふわふわ肉まんに魅せられる垂涎必至のストーリー。
麻有子(46歳)は、美術館に勤める学芸員。シングルマザーで中学二年の娘・葵がいる。東京の郊外で親子二人、平和に暮らしている。そんな折、麻有子の姉・鈴子から「母が倒れた」と電話がかかっきた。そもそも麻有子自身は、母とも姉とも折り合いが悪く、どうしても避けられない冠婚葬祭以外は極力関わらないようにしてきた。帰省など一ミリたりともしたくない。しかし、一向に聴く耳を持たない姉は、「とにかく来て」の一点張り。しかも、いつの間にか、麻有子に退院した母の世話を押しつけようとしているのだ。電話ではらちが明かなくなったため、仕方なくお見舞いに行くことに。そこから、麻有子の「家族」という檻に捕らわれるようになってきてーー。あらためて家族とは何かを考えさせられる、著者渾身の問題作!