著者 : 秋川滝美
中部事業部長となった高橋伝治は、以前店長をしていた堀内百貨店が閉店の危機にあることを知る。古巣のピンチに自ら乗り込んだ伝治だが、何でも「気合い」で乗り切ってきたバブル部長を若手店員たちは煙たがる。伝治は彼らと旨いお店で腹を割りつつ、お祭り復興に取り組む地元店主たちとも知り合って…。
通称・包丁部、いわゆる料理部は運動部が盛んな男子校において弱小この上ない。存続の危機に直面する中、抜群の料理の腕を誇る部長・翔平と、イケメンで話術に長ける副部長・颯太に挟まれて、元陸上部で今や包丁部エースの大地がいよいよ新入生勧誘に乗り出す。がっつり飯と伝統の豚汁に魅せられた男子高校生が繰り広げる垂涎必至のストーリー。
売り上げ減少で閉店のピンチにあった堀内百貨店はどうにか危機を脱したものの、依然、低迷が続いていた。事業部長の高橋伝治はデパ地下テコ入れのため、名古屋で大人気のおにぎり屋を出店させようとするが、店主はとことん頑固者。「類友」の高島マーケティング部長、「マドンナ」瑠衣などの協力を得た伝治に秘策はあるのか?
男子校「包丁部」の活動拠点、調理実習室には、とっくに引退したはずの3年生が今日も入り浸る。新部長の勝山大地は、もう何度目になったかわからない台詞を繰り返した。「颯太先輩、毎日来てくださるのは嬉しいんですけど、さすがにそろそろやばくないっすか?」…華麗な包丁さばきで酸いも甘いもみじん切りだ!?料理馬鹿たちのちょっぴり塩辛青春の日々。
「気合い」なバブル部長は救世主それとも時代錯誤オヤジ!?店長をしていた堀内百貨店に事業部長として再び関わることとなった高橋伝治だが、売り上げは激減し、閉店の危機にあることがわかる。時代と部下のせいにする店長に、「気合い」の足りない店員たち。伝治はバブル時代に培ったグルメぶりを発揮し、若い店員たちと、おいしいお店で互いの理解に努めるのだが…… 「気合い」なバブル部長は 救世主? それとも時代錯誤オヤジ!? 閉店危機にあるデパート再生のため事業部長の伝治は、 若い店員たちと旨いお店で「腹を割ろう」と目論むが…… 『居酒屋ぼったくり』の著者、最新作! 店長をしていた堀内百貨店に事業部長として再び関わることとなった高橋伝治だが、 売り上げは激減し、閉店の危機にあることがわかる。 時代と部下のせいにする店長に、「気合い」の足りない店員たち。 伝治はバブル時代に培ったグルメぶりを発揮し、 若い店員たちと、おいしいお店で互いの理解に努めるのだが…… 書店員さんも共感! 大切なのは「人の力」。一生懸命はカッコいい! ーー三省堂書店営業企画室 内田剛さん 空腹感わき立つグルメシーンに、読後は満腹と感動が待っていました。 ーー山下書店南行徳店 古沢覚さん 同じ店員として見習わなければと、心が熱くなりました! ーー書泉ブックタワー 江連聡美さん 現状に諦めかけていた人たちが、少しずつ目を輝かせる姿に、背中を押されました。 ーー紀伊國屋書店横浜みなとみらい店 安田有希さん 第一章 フロア朝礼 第二章 駅のポスター 第三章 小料理屋での集い 第四章 社員食堂にて 第五章 百貨店のある町
東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情があるー旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の書籍化!全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載!
すったもんだを経て、ようやく元上司・瀬田とともに生きることを決めた茅乃。勇気を振り絞って彼が住むニューヨークにやってきたものの、英語はわからない、習慣の違いもストレスになる…と疲れることばかり。しかも、そんな時いつも茅乃を癒してくれる、あの「ありふれたチョコレート」は、ニューヨークでは入手困難で…どうしてもあのチョコレートが欲しい。しかも、アメリカでも手軽に手に入れられるようにしたい…追い詰められた茅乃が選んだ手段は、なんとアメリカに製菓工場を誘致すること!?爆発的人気のエンタメ恋愛小説、待望の第2巻!!
ひょんなことから、俺様財閥総裁・原島俊紀に気に入られ、彼の専属夜食係になった谷本佳乃。俊紀の事故、会社の危機など艱難辛苦を乗り越えた彼女は、俊紀との間に新しい命も授かり、あとは結婚式を待つばかり。けれど、義母である和子とはぎこちないまま…佳乃はなんとか和子との関係を修復しようとするがー義母との関係修復に奮闘する「いい加減な和解」他、出産編「いい加減な登場」、育児&仕事復帰編「いい加減じゃない保育所」の全3編を収録。俺様総裁と、一筋縄ではいかない元夜食係のすったもんだストーリー、待望の第3巻!