著者 : 空野進
オープンワールド型RPGの世界にひとり放り出されてしまった相馬卓也。辺境領主・ソーマとして領地経営に励むうちに、メイドのクルシュにツンデレ探索士のラーレ、聖騎士アルバン、神龍のエーファと個性的な領民が増えていった。さらに領民待望の商店もできて、何もなかった辺境の地も随分住みやすく発展していた。そんな賑やかながらもまったりした時間の流れるソーマの領地へ、今度は聖女がやってくることになり…?
オープンワールド型RPGの世界に転生してしまった平凡な会社員・相馬卓也。やりこみゲーマーである彼は、難易度の高い職業「辺境領主」でゲームをスタートさせてしまったことから、転生時にも設定が反映されてしまい何もない辺境の土地に放り出されてしまう。小屋を作って、土地を耕してーサバイバルから始まった領地経営も、気づけばポンコツメイドにツンデレ冒険者、脳筋聖騎士にドラゴンなど、仲間がワイワイ集まってきて…。スローで賑やかな領主生活が今はじまる。
父である国王が病に倒れ、10年ぶりに祖国に戻ってきた第一王子の俺が王都に到着すると、そこには目を疑う光景が広がっていた。大通りに人はおらず、商店では閑古鳥が鳴き、田畑は荒れ果てて、完全に廃れている。調べた結果、どうやら貴族たちが反乱を起こしたらしい。このままでは俺の代で国が滅んでしまう…せっかく贅沢三昧できる地位があるというのに!絶対に俺がこの国を立て直してやる!まずは、優秀な人材をかき集める。それがたとえ魔王でも…。歴代最高の王子?王国の救世主?俺はただ、自分のために金を稼いでいるだけなのだがー。「小説家になろう」発、大人気王国再建ファンタジー!
領民のスペックが絶賛インフレ中!?ホワイトな求人を出したことで、勇者や聖女、果ては魔王まで領民とすることに成功し、領民0の危機から脱したライル。お次はかつかつの懐事情から、鉱山を開拓することに!鉱石の採掘だけではなく、温泉施設も作れて、大満足!しかし、隣の領主もその鉱山を狙っておりー。「小説家になろう」発、異世界領地経営ファンタジー、第二弾!
ポーション売りの少年、シィルは小さな怪我や風邪に使うポーションを販売していた。しかし、実はそれがただのポーションではなく、どんな怪我や病気も癒す伝説の薬、エリクサーだとは、彼自身は知らなかった。いつもと変わらない毎日を送っていたある日、息苦しそうに歩いてくる貴族の少女と出会う。その少女は薬師や医師、魔法使いの誰も治せなかった難病を患っていたのだが、シィルの薬ですぐに完治してしまう。一気に評判になるシィルの“ポーション”。次第に、冒険者や王家すら欲しがるようになっていく。無自覚にエリクサーを精製する心優しい少年の新しい生活が幕を開けるー。
ツカサたちはミランダの依頼を受けてライズゴッド王国へとやってきた。しかし道中の怪しい罠や街に活気がないことに不信感を感じていた。国王から畑の不作による貧窮を改善してほしいと頼まれるツカサたち。実際に畑へと赴き、その調査を始めると、ただ畑に栄養が足りないだけ…簡単に治る症状だということが判明する。しかし、この国を蝕む病気はそれだけではなかった。仲間の中に幻惑薬による症状にかかる者が現れる。鑑定で調べてみるとこの薬は調合で作られたものではなくユニーク魔法で作られたものだということがわかる。その治療薬の調合を始めていると、とある人物が薬調合の力を持っていることがわかるのだった。