著者 : 笹生陽子
世界がぼくを笑っても世界がぼくを笑っても
浦沢中学2年D組、6番、北村ハルト。貧乏×父子家庭。母はメール一通で家を出て、親父はあらゆる賭け事で負け続ける。この世の中、持てる者と持たざる者とでできているのは知っている。せめて学校生活だけでも平和に過ごしたい。しかし学校の危機に来たのは史上最弱ダメ教師。そしてハルトの前に更なる危機が!
空色バトン空色バトン
ある日突然おかんが死んだ。現役男子高校生のオレに、通夜の席に現れた三人組のおばさんたちが渡してきたのはおかん達が中学の時に作った漫画同人誌だった。25年前の同人誌が場所も時代も性別も超えて伝える、あの頃の輝きー。児童文学の旗手による、何気なくも大切な日々をつないだ青春連作短編集。
きみが見つける物語 ティーンエイジ・レボリューションきみが見つける物語 ティーンエイジ・レボリューション
きみが見つける物語。ずっと忘れない、世界は変えられると感じた日のことを…。ティーンエイジ・レボリューション。痛くて切なく美しい十代の日々を描く、極上のエバーグリーン・ストーリー。
今夜も宇宙の片隅で今夜も宇宙の片隅で
「ネットにアクセスしてる時って、無限の宇宙空間にほうりだされた小さな星になっている気がしない?」ぼくたちはつながっている。ちょっぴりの勇気があれば、いつだって誰とだってつながれる。
バラ色の怪物バラ色の怪物
本当の敵は誰かー中学二年の遠藤トモユキは、壊した眼鏡を内緒で買い替えるため“行動する中学生の会”代表の三上のもとでアルバイトをはじめた。学校のボランティアでは、ピンク色の髪の問題児、吉川ミチルと親しくなる。二人と出会い、精神的にも肉体的にも変化していく遠藤は、ある事件に巻き込まれる。
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