著者 : 糸加
なにがあろうと、私がそばで、エルヴィラを守る! 「がうがうモンスター」でコミカライズ好評連載中! ルードルフとエルヴィラが結婚して、一年。 『乙女の百合祭り』の準備に励んでいた二人のもとに、アレキサンデルの訃報が伝えられた。トゥルク王国では、幽霊となったアレキサンデルの目撃情報が相次ぎ、エルヴィラの父・ルストロ宰相に殺害の容疑が向けられていた。 アレキサンデルの「鎮魂の儀」を行うため、トゥルク王国へ向かうことになる、エルヴィラとルードルフ。 アレキサンデルの死、そして幽霊の目撃情報の真相はいかに。 逃亡した聖女と恋愛奥手な皇太子による異世界隣国ロマンス、第四弾!
悪人に多い黒髪に生まれたことで、家族から悪魔と迫害されてきたジュリア。それゆえ膨大な魔力の持ち主であることを隠してひっそり暮らしていたが、突然、国王ルイゾンの再婚相手に選ばれる。しかも、いきなり双子王子の継母になることに…!?初めは子育てに自信がなかったジュリアだが、とっても可愛い王子たちにもうメロメロ!しかし、王子たちは魔力がないせいで虐げられていてーそんなの許せない!とジュリアは王宮改革&魔力特訓をスタート。可愛い義息子の為なら魔力解禁でなんでもしちゃう!家族愛溢れる子育てファンタジー、開幕!
卒業パーティで王太子デレックから、突然婚約破棄を告げられたヴェロニカは、心の底から歓喜した。「ヴェロニカ・ハーニッシュ!私はお前との婚約を破棄し、フローラ・ハスとの新たな婚約を宣言する!」「いいのね!?」「え?」「本当にいいのね!」デレックは知らなかったのだ。ヴェロニカが本当の大聖女であること、フローラが大聖女を詐称していること。そして、自らの資質が試されていたことを。明かされる真実。幼馴染の第二王子から告げられる恋心。「ヴェロニカ、僕と婚約してくれませんか?」大時計台を司る大聖女が崇められる世界の恋物語。運命の新たな歯車が回り出すー!
エルヴィラがゾマー帝国に来て初めての冬が訪れようとしていた。もうすぐ「恥ずかしがり屋の聖女様の聖誕祭」が開催される。庶民も貴族も一緒に楽しめるお祭りということで、張り切るエルヴィラ。そして迎えた聖誕祭当日、エルヴィラ以外の聖女が誕生したとの驚きのニュースが届くー逃亡した聖女と恋愛奥手な皇太子による異世界隣国ロマンス、第三弾!
魔力のない伯爵令嬢・アリツィアは帳簿付けに夢中で社交界に一切興味なし。家族からは結婚の心配をされるが、数多の令嬢が花嫁の座を狙う公爵家の令息・ミロスワフと密かに恋愛中なのだ。そして留学から戻ったミロスワフと婚約し、幸せの絶頂…のはずが、自由奔放なエリート魔力使い・カミルに気に入られ、最愛の妹を人質に婚約破棄を迫られてしまい!?
トゥルク王国から戻り、ゾマー帝国で無事に日常を取り戻したエルヴィラ。そんなエルヴィラの元に、トゥルク王国にいる兄のリシャルドよりオルガとの結婚式に招待したいとの連絡が届く。トゥルク王国でエルヴィラが危険な目に遭わないか心配なルードルフは、リシャルドたちをゾマー帝国に呼ぶことにしたのだがー逃亡した聖女と恋愛奥手な皇太子による異世界隣国ロマンス、第二弾!
聖女にしか育てられない『乙女の百合』を見事咲かせたエルヴィラに対して、若き王、アレキサンデルは突然、「お前が育てていた『乙女の百合』は偽物だった!この偽聖女め!」と言い放つ。同時に婚約破棄が言い渡され、新しい聖女の補佐を命ぜられた。偽聖女として飼い殺しにされるのは、まっぴらごめん。隣国の皇太子に誘われて、エルヴィラは国外に逃亡することを決意。一方、エルヴィラがいなくなった国内では、次々と災害が起こりー逃亡した聖女と恋愛奥手な皇太子による異世界隣国ロマンスが、今はじまる!