小説むすび | 著者 : 茲助

著者 : 茲助

目の前の惨劇で前世を思い出したけど、あまりにも問題山積みでいっぱいいっぱいです。 2目の前の惨劇で前世を思い出したけど、あまりにも問題山積みでいっぱいいっぱいです。 2

元平民の公爵令嬢ネオン・テ・トーラは政略結婚のため無理やり南方辺境伯爵ラスボラ・ヘテロ・モルファの元へ嫁がされた。ネオン・モルファとなった彼女は愛されない白い結婚の中、負傷兵が放置される救護院を視察したショックで看護師だった前世を思い出した。 その知識を活かして彼らを看護し、南方辺境伯騎士団 十番隊医療班の隊長へ就任したネオンは、医療院を立ち上げる。さらに、公爵夫人による慈善事業として孤児院への支援も始めたい。 そんな中、辺境伯領の街リ・アクアウムでは「女神の花祭り」という大きな祭りが近づいていてーー! ネオンは孤児院支援のためのバザーを花祭りで行うため奔走し、医療院へ医者を迎えるため面会をし…… 相変わらず忙しくていっぱいいっぱいです! 序章 あまりにも問題山積みでいっぱいいっぱいですからね? 一章 第九番隊隊長と、新事業 二章 策士にやられた! 三回目! 三章 まったくもって、かみ合いません。 四章 握り潰した噂の火種と、仰天スクラブ 五章 あれこれ押し付け、お断りです! 六章 環境改善(改)と各々のけじめ 七章 感情のジェットコースター(この世界にはないけど) 八章 医師、降り立つ 九章 次から次へと、いろいろ起こりすぎです 十章 恋に落ちた!? 寝言は寝て言え! 終章 惨劇と問題の元凶は、彼女の怒りを理解できない 書き下ろしSS

目の前の惨劇で前世を思い出したけど、あまりにも問題山積みでいっぱいいっぱいです。(1)目の前の惨劇で前世を思い出したけど、あまりにも問題山積みでいっぱいいっぱいです。(1)

三大公家テ・トーラ家の血を引くネオンは幼き頃に公爵家を追い出され、母と兄弟と共に平民として暮らしていた。しかし18になると政略結婚のために連れ戻され、辺境伯当主ラスボラ・ヘテロ・モルファの元へ嫁がされる。 家族のため政略結婚を受け入れたネオンだったが、ラスボラに愛することはないと突き放され、開き直って悠々自適な引きこもり生活を満喫していた。 そんなある日、家令と侍女長に勧められ辺境騎士団の視察に出たネオンだったが、そこで目にしたのはまともな治療もされずにあばら家に閉じ込められる負傷した騎士たちの姿だった。 その“惨劇”の光景に思わず嘔吐し、同時に看護師であった前世の記憶を思い出すーー! 「私は辺境伯夫人として、最初の慈善事業『負傷者への看護』を行わせていただきます」 序章 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 第八章 第九章 第十章 終章 用語集 特別短編

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