著者 : 草凪優
美貌の熟女・麗子と出会ったことで遼一の運命は狂いだした。屋外で強制された自慰行為、白覆面に全裸という屈辱的な拘束体位…。結婚直前の身にもかかわらず、彼は麗子に命ぜられるがままに恥辱プレイに溺れていく。しかし彼女は交わることを許さず、生殺しの快楽に悶え泣く遼一は、やがてやり場のない性欲を爆発させる…。官能小説のニューウェーブ・草凪優が渾身の筆で描いた究極のMプレイ3部作第1弾!
会社員本山健一の恋人はやっかいなタイプ。猫のように大きな瞳の童顔で小柄、ショートの黒髪がよく似合う美人。そのうえ体の相性も抜群。だが、職場での協調性はなく、ブリッ子でチヤホヤされるのが大好きという、まさに「女の敵」なのだ!そのせいで社内トラブルや擦れ違いなど問題が続出。やがて会社が危機に瀕した時、彼の愛が試される!?世の男女に贈る純愛官能。
佐世は25歳の客室乗務員。酔客にからまれたところを中年男に助けられた。二人は流れで銀座のビヤホールへ。「さっきの男、誤解をしてたよね。九浅一深の話さ、あれは…」下ネタ話になぜか、のってしまった彼女は…(第1話「佐世」)。様々な女性の体験告白風小説を20編収録。
業績悪化に苦しむ損保代理店課長の田口(42)は、法人契約をまとめた部下の千咲(32)と寝てしまう。彼女には社内結婚した年下の夫がいた。危ういダブル不倫は爛れてゆく。深夜のオフィスや屋上での交接、ウリセンボーイとの乱交。その度に千咲の知的な美貌は羞恥に歪んだ。刹那の快楽こそが救いだった。だが快感に溺れ切った田口の心は、やがてちぎれていく…。官能ノワール長編。
美奈子は滝川クリステル似の23歳。書店のお気に入りの作家の棚の前で偶然出会った冴えない男と話が弾んで、なぜか男の部屋まで来てしまった。官能小説を朗読させられた美奈子は次第に感情がこもりすぎてしまう。(第1話「美奈子」)。女性視点での体験告白風小説を20編収録。週刊現代連載『平成好色女列伝』改題。
美咲は29歳のOL。遅刻しそうになり急いで乗った電車は満員で、ひどく汗をかいてしまった。このままでは出勤できない、どこかでシャワーを浴びなくては、と思った時、出会ったのは前の会社の上司のあの男だった。実体験のように、打ち寄せる昂りの官能短編集第一弾。
雨の露天風呂での情交。あれが、わが最後の華だったのか?地方都市で飲食店や娯楽施設を展開するグループ企業を一代で築いた樫村隆造は、近頃倦んだ日々を送っていた。相談役に退くとともに男の機能も不全になってきたのだ。しかし、一人の熟女が社を訪れたときから、隆造の身辺と下半身はざわめき始めた。彼女こそ社長時代の秘書、そして露天風呂の女であった…。回春エロス快作!
会社では控えめなOLも、高級ランジェリーを身にまとうと途端に大胆になる。副業で女性用下着の訪問販売を始めた奥崎は、女たちの自宅を訪ね試着を勧める日々だった。ある日、とりわけ地味な女性・真弓のガーターストッキング姿を見た奥崎に電流が走る。その艶めかしさに夢中になってかきくどくも、拒まれた奥崎は、せめて足で踏んでくれと懇願するのだったー官能文庫大賞作家・草凪優が贈る、エロティックなOL物語。
佐内朋貴、19歳。引きこもりの朋貴にとって、若き家庭教師・梨乃は唯一の救いだった。ある日、衝動を抑えきれず梨乃を押し倒そうとした朋貴はあっさりと反撃にあい、彼女の目の前で自慰を強要される。恥ずかしくて死にそうだったのも束の間、やがてやみつきの快感を覚え、朋貴は性の奴隷となってゆく。淫らな梨乃の登場で、一見平和だった佐内家は軋み始め、破滅へと突き進む。オリジナル官能シリーズ第3弾。
佐内功児、33歳。夜の街での生活に疲れ、地方都市に住む兄・啓一のもとを訪ねた功児を待っていたのは、若き家庭教師・梨乃の肉体だった。昼は清純、夜は淫らな顔を見せる梨乃に功児は魂を奪われ、彼女を東京に連れて行くと約束する。一方、啓一の妻は浮気を繰り返しており、兄はそのせいで揉め事に巻き込まれていた。功児はトラブルを解決するふりをして大金をかすめとる計画を立てるが…オリジナル官能シリーズ第2弾。