小説むすび | 著者 : 荒俣宏

著者 : 荒俣宏

怪と幽 vol.019 2025年5月怪と幽 vol.019 2025年5月

特集は「アラマタ伝 -帝都物語40周年ー」。荒俣宏×佐野史郎対談、「帝都物語」最終話の構想、荒俣宏年表など。表紙は丸尾末広による描き下ろし。連載も本誌でしか読めない豪華執筆陣。お化けを愉しみ、お化けを読むなら「怪と幽」! === 特集 アラマタ伝 -帝都物語40周年ー 1985年、荒俣宏による「帝都物語」シリーズの第1巻『帝都物語1 神霊篇』が刊行された。百年にわたる日本の歴史を、科学・都市計画・風水まで、著者の英知を注いで作られた本シリーズは大ヒット。実写映画化、OVA化もされ、社会現象を巻き起こした。陰陽道・神秘学などの知識を物語に取り込み社会に広く浸透させ、40年を経た今もなお、様々な作品や文化に多大なる影響を与えている。著者の荒俣氏自身も、幻想文学、図像学、博物学と、誰もが把握できないほど深淵な博覧強記ぶり、そして奇行の数々で知られ、今も変わらず各界をざわつかせ続けている。本特集では「知の巨人」、荒俣宏が社会に遺してきた数々の伝説と、今後の活動に迫る。 【対談】荒俣 宏×佐野史郎 「『帝都物語』をつくった我々は、一体何者だったのか」 【寄稿】峰守ひろかず 「小説『帝都物語』ガイド」  【インタビュー】りんたろう 「OVA『帝都物語』シリーズ監督が語る 魔魅の「帝都」」 【寄稿】荻堂 顕、柴田勝家 「帝都・伝奇・退魔の遺伝子」 【インタビュー】岸川雅範 「神田明神・禰宜から見た 「将門」と「帝都」」 【年表】荒俣宏年表 伏屋 究 【寄稿】「私は見た! アラマタ伝説」 あがた森魚、大竹真由、風間賢二、鹿島 茂、京極夏彦、鴻上尚史、小松和彦、坂上治郎、下中美都、野村芳夫、藤森照信、横尾忠則 【インタビュー】荒俣 宏 ロングインタビュー 「荒俣宏という方法」 【目録】アラマタ所蔵本大放出 【エッセイ】荒俣 宏「40周年目の帝都物語計画」 ●表紙 丸尾末広描き下ろし 荒俣 宏×「帝都物語」 ◆特集のほか連載など多数  【小説】京極夏彦、有栖川有栖、山白朝子、澤村伊智 【漫画】諸星大二郎、高橋葉介、押切蓮介 【論考・エッセイ】東 雅夫、村上健司×多田克己 【怪談実話】ねこや堂、蛙坂須美、木根緋郷 【グラビア】MON、芳賀日出男+芳賀日向、佐藤健寿、怪食巡礼 ほか 【情報コーナー】ファントムシータ、小林千晃×梅田修一朗(『光が死んだ夏』アニメ)、梨×かぁなっき×加藤よしき(『禍話n』)、鈴木光司(『ユビキタス』)、真山隼人+沢村さくら(京極夏彦「巷説百物語」浪曲化)、クリハラタカシ(『余談と怪談』)、好井まさお(『好井まさおの怪談を浴びる会』)、と金(「Scary things in Japan」)、柳生忠平(「妖怪万博2025」)、桜井伸也(怪談図書館)、堤 邦彦(『女霊の江戸怪談史』)、藤川 Q(化け通『都市伝説解体センター』) etc.…

怪と幽 vol.017 2024年9月怪と幽 vol.017 2024年9月

「怪と幽」17号は、特集二本立て! 第一特集  怪を語る イベントや配信などで語られる怪談を楽しむ流れが大きな盛り上がりを見せている。もちろん先駆者は数十年前から「語り」を主軸に活動し、その存在は広く知られてきた。だがいま、さらに新たな語り手がどんどん生まれている。感染症流行時期には配信活動の隆盛があり、その後、リアルな場を共有するイベントも、様々な規模で開催されるようになった。世間では《怪談師》という呼称もすっかり定着。伝統芸能の語り芸とはまた異なる、語り・しゃべりの怪談文化が一大ジャンルとして築かれた。そのように怪談を語る人たちは、そしてそれを楽しむ人たちは、いま何を見つめているのか。現場では何が起こっているのか。現代の怪談語りシーンに迫る。 【インタビュー】稲川淳二 【対談】川奈まり子×吉田悠軌 【対談】はやせやすひろ×夜馬裕 【ルポ】百物語怪談会 【実録】百物語 川奈まり子、チビル松村、はやせやすひろ、深津さくら、松永瑞香、村上ロック、夜馬裕 第二特集  『真・女神転生V Vengeance』 神話や伝承に語られる超常の存在ーー「悪魔」が現代に出現したら、世界はどのように変貌するのか。そんな想像を具体化させたかのようなロールプレイングゲームが「真・女神転生」シリーズだ。 1992年発売の第一作『真・女神転生』以降、30年以上の長きにわたり「メガテン」の通称で親しまれる本シリーズの最新作『真・女神転生V Vengeance』は、今年6月に発売されると、わずか3日間で全世界売上が50万本を超える大ヒット作品となった。太古の神話から現代の都市伝説に至るまで、さまざまな出典の悪魔が織り成す独自の世界観の中、善悪だけでは語りえない重層的なストーリーと、美しくも恐ろしい個性的なキャラクター造形で、世界中のプレイヤーを熱狂させる『Vengeance』。そんな大人気ゲームの悪魔的魅力の根源に迫る。 【グラビア】『真・女神転生V Vengeance』とは? 【インタビュー】小森成雄(ディレクター) & 土居政之(キャラクターデザイナー) 【インタビュー】土居政之 【ガイド】『真・女神転生V Vengeance』 (勝手に)悪魔全書 by怪と幽 【対談】黒 史郎×藤川 Q 特集のほか、連載など多数! 京極夏彦小説新連載も開始!

怪と幽 vol.003 2020年1月怪と幽 vol.003 2020年1月

「怪と幽」第3号は、妖怪ブームに沸く台湾を特集。 ●特集 妖怪天国 台湾 【インタビュー】何敬堯「台湾の妖怪と、妖怪ムーブメント」 【紀行】村上健司「旅行のついでに立ち寄りたい 台湾の妖怪伝説地」 【インタビュー】瀟湘神、NL、小波「臺北地方異聞工作室とは?」 【怪談実話】瀟湘神「山の中に潜む恐怖 現代台湾魔神仔実話」 【寄稿】伊藤龍平「台湾と日本の「妖怪」、くらべてみれば…… 概念の伝播、付与されるアイデンティティ」 【寄稿】林巧「アジアのなかの台湾のお化け」 【復刻】日影丈吉「騒ぐ屍体」 【寄稿】東雅夫「華麗島に魅せられた文豪たち」 【インタビュー】曲辰「台湾における妖怪/怪談文芸事情」 【紀行】「日本と台湾の妖怪文化を繋ぐ 溪頭松林町妖怪村レポート」 【エッセイ】池澤春菜、伊藤潤二、椎名誠、東山彰良「妖しき華麗島」 ●小説 京極夏彦、有栖川有栖、近藤史恵、乙一、松村進吉 ●漫画 諸星大二郎、高橋葉介、押切蓮介 ●論考/エッセイ 荒俣宏、小松和彦、東雅夫、多田克己&村上健司、加門七海(新連載) ●グラビア しきみ、芳賀日出男、佐藤健寿、台湾妖怪紳士録、国際日本文化研究センター新所蔵画図、怪食巡礼 ●怪談実話 三輪チサ、吉田悠軌、小田イ輔 ●お化け友の会ひろば インタビュー 安達寛高 映画『シライサン』 インタビュー ホセ・サナルディ『南米妖怪図鑑』 対談 諸星大二郎×佐藤健寿『世界伝奇行』 寄稿 本城達也『昭和・平成オカルト研究読本』 レポート 宮本幸枝「不思議な宿」 etc……

怪と幽 vol.001 2019年5月怪と幽 vol.001 2019年5月

妖怪マガジン「怪」と怪談専門誌「幽」が劇的に合体し、ここに新雑誌「怪と幽」が誕生する。 待望の新連載「遠巷説百物語」をはじめ、豪華執筆陣による強力連載が目白押し! いざ、お化け好きの新天地へ! 特集1 妖怪と、怪談と 対談 京極夏彦×東雅夫 インタビュー 荒俣宏 小説競作 榎田ユウリ、朱野帰子、内藤了、宇佐美まこと 特集2 巷説百物語Reboot!! 「巷説百物語」シリーズ全作品紹介&キャラクター相関図 【小説】京極夏彦、小野不由美、有栖川有栖、恒川光太郎、近藤史恵、澤村伊智 【漫画】諸星大二郎、高橋葉介、押切蓮介 【論考・エッセイ】荒俣宏、小松和彦、東雅夫、多田克己、村上健司 【グラビア】Izumi、芳賀日出男、佐藤健寿、佐藤詩織(欅坂46) 【怪談実話】安曇潤平、川奈まり子、小原猛 【研究会レポート】国際日本文化研究センター、東アジア恠異学会、怪異怪談研究会、異類の会、怪談文芸研究会 【インタビュー&寄稿】松原タニシ、小山聡子、黒史郎、荻野慎諧 ほか 京極夏彦「遠巷説百物語」がスタート。人気イラストレータIzumiによる妖怪イラストや、欅坂46の佐藤詩織も登場!

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