小説むすび | 著者 : 青柳碧人

著者 : 青柳碧人

国語、数学、理科、誘拐国語、数学、理科、誘拐

出版社

文藝春秋

発売日

2013年7月9日 発売

勉強すると、人に優しくできるんだってーー。 『浜村渚の計算ノート』シリーズの著者がおくる、愛と感動の“塾”ミステリー! 舞台は、小中学生を対象にした「JSS進学塾」。ある日、塾の公式アドレスに「おたくの塾生、山下愛子を誘拐した」との脅迫メールが届いた。犯人の要求する身代金額は、なんと五千円。しかもすべて一円玉で用意し、千円ずつにわけて五人の学生講師がファミレスに持参せよ、という驚きの内容だった。ファミレスに集まった五人は、犯人によって一人ずつ順番に呼び出されるのだが、彼らを待っていたのは、それぞれが得意とする科目の難問、奇問。「こんな悪ふざけをするのは、あいつしかいない!」--五人は、塾に恨みをもつ元講師を疑うのだが、誘拐事件は、やがて意外な展開を見せる……。五人の講師たちは、少女を、塾を、救うことができるのか? いま塾に通っているみんなも、かつて通っていたお父さんお母さんも、一緒になって楽しめて、「読むと、勉強したくなる」(ここ重要!)、世界初の塾ミステリー。

希土類少女希土類少女

出版社

講談社

発売日

2012年4月29日 発売

日本レアメタル機構、通称「コミュニティ・マヒトツ」の職員・江波と<レアメタル生成症候群>の少女・冴矢。江波は与えられた職務をこなし、冴矢は限られた命をただ生きるだけだった。そんな二人が出会うとき、平穏な日常は少しずつ変わり始める。しかしそれは、隠されていたコミュニティの秘密を暴いてしまう、悲劇の引き金に過ぎなかったのである……。ヒットシリーズ「浜村渚の計算ノート」著者、最新SF長篇。 日本レアメタル機構、通称「コミュニティ・マヒトツ」の職員・江波。<レアメタル生成症候群>と呼ばれる少女たちの管理を行う江波は、少女たちに特別な感情を持たないよう、日々の業務を忠実にこなしている。 一方、14歳で入所したが未だにコミュニティの少女たちとなじむことができない少女・冴矢。自分が死ぬまでの運命が決められていることを知って、自暴自棄になっている。 とある出来事によりお互いを認識するようになった江波と冴矢だったが、この時点では、お互いがお互いにとって重要な存在になることに気づいていなかった。 やがて、コミュニティの一年で最も盛り上がる、体育祭の日が近づいてきたのだが……。 ヒットシリーズ「浜村渚の計算ノート」著者による、最新SF長篇!

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