著者 : 風見ゆうみ
「お前の顔はオレのタイプじゃないんだよ」--正妃候補として皇宮に呼ばれた公爵令嬢・セリーナ。皇帝の理不尽な理由によって正妃の座を妹に奪われてしまうが、セリーナは晴れやかな笑みを浮かべていて…?「承知いたしました、喜んでお受けいたしますわ!」側妃の地位を手に入れたセリーナは、気の向くままに別宮での皇宮ライフを送ることに。強要されない毎日、最高!…と楽しんでいたら、皇宮内で立て続けにトラブル発生!? 巻き込まれるのは御免ですが、私の平穏を脅かそうとするなら、多少のざまぁは構いませんよね? 捨てられ側妃の大逆転劇!
結婚したものの、夫から距離を置かれ、義実家で虐げられる日々を送っている伯爵夫人・サブリナ。ある日、夫と顔馴染みの令嬢の浮気現場に遭遇し、「妻がどう生きるかを決めるのは自分だ」と本音を聞いてしまう。夫への愛が一気に冷めたサブリナは即離婚を決断! 周囲の協力を得て、隣国で楽しく働きながら自由を満喫するサブリナは、今度こそ自分のために幸せになろうと明るい未来に向かって歩み始めていく。一方、元夫はサブリナを取り戻そうと必死で…? 私の人生は私のもの。あなたたちの理想に縛られる人生なんてお断りです! 虐げられてきた令嬢の人生の大逆転劇!
もふもふな仲間に囲まれて、楽しく過ごすことにしました! 幼い頃に両親が亡くなり、伯父であるフローゼル伯爵家の養女になったリゼは、姉のミカナから私の婚約者であるソファロ伯爵家の長男・エセロを渡せと言われる。 拒否したその日から、家族だと思っていた人達から嫌がらせを受けるようになる。 ミカナはエセロを誘惑し、エセロも彼女の気持ちを受け入れ、最終的に私は婚約破棄されてしまう。 その数日後、ミカナの婚約者のお父様であるノルテッド辺境伯が乗り込んできて……。
私、マリアベル・シュミル伯爵令嬢は、「姉のものは自分のもの」という考えの妹のエルベルに、婚約者を奪われ続けていた。 ある日、エルベルと私は同時に皇太子妃候補として招集される。その時「皇太子妃に興味はないのか?」と少年に話しかけられ、そこから会話を弾ませる。 帰宅後、とある理由で家から追い出され、婚約者にも捨てられてしまった私は、親切な宿屋の人に助けられ、新しい人生を歩もうと決めるのだった。 そんな矢先、皇太子殿下が私を皇太子妃に選んだという連絡が実家に届き……。