著者 : 馬路まんじ
“暗黒破壊龍ジェノサイド・ドラゴン”として転生した元社畜は、“ほどほど”の異世界生活を送るため、最強の力をひた隠して三級冒険者・ジェイドとして活動していた。そんなジェイドの当面の目標はマイホームを持つこと…なのだが、一向にお金が貯まらない。それもそのはず、無意識のうちに人助けのためにマイホーム用の貯金を配り歩いていたのだ。しかし、独身の男性冒険者限定の安宿住まいはもう限界。本格的にお金を貯める決意をする。「陛下ぁっ!会いたかったでしゅ〜〜〜!」そんな折、人化してメイド服を着た『バジ子』こと『石邪龍バジリスク』が押しかけてくる。ジェイドは成り行きで行く宛てのないバジ子を借宿に迎える。しかし、バジ子の過激な発言が隣人に漏れ聞こえた結果、マイホームを建てるどころか、住んでいる借宿すら追い出されてしまいー?これは最強の邪龍に転生した男の、自由気ままな異世界暮らしの物語。
異世界暮らしは、“ほどほど”が一番楽しい。 「やっぱり人間、ほどほどに生きてこそだよなぁ」 冒険者・ジェイドは、のんびり狩りをしたり、魔物素材で武器作りに励んだりと、自由気ままに生きる三級中位冒険者。 その真の姿は、魔大陸で暴れ回って恐怖と混沌をブチ撒いた最凶最悪の存在“暗黒破壊龍ジェノサイド・ドラゴン”--として転生した元社畜だった。 最強の力で無双したり、現代知識で富や名声を築いたり。 そんなことをして下手に活躍して注目を浴び、大量の仕事を強要されるような社畜暮らしは前世でこりごり。 人化魔法を使って冒険者になったジェイドは、最強の力をひた隠して“ほどほど”の異世界生活を送ることに。 お酒を造ったり、冒険者仲間とバカやったり。 たまにスラムでメスガキ姉妹を拾ったり、くっ殺女騎士に絡まれたりしながらも、そんな生活が最高に楽しい。 これは最強の邪竜に転生した男の、自由気ままな異世界暮らしの物語。
嫉妬深い国王の策略によりドラゴン退治を命じられたクロウ。向かった先にいたのはただのドラゴンではなく『七大災禍』の一つで封印されていたはずの『天滅のニーズホッグ』だった!!壮絶な戦いの末、重傷を負いながらもニーズホッグを倒したクロウ(と魔剣ムラマサ)。クロウと面会した王太后エルディアは、龍殺しの英雄を王家に引き入れるために王家の指輪をクロウに渡す。エルディアの考えも知らずに受け取ったクロウだったが、それがとんでもない事態を引き起こす!!魔剣を手に入れたらとんでもないことになっちゃったよファンタジー第二弾、クロウくんの受難ふたたび!
魔剣に呪われてしまったクロウ。彼の体をのっとった魔剣は、犯罪者や魔物を斬り、その魂を喰らっていく。呪われたのがバレたら自分が始末されてしまうと考えたクロウは、『悪を赦さぬ断罪者』として自分の意思で犯罪者や魔物を倒しているフリをすることにした(倒しているのは魔剣だけどね!)。が、それがかえって周囲の人々の賞賛と尊敬を集めて、ますますのっぴきならない状況に追い込まれてしまい!?クロウ「悪よ、滅びろ(うええええ、もう戦いたくないよおおお)」魔剣『魂!喰ウ!喰ウ!!喰ウ!!!喰ウ!!!!』クロウくんの明日はどうなる!?
魔物と意思疎通する能力のせいで迫害され、人間のギルドを追放されたエレンは、自分を慕う魔物たちを救うため、『魔王』として国家を作り上げた。ある時現れた、王国の第一王子スクルドに戦いを挑まれ、これを撃破し捕らえたエレンであったが、それをきっかけに、王族の一人ラグナルの思いもよらない凶行により、国内の実権を握られてしまう…。ラグナルの卑劣なやり口に激怒したエレンは、スクルドと共に王国の打倒を宣言し、かつてない戦いの火蓋が切って落とされたー!
テイマーギルドで働くエレン・アークスは、かつて人間と敵対していた『魔王』と同じ黒い髪を持っていたためにギルドの仲間から迫害を受けていた。そんな苦しい境遇ながらも心優しいエレンは、献身的にギルドの魔物たちを世話し、その中で魔物たちと意思疎通ができる能力に目覚めていった。しかし以前よりエレンを異端視していたギルドマスターは、エレンを追放してしまう。それに怒り狂ったのはエレンの事が大好きな魔物たち。そして魔物たちはエレンを想う気持ちから衝撃の進化を果たす…!
ー特区『シリウス』の領主となり、数多の亜人種たちを率いるべし。勘違いから聖女に祭り上げられ、その果てに国王ジークフリートから王令を受けた私、男爵令嬢のソフィア。その場の雰囲気から断りきれなかったけれど…。さすがに無茶すぎるよ〜!絶対嫌がらせを受けたりするし、最悪の場合は暗殺されちゃうかもしれない!恐々と、特区に足を踏み入れてみるとー。エルフの長からは謎の歓待を受けるし、獣人の族長は問答無用で斬りかかってくるし、ドワーフ族長からは死のトラップ満載通路を仕掛けられて!?「はぁぁ、どうしてこうなった。私の夢は、平和に生きていくことなのにッ!」一方その頃、ソフィアの動きを監視する国王ジークフリートのもとにも、きな臭い動きが見え始めていた…。ますますヒートアップ!何度も生死の境を切り抜ける、型破りな聖女の冒険譚、第2巻!