著者 : krage
激闘の末に王太子を救出し、強敵ネモフィラを打ち倒したコニー・ヴィレ。現在は王宮での女中業&バイトの諜報活動と、忙しくも穏やかな日々を送っていた。先の戦いで共闘した人事室長アイゼンからのアプローチや経理室長アベルの隠し子(?)騒動など、新たな厄介事も多いけどーー。一方義兄リーンハルトは、自身の体内にある〈聖獣の欠片〉の封印が緩み始めているのを感じていた。このままでは先の戦いのように聖獣の雪豹に変貌してしまう。人外のものとなる不安に苛まれながら封印の方法を探す彼は、やがてある真実に行きついてーー? チートな枯れ女子の活躍譚、聖獣編いよいよ開幕!
行方不明だった仲間とも合流し、王太子救出のため敵地を駆けるコニー・ヴィレ。過保護な義兄リーンハルト、頼れる上官アベル、さらには冷厳ながらもコニーを気にかける人事室長アイゼンとの連携で、怪奇な罠や異形の攻撃をかいくぐる。だが王家を憎悪し、無数の人間を殺めた影王子は、悪魔化の進んだ強敵ネモフィラを差し向け、コニーは一気に追いつめられる。その危機にリーンハルトの内なる封印がいよいよ解け始めーー。それを機に力を取り戻したコニーの反撃が今始まる! 様々な人々が戦い、その運命を変えた王太子選抜編、ついに完結! 義兄と上官の恋の争奪戦に人事室長まで参戦? 枯れ女子の戦いと恋の行方はいかに!?
剣術でも魔法でもない、俺だけにできることを探してーー第七王子ライ、目指すは商業国オッキデンス! シリーズ累計100万部突破!(電子含む) 本当にお待たせしました第3巻! 様々なアイデアで騎士科の授業を乗り越えるライモンド改めライ・オルトネク。 彼に可能性を見出したミューラー先生は、より知見を深めさせるべく、ライに国外への留学を提案する。 アルトゥールやシロー、オリバーと比較し剣術と魔法の才能を磨くより知識と技術、人脈を得ることが重要と考えたライは商業国オッキデンスへの留学を決断するが、同期生として従兄であるオスト帝国の皇太子ヴィルヘルムも留学が決まっていて!? ヴィル派の個性的な同行者たちと共に、第七王子ライの長い長い旅が始まるーー!
異形を操る影王子の企みにより王太子は攫われ、義兄のリーンハルトや人事室長アイゼン、多くの騎士たちも行方不明。国王は急遽救出隊を編成し、コニーも〈黒蝶〉の一員として加わることに。敵の妨害や無能な味方の後始末に追われつつ、アベルや〈黒蝶〉とともに歩みを進めていく。だが事ここに至って貴重な戦力の彼らが魔法薬で子供化してしまった! 戦闘に加えて子守りとか勘弁してくれませんか!? 一方同じ頃、仲間とともに捕らえられたリーンハルトは王子救出のチャンスを狙いつつ再びコニーに会うことを願っていたが、実は彼の身体の中でもある“変化”が起こり始めていてーー。囚われの王子も騎士も、子供化した仲間も皆まとめてお助けします! 大人気ヒロインの快進撃、緊迫の第5巻!
王位継承争いにも一応の決着がつき、ひとまず女中業に専念しつつ、経理・諜報も合間にこなすコニー・ヴィレ。その間も気になるのは、この争いの裏にいると思しき異形の影ーーと、最近〈求愛〉の意思を明らかにして毎日のように会いに来る義兄の存在。あくまで義妹の立ち位置であしらうものの、リーンハルトの方は恋敵である経理室長の接近に焦りを覚えていてーー。「私の義妹に何を言ってるんだ君は!」「彼女への頼み事に〈義兄〉の許可はいらないだろう」目の前で喧嘩を始める男二人に、枯れ女子コニーの反応はいかに? そしてそんな日常に浸食していく不穏な影の企みとはーー? 大人気ヒロインの快進撃、待望の第4巻!
《豊穣の聖女》の力で美味しい料理を作るポーリンは、ドラゴン族の末裔・セフィードさんとラブラブ婚約中。幸せすぎて食べすぎて、お腹の贅肉も元気に増量中だけどーー「ポーリンはまだまだ軽いし、可愛い」だなんて照れてしまう! ある時、悪しき力によって衰退している獣人の国を助けに行くことに。もしかして旅の途中、魔物で美味しい焼き肉ができるかも! 鼻息荒くセフィードさんと冒険者パーティーを組んで出発するが!?
貧乏男爵令嬢のノーラ・クランツは、夜会でアランという見知らぬ青年貴族から、突然、婚約破棄を言い渡される。 「誰? 婚約破棄って? そもそも婚約した覚えがないのだけれど」と内心で動揺するも、 今度はその貴族と同じ顔をしたエリアスと名乗る青年が、ノーラと婚約したいと詰め寄ってきてーー? 街では「紺碧の歌姫」と呼ばれ、ゆくゆくは歌を仕事にして街で暮らそうと思っていたノーラは、 本人に秘密にされていた婚約によって、名門貴族カルム侯爵の双子たちに巻き込まれていく! 第8回ネット小説大賞受賞作。
王位継承に試練に臨む第二王子のため、裏切り者探しをすべく諜報部隊のアルバイトとして働く万能女中。変装しての潜入捜査、人外との戦闘、最近ますます距離を詰めてくる義兄からの逃走、と駆け回るうちに、敵対する第一王子側に重大な事件が発覚しーー?