ルバイヤート
過去を思わず未来を怖れず、ただ「この一瞬を愉しめ」と哲学的刹那主義を強調し、生きることの嗟嘆や懐疑、苦悶、望み、憧れを、平明な言葉・流麗な文体で歌った四行詩の数々。十一世紀ペルシアの科学者、オマル・ハイヤームのこれらの詩は、形式の簡潔な美しさと内容の豊かさから、ペルシア詩の最も美しい作品として広く愛読されている。
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まえがき 解き得ぬ謎(1-15) 生きのなやみ(16-25) 太初のさだめ(26-34) 万物流転(35-56) 無常の車(57-73) ままよ、どうあろうと(74-100) むなしさよ(101-107) 一瞬をいかせ(108-143) 解 説 註 1979/09/17 発売