小説むすび | 白鯨 中

白鯨 中

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〈モービィ・ディック〉との遭遇をまえにして、さまざまな国籍の多岐にわたる人種をのせた、アメリカを象徴するような捕鯨船〈ピークオッド号〉の航海はつづく。ほかの船との〈出あい〉を織りまぜながら、鯨と捕鯨に関する〈百科全書的〉な博識が、倦むことなく、衒学的なまでに次から次へと開陳されていく。新訳。(全3冊)
第四二章 鯨の白さ

第四三章 聞 け!

第四四章 海 図

第四五章 宣誓供述書

第四六章 憶 測

第四七章 マットづくり

第四八章 最初のボートおろし

第四九章 ハイエナ

第五〇章 エイハブのボートとその乗組み──フェダラー

第五一章 潮吹きの霊

第五二章 アルバトロス号

第五三章 出あい

第五四章 タウン・ホー号の物語

第五五章 怪異なる鯨の絵について

第五六章 より誤謬すくなき鯨の絵、および真正なる捕鯨図について

第五七章 油絵に、歯に、木板に、鉄板に、石に、山に、星座にえがかれた鯨について

第五八章 オキアミ

第五九章 ダイオウイカ

第六〇章 綱

第六一章 スタッブ、鯨をあげる

第六二章 銛を打つ

第六三章 クロッチ

第六四章 スタッブの夜食

第六五章 美食としての鯨肉

第六六章 サメの虐殺

第六七章 脂身切り

第六八章 毛 布

第六九章 葬 式

第七〇章 スフィンクス

第七一章 ジェロボーム号の物語

第七二章 モンキー・ロープ

第七三章 スタッブとフラスクがセミ鯨をしとめ、つづいて、それについて語る

第七四章 マッコウ鯨の頭──比較対照的考察

第七五章 セミ鯨の頭──比較対照的考察

第七六章 破城槌

第七七章 ハイデルベルクの大酒樽

第七八章 水槽とバケツ

第七九章 大草原

第八〇章 あたま

第八一章 ピークオッド号、処女号にあう

第八二章 捕鯨の名誉と栄光

第八三章 ヨナにまつわる歴史的考察

第八四章 槍の遠投げ

第八五章 泉

第八六章 尾

第八七章 無敵艦隊

第八八章 学校と学校の教師たち

第八九章 「しとめ鯨」と「はなれ鯨」

訳  注

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第九〇章 頭か尾か 第九一章 ピークオッド号、バラのつぼみ号にあう 第九二章 竜涎香 第九三章 見捨てられし者 第九四章 手をにぎろう 第九五章 法 衣 第九六章 製油かまど 第九七章 ランプ 第九八章 収納と清掃 第九九章 ダブロン金貨 第一〇〇章 脚と腕──ナンターケットのピークオッド号、ロンドンのサミュエル・エンダビー号にあう 第一〇一章 デカンター 第一〇二章 アルサシードのあずまや 第一〇三章 鯨の骸骨の計測 第一〇四章 化石鯨 第一〇五章 鯨の大きさは縮小するか?──鯨は絶滅するか? 第一〇六章 エイハブの脚 第一〇七章 大 工 第一〇八章 エイハブと大工 第一〇九章 船長室のエイハブとスターバック 第一一〇章 棺桶のなかのクイークェグ 第一一一章 太平洋 第一一二章 鍛冶屋 第一一三章 ふいご 第一一四章 めっき師 第一一五章 ピークオッド号、バチェラー号にあう 第一一六章 死にゆく鯨 第一一七章 鯨 番 第一一八章 四分儀 第一一九章 ロウソク 第一二〇章 甲板、第一夜直もおわるころ 第一二一章 深 夜──船首の舷 牆 第一二二章 深夜の檣頭──雷鳴と稲妻 第一二三章 マスケット銃 第一二四章 羅 針 第一二五章 紐つき測程器 第一二六章 救命ブイ 第一二七章 甲 板 第一二八章 ピークオッド号、レイチェル号にあう 第一二九章 船長室 第一三〇章 帽 子 第一三一章 ピークオッド号、デライト号にあう 第一三二章 交響楽 第一三三章 追跡──第一日 第一三四章 追跡──第二日 第一三五章 追跡──第三日 解  説 メルヴィル略年譜 訳  注 2004/12/16 発売

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