ユリシーズ 4
ブルームはスレィーヴンを自宅へ案内して語り合い、彼の帰った後、今日一日のことをモリーに報告する。そしてYesで始まりYesで終わるモリーの内的独白で幕は閉じられる。第十六、十七、十八挿話。
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ジョイス文学の輝かしき頂点であり、二十世紀文学の偉大な指針でもある、『ユリシーズ』の新訳決定版。ダブリン。1904年6月16日。それはダブリンにとってはありふれた一日だったが、ふたりの中心人物にとっては平穏無事な日ではなかった。22歳の文学志望の青年スティーヴンと、新聞社の広告とりである38歳のユダヤ人ブルーム。彼らはダブリンのなかを歩きつづける。まだ親しくはならずに。第1挿話「テレマコス」から第10挿話「さまよう岩々」まで。 1996/06/16 発売
ユリシーズ 2ユリシーズ 2
図書館を出たブルームは、モリーのために猥本を探し、酒場でナショナリストと口論。浜辺で若い女の下着に欲情、モリーら女たちに思いを巡らす。読みやすい訳文、詳細な訳注で大作の全体像に迫る。 2003/09/24 発売