小説むすび | 夜の回帰線(上巻)

夜の回帰線(上巻)

夜の回帰線(上巻)

妊婦が惨殺されたー臓器と胎児の脳を摘出されて。ジミー・パス刑事はいきなり壁に突き当たる。押し入った形跡なし。被害者に苦悶の表情なし。犯人を目撃したはずの人物も、いっこうにその特徴を覚えていない。手がかりは、母体から検出された多種多様な化学物質と、現場に落ちていた奇妙な木の実だけだった…。知と血が絢爛に交錯する驚愕のスーパーナチュラル・スリラー、登場。

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