小説むすび | 神異伝(1)

神異伝(1)

神異伝(1)

出版社

徳間書店

発売日

1993年7月16日 発売

平家一門が檀ノ浦の海に滅んでから、はや十五年の歳月が過ぎ去っていた。京都神護寺の僧侶・明恵は、手を触れずに物を動かす力や、空中浮揚といった神異の力を操ることができた。ある日、琵琶湖の竹生島で夢見の術の修業をしていた明恵は、伊吹山方面に邪悪な影を感じとった。聖徳太子がはるか未来のことを書き記したという、南都秘宝中の秘宝『太子未来記』が奪い去られた事件と関わりがありそうだ。淫道外法により『未来記』の封印を解かんとする、北条政子のもくろみとは。鬼道妖変、超歴史大河ロマン第一弾登場。

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